94話について振り返る(95話や4巻描き下ろしについても少し)
※私の金的への性的な捉え方を多く含みます。ご注意下さい。
94話は私に多大なる影響を及ぼしました。6月8日はと言うと、推しが金的されているシーンを見て1時間程笑い転げ、ようやく落ち着いてきたかと思えば、定期的にドーマスが金的された事実が脳裏を過ぎり、そしてまた笑うという笑いのスパイラルに陥っていました。
1人で抱え切ることができず、友人にSkypeで通話をしてもらったはいいものの、私はひたすらに笑っていたという傍迷惑さ。ごめんよ友人、あとありがとう。
なんでしょうね、なんであんなに刺さったんだろう。普通にギャグとして面白かったのもあるんですけど、やはり性的だからですね。
まず、93話までの流れで私は(ついにドーマスにも生命の危機が!?しかし、私はそれも受け入れていきたい。覚悟して94話を読もう)くらいの気持ちでした。そこに来て金的。笑いますよそれは。こっちは推しが死ぬか死なないか、あの棍棒で推しの頭が吹き飛ぶかもしれない、そのぐらいの気持ちを持って94話のページを開いたんですよ!?
もうね、状況が理解できませんでしたね。推しが金的されると人はああなるんですね。多分2019年で1番笑っていたと思う。
金的はエロい…そう考える日が来るなんて思っても見ませんでした。
2018年8月末に王ランを知ってからずっと、ドーマスはリョナり甲斐のあるエロい男だと感じていました。故に2018年時点での公式のリョナ、52話の腹を棍棒で打たれるドーマスは至高でしたね。
そんな私にとって94話は奇跡です。
肉体的に傷つけることもできれば、精神的に傷つけることもできる。両方を可能にする「金的」という古典的な外道な攻撃手段。
推しが金的されたことを当時の私はオブラートに包んで、とある野球ファンの友人に話しました。どうやら野球の試合中にもデッドポールによる金的というものは、しばしば起こるらしく、それが起きた際には解説は笑うそうです。それを聞き私は(なるほど!)と思った訳です。
そう、金的は受けた本人にとっては重大な事態なのに、傍目から見ると滑稽でしかないというアンバランスさを携えているのです。
ここが金的の最も良いところ…と言っても過言ではないでしょう。
あのプライドの高いドーマスが、王に負けた。それだけでもドーマスは自尊心を傷つけられるでしょう。しかし、そこで負けた事実に加え、金的という下品な攻撃を受けてしまった。
これはドーマスの自尊心を大きく傷つけられる良い手段です。
まぁ、冥府騎士団の方々はとても優しかったので、デスハー央と一緒になってドーマスを笑うなんてことはしなかったのですが、ここで前述したように傍目から見ると、金的を受けて苦しむ姿は滑稽にしか映らないというのがミソになります。
もしあれで、他の冥府騎士団などのモブ兵士にまで笑われてたら、あの泣き方じゃ済まなかったかもしれませんね。エロいですね。そういう本欲しいな。ドーマスに恥をかかせたいという強い気持ちがある。
傍目から見ると ヘコ ヘココ…となってる滑稽で可哀想でこちらの加虐心を強く煽るドーマスの姿なんて、普通に描いたならただのラッキー金的です(ラッキースケベの亜種)。
しかし、十日先生はここで「ドーマスの成長」を描く為に金的を描いた…というのがまた良い。
なんならただの下劣な金的攻撃が、ドーマスの精神的成長を表す重要なピースになっているのです。故に、ただのギャグに収まらずストーリー上に必要なことに昇華されているわけです。この高度な金的シーンの描き方が94話の良さをさらに高めていると言えます。
とかなんとか丁寧に語りましたが、純粋にドーマスが股間押さえて震えて泣いてるのが好きってのが私の65%を占めていますね。
だってさ!?ドーマスがさ、股間を?押さえてる訳ですわよ!!あのボッス王国四天王ソードマスターであり金髪碧眼高身長顔立良釣眉切長目鼻筋高肩幅広自尊心爆高ドーマス様が、金的されて多くの人の前で…鼻水や涎を垂らし、痛みや羞恥に耐えられず涙を流しているんですよ!!!!!!!
興奮しない私がいるだろうか、いるに決まっている。
ドーマスに性的嗜好を狂わされた。元から微リョナは好きだったが、別に金的に対して特別な感情など抱いていなかった。それが2019年の6月8日を境に性的嗜好を広げてしまった。
実際のところ、ドーマスの金的されている姿だから良いんだと思っていたが、ラッキーマンのアニメを見ていて敵が金的されるシーンで破茶滅茶にテンションが上がってしまい、わざわざ巻き戻したので相当好きだと思う。https://twitter.com/nnnnnnooddera/status/1185495859636498432?s=20
↑当時のツイート
ドーマスが金的されて悶絶した絵を描いた時に、金的オタクの方にいいねを頂き、中々に嬉しかったですね。金的により悶絶する男の姿を見ることが至高の喜びである人間は結構この世に存在している。
ついでに当時の話を。4巻が6月12日発売で、94話は6月8日、95話は6月15日に更新されたんです。4巻の描き下ろしはドーマスでした。つまり…ドーマスの供給がヤバかったんです、この年の今頃は。あまりに過度な供給に私は混乱を繰り返しました。完全にキャパオーバーです。でも良かった、有り難かった。95話のオギャオギャドーマスと4巻描き下ろしの比較的シリアスなドーマスを、連続に受け取った気持ちと来たらやばいですよ。
あの時はすごかったな…。今のドーマスのシラサンペを受ける姿も凄いですが。
十日先生ありがとうございます。