@cw_now これは作者さんに送った「トーベルに帰す」の途中で気が狂ってる感想の伏せ 幻想水滸伝みたいな「!」の多さ
主人公の「トーベルに・仲間たちのところに帰りたい」という思いはずっと一貫していることを知りつつ、
そして一作目で描かれた魅力的なNPCたちのことを懐かしくも思いつつ、
プレイヤーとしては彼らよりも長い時間を過ごしてきたメイアーや親父さんや新人、市警さん……
そういった方々への愛着が強くて、「帰ってほしくないな……」という思いがもともと強かったです。
ひょっとしたら「帰る時・その選択」は描かれず、
このままずっとCW世界で冒険者として過ごすPCの姿のみがサザエさん的に描かれていく作品なのではないか……?と
なかば期待とともに想像していたのですが、完結編のタイトルを見た瞬間にそれらの幻想が砕かれ、ショック……。
プレイを始めてみればしっかり三年という作中時間が経過しており、
それまで出会った人々からの影響があったり、こなした依頼での信頼が積み重ねられていることなどが描かれていて、
そうか、これは停滞して歩みを止める物語ではないのだなぁ……。
一抹の寂しさも覚えつつ、その物語の持つ潔さ・エネルギーが嬉しくもあり。
そして途中からはこれが完結編であるという当初の物思いは吹き飛んで、目の前の事態に夢中になっていました。
CW世界で進化してしまった原住生物の絶望的な強さの前に、
連携しつつ武器で魔法で立ち向かう戦い、映画的でとても面白かったです。
私はメイアー贔屓なので、彼女が銃のパーツをばらばらにして構造を把握して……
ってくだり、めちゃくちゃ興奮しました……!大活躍で本っ当にかっこよかった!
緊張感のあるシーンのあとにちょっと力を抜けるシーンが挟まれたり、
構成的にもさすがの作りで……
主人公にとって故郷の本当に気心知れた友人との会話と、それを黙って聞いていて微妙な壁を感じているメイアーの様子にリアルさを感じました。"人間"だ……。
「今度の奴らは~」で異世界(別惑星)転送されて腐っていた主人公が、
気持ちを切り替えて帰る道を探し始めたきっかけは「仲間たちの夢を見た」ことだったので、
彼にとって隊員としての使命感や豊かな文明に身を置きたいという気持ち以上に「仲間」の存在が
その思いを支えていたのだろうなと考えていたのですが、
ではメイアーは……? もうある意味彼ら以上に深く「仲間」であるのでは……? という疑問があり、
それは作中でも提示されたので、
まず自分の不安や期待・心にかかっていることが作品とリンクしたことに安心しました。
どういう結論を出すのかじりじりハラハラしながら見守り……
チュ……のあたりではもうべしょべしょに泣いていて……
「追い求めた先には」に出てくる道具屋で、メイアーが「いつか自分の家とかほしいな」って
言っていたので、
もう……もう帰らないで家買って一緒に住もうよ!!!!!!!!
残りの弾薬を効率的に使って早いうちにいっぱい稼いでさっさと引退してリューンの郊外にささやかな一軒家をもって
あーだこーだ言いながら過ごそう!!??二人でお店とかやるのもいいんじゃない!!???
今すぐさらえ!!!!!!!!!!!抱きしめろ!!!!!!!!!ちくしょう!!!!!!!!!!!
すみませんちょっと落ち着きます……
そのような気持ちになりながら別れのシーンを見ていたので、べしょべしょになってしまい……。
大逆転ハッピーエンドでよかったです!
てっきり追いかけてきたんだと思ったんですけど、想像以上の事態になってた……。
CW世界のほうは大変だろうけど、主人公とメイアーの関係推しなプレイヤーとしては、
二人が永遠の別れでなくて本当によかったです。
エレナが言ってた紹介したい子って、「今度の奴らは~」で風呂覗いたイベントの後にも言及してた子なのかなぁ……
実はエレナ自身だったりしないかなぁ……
メイアーと主人公の関係の機微に気づいていたのは、彼女が鋭敏だからかもしれないけど、実は彼女自身が主人公を……
なんて想像をたくましくしつつ……
主人公めっちゃモテるのにあんまりがっつかないですよね~。
メイアーにはこれからもうちょっとだけ積極的になってほしいなぁ!どこでチュのお返しをするんですか!!???
あと懐かしの面々が出てきて嬉しいなぁというのは前のメールにも書いたことなのですが、
ウィズとセシルが仲良く?平穏に?暮らしていたみたいで安心しました。
人類超越した四人にも会いたかったなぁ~!サユリさんにも……
でも四人は後日談で魔王戦で大活躍してるらしいのを聞けて、彼らの長く退屈な人生の張り合いにもさすがになっただろうとうなずいています。
ではでは本当に素敵な完結編をありがとうございました……!
また彼らが見れて、その迷いと選択が見れて嬉しいです。大ハッピーエンドでした!!!