今日ユーフォ二期を見返したんだけど、覚えてたよりずーっと傘木さんがかわいそうだったしやっぱり部活をやめた時にみぞれにそれを言わなかったのは、みぞれと離れたかったからかもとおもって、わたしのこころがしんでしまった。
傘木さんは中学の時部長で不本意な銀に終わってそれが悔しくて、高校ではがんばろうと思ってたのに先輩とうまくいかなくて、まっすぐだからこそぶつかって、同期も頼れなくて、どうしようもなくなってやめたのに、やめたら次の年には良い成績残してんだもんね。。
戻りたくて、じぶんを引き止めてくれたあすか先輩に話そうとするも、あすか先輩は「みぞれが希美といると揺さぶられるからだめ」って言って容赦無く希美を切り捨てるし、夏樹以外はみんなみぞれの味方で、希美がどれほどまたフルートをやりたいと言っても受け入れようとしてくれなくて、希美めちゃめちゃにかわいそう………とおもいました ここまでかわいそうだったけ、ってほどかわいそうだった。。。
あすか先輩が、即座にみぞれを選んで希美を切り捨てたこと、れいなが希美のこと「逃げたんでしょ」って言ってたこと、みぞれの味方の優子は希美に終始批判的なこと、とかをおもうと、希美の味方ってまじで夏樹しかいない。
みぞれは希美がだいすきだけど、この場合希美の苦しみは「みんなが希美よりみぞれを選び、みぞれの味方っぽくなっちゃう」ことによるものなので、それはなんにも希美を救わない。この損な役回りぶりをみていると、やっぱりみぞれに黙って部活をやめたのも、意識的にせよ無意識的にせよ、どこかで「みぞれから離れたい」って思ってたからじゃないかなあ。こういう風に、部活でただひとりのオーボエとして大事にされるみぞれと自分の差を思い知らされるのがいやだったんじゃないか。でもみぞれにそれを言ったところでどうしようもないし。
でなければ、部活をやめたあと全然話さないとかなくない? 部活をやめたことについてもそうだけど、部活をやめたあとずーっと話さなかったわけでしょ?
みぞれは「話す必要がない存在だと思われた、私にとっては希美がすべてなのに、希美にとっては友達のなかのひとりでしかない」みたいな不安を抱いていたけど、本当の不安はそうじゃなくて、「希美に遠ざけられたかも」ってことじゃないかなとおもった。みぼれも心のどこかでわかってて、だから希美のフルートを聞いて吐き気を催すほどになってたんじゃないかな。そしてそれはわりとあたってたんじゃないかな、と。
と、いうことをふまえてリズのみぞれ目線に立つとこころがしんでしまいます。つらい。あとみぞれの泣き顔がはちゃめちゃにかわいくて萌えたのでリズの作画でも泣いてほしかったな……となりました