鬼滅の刃、読破しました。エンディングすっごい気に食わねえ…
なんかもう、産屋敷砲から先ずっとドン引きで…。先輩の盾になれ〜みたいなとこも…一人一人の退場にものっすっごい感動の肉付けをしようとするから、「人命の犠牲」というものに対して、作者はどういうスタンスなんだ?ってことばっかり気になっちゃって、それで最後あんな、血脈!全員ヘテロ!的な。嘴平伊之助とか絶対女に興味ないでほしかったよわたし。
全員あっちもこっちも脇役同士もくっついちゃえ〜〜みたいなのね。それで子孫が「どっちかのクローン」みたいになってるの、ハリーポッターもそうだったけど、これってみんな好きなんでしょうかね。好きなんだろうね…
善逸がインセル気質のままトロフィー的に禰󠄀豆子を「入手」して、その気質があんな世代を下った子孫にまで受け継がれてるって、嬉しいか!?わたしは嬉しくない!
それに、最後すっごい急いで終わらせようとしていないか?現代の子孫たち、必要かね。わたしは炭治郎たちが、鬼とは、鬼殺隊とは、憎しみとは何なのか、という部分に自分たちなりに道筋を見つけて、その上で、柱になることを目標とするのか、しないのか、見定めるところのほうが見たかったが。彼らの戦いは知られていないが、そこで見つけた指針は、誰も知らないが、ある形となって、現代社会の礎の一部としてひっそり息づいている、という終わり方のほうが、読者が物語を我が事として捉えられるのではないでしょうか!?子孫がいるか、いないかは、もう読み手に任せてくれていいじゃないか。
「鬼殺隊や鬼たちの子孫かもしないしそうではないかもしれない現代の子供が、ふと祭りで見ている神楽の中に円環運動を見出す。天に浮かぶ太陽は、まるで魂の核のように赤々と燃えていたー」みたいな。ダメ??笑