わたゆり 今回五影堂さんに唯一共感できたシーンは263ページの「急に可愛くなっちゃって…」のとこだけ ここ五影堂さんも可愛くなってて笑う
果乃子は知らず知らずのうちに五影堂さんの主義に反する発言をしててそれにブチ切れた五影堂さんが恋は大切なんだと果乃子に認めさせようとするっていう そういう回だったわけだけど (シフト.56のカフェのシーンでそのくらいなんでもないのに…と果乃子が言った後の五影堂さんの表情は今ならピキってるように見える)
やってることはアウトだけど果乃子の発言からその攻め口を見極めていってるのがすごくてその手腕に震えるし怖いんだよな シフト.56の最後も果乃子が自分からホテルでいいって言うように果乃子が無視できない言葉を選んでるんだろうなって思える
果乃子にとっての大事なものが何かを把握したときの五影堂さんの表情 (265ページ) がシフト.53で寧々さんとキスしてるとこに純加さんが来たときの表情と同じなんだよね (11巻64ページ)
嫉妬とか独占欲とかそういう恋愛感情っぽいものを表出してるとこ見て愉悦を感じてる~みたいな表情なのかな…… 五影堂さんにとっては恋愛感情こそ本物だからそうなるよね テンアゲですよね
読んでると五影堂さんのやってることが恐ろしくて五影堂さんの言動について考えがちになってしまう
結局キスしたのかどうかという疑問があるけど五影堂さんの本来の目的は果乃子の貞操を奪うことじゃなくて恋の大事さを果乃子に認めさせることなわけですよ
果乃子が内心恋を軽んじてるわけじゃないと理解したはずなのにその二択を迫り続けるのは何でだろうね 内心じゃ駄目ってことなんだろうか
邪魔する偽物の感情って果乃子が今まで繰り返してきた「恋人として触れ合うことなんてなんでもない」とかのひめみつのキスを否定するための自己暗示的な発言とかを指してると思うんだけど 陽芽の大事なキスを奪われたって言わせる (その事実を認めさせる) ことで嫉妬心を自覚させたいのかな……
強い欲求こそ恋愛感情で本物だって考えるのは別に自由だけどそれを果乃子に強要するのはちがくない……?
他人が恋愛感情に溺れてるとこ見るのが好きなのか?
キスしてない線を考えたかったのだけど果乃子が言われたとおり奪われたことを認める以外に思いつかない
果乃子が五影堂さんに向かってひめみつのキスを否定してるところ本当は純加さんに聞いてほしかった話なのかなって思うとなんか悲しくなっちゃうな
新章始まった頃は果乃子が陽芽に告白することもあり得るかなと思ってたけどそこまで行かないだろうなって気分になってきた 現状維持を望む前提にある陽芽が誰も好きにならないっていう認識が変わらないと告白しない
ひめみつのキスを知ったことで前提が揺らいでるのを一人で必死に抑えてたら五影堂さんが現れて破壊しにきてるみたいな状態で純加さんが一緒に支えてくれてたらこんなことにならなかったのではって言いたいけどまぁ無理だったから
果乃子が貞操を奪われていたとしてじゃあ陽芽のことを受け入れられるようになるには? と考えると純加さんが頑張るところなのかなぁ 奪われてなくて恋の大切さを認めていたとしても心は傷ついているわけなので結局純加さんに頑張ってもらう必要はあると思うが
シフト.57も58も引き強すぎてエグすぎる