テレガイ北山くんへの感想
この3ヶ月でツイートしたようなことしか書いてないけど一応決意表明として
(「思った」多発して読みづらいけどマジで全部思っただけのことたち)
・退所をすること、もっというと退所を読み切れなかったことにダメージを受けてたけど、「北山さんだったらどうするか」を考えて大きなものを捨てた経験のある身としては北山さんがどう生きるか・どう行動するか、シミュレーションしきれていたことを喜ぶべきだったんだなあと「傍から見たらバカだよね」の文章を読んだときにようやく思った。自分も使ったことのある言葉だった。
・誰かの期待を燃料として生きていく生き物だからこそ誰かの期待と予想を裏切り続ける、誰かの期待と予想を超え続ける自分でありたいんだろうなと思ったし、それが北山さんの"なりたい自分"なんだと感じた。
あとたぶん他人から理性的に見えることも嫌なんだろうな。自分の身一つよりも大事なものがないという感覚を、誰にも理解してもらえないからこそ大事にしていかないといけないということを、これからも私はなんも知らないファンとして理解した振りをしていたいなと思う。自分の考えるカッコよさを裏切れない人だなあ、ほんっとバカだなあって言い続けていたい。
・ただリコ期にパーソンかなんかのインタビューで、「一人っ子だからこそ、いつかは個で死んでいく感覚がある」みたいなことを答えてて、この言葉の意味をずっとずっと考え続けてた。今思うとそれ一人っ子だからか??みたいなところはあるんだけど、この人は人間死ぬときは一人だ、と考える人なんだよね少なくとも。存在意義を分け合える人が世界にいないんだろうなと。
とりあえずアンリーとかが言う同じ熱意が無かったから駄目なんだみたいな意見は絶対に違うよ、と力強く言える。何故なら彼みたいに本質的に一人である人間が、自他境界がはっきりしてる人間が、同じ熱意と感じられるものに出会えるわけがないので。万が一出会えても、出会ってたとしても、それは突き詰めていったらライバルにしか過ぎないと思う。変わり続けることを求める人間がひとプロジェクト以上の単位で「同じ」であることを尊いと思えるとも思えない。そもそもアンリーという連帯で群れられる客が、関係性を問題だと捉えられる社会的な人間が、人との関係性を大いに含む積み上げてきたものを捨てる勇気を保ち続ける異端者の気持ちを慮れるわけ無いだろ…
人が好きであること人に好かれることと、特定分野での社会性の欠落みたいなのは矛盾しない
・積み上がっていくもの、大事にしてないわけじゃないんだけど、それと同時に積み上がっていくことそれ自体に何故か危機感を抱いてしまう人なんだろうな、と思ったり。
・北山さんは他者理解を「必要がない」と思っている人だとずっと思っていたけど、もう少し言葉を尽くして言うと「分からない」を楽しめる人だから分からないままにすることに抵抗がないとか、共感が無くても考えてることは何となく分かるし同じ景色同じ目標を見られることを知っているから問題がないとか、そういう人だと思ってたんだけど、
誰にも理解されないと思った選択肢を応援される一年とか数ヶ月とかを送って、
他者の、メンバーの選択も同じくらいに"強い"ものだと少しだけでも理解したからこそ、「みんなの考えで」って言えたり、「俺"たち"は新しくなる」と彼の強い言葉の主語にメンバーを巻き込めたんだろうな、みたいなことをすこし思った。
・「俺たちは新しくなる」「これから俺たちは俺たちの新しい船だから」「絶対変わる」「誰かが絶対変わる」「絶対良くなる」何度も、何度も力強い肯定をしてくれるのは、もう変わり始めてる世界の中で、彼がそう思うだけの根拠があるからなんだろうなと思う。賢い人は何が賢いって、未来のことが少し人より早く見えることだという持論があるんだけど、今まで見てきたアイドルの中で一番賢い彼がそう言うので大丈夫なんだろうなと思った。少なくとも言葉が無ければ未来はついて来ない、言葉で未来を近づけるパワーがあると信じて沢山色んな目標を言葉にしてくれて来た人なので、こちらは実現の後押しをするしかないなって諦めた。
変化を望まないことだってあるんだよ!!!って言いたいけど私は現状肯定をしないキスマイを好きになったはずなので自分の気持ちを裏切れない。変化を愛していきたい、北山さんがキスマイを愛するように私もこれからのキスマイのことを愛していきたい。
たぶん北山さんが世界に求めているものは「変化」だけで良くて、それが良くなるか悪くなるかは本来価値判断の外にあるはずなのに、「良くなる」って言い切ってくれたその愛を信じられる自分でいたい。背中をおせる自分にはなれなくても変化を愛せる自分で居続けたい。
それで北山さんには「どの面下げて客席にいるんだよ歌えよ!!!」って元気にキレ続けたい。
・私は「七人のキスマイ」のためにこの選択をしたとは微塵も思わないし、北山さんの選択を美化しない方がいい、自分のことだけを考えた我が儘に決まってるだろうし「メンバーのためだった」とか言うことはむしろ北山さんを普通の人に堕とすというか自分で自分の分の責任を取る北山さんの選択を貶めることになると思う方なんだけど、
とはいえ先に「辞める」という選択をした上でその先の未来を少し考えたりする最中とか、その選択までのプロセスの無意識下とかで「悪いことばかりではないはずだ」と多少は思ってたんだろうし、それを言語化しても良いと思ったのも卒業発表してから北山さんが得た変化の一つなのかなと思った。
・しょうがないよな、自分のやりたいことは自分でしか実現できないもんな〜〜〜!!!
・「辞めないでくれ」「どの面下げて来たんだ歌ってくれ」の気持ちと「キスマイ辞めたい」の気持ち、その重さは同じなんだよな結局。両方ともわがままと言う名の個人の自由意志なので。だから北山さんはその言葉をぶつけられてもいいんだと思う。思いのぶつかり合いを楽しいって思ってくれるでしょ、もしくは全部聞き流されちゃうのかな。いずれにせよ未来で気が済むまでプンスカします、それがずっと先の未来にいつか繫がることを信じて。
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