This is meの「私は私」っていう核が本当に好きなんだけど、映画のラストでテントでショーを開催したっていうのがサイコーすぎて、ボロッボロに泣いてた。素敵すぎる。
テンポに追いつけてない部分があったのと、まだ1回しか見てないから「ん?」ってなってもスルーしてほしいんだけど、バーナムの生き方素敵だな!!!!!!!って感動したあとの、バーナムって人の心ある?になってて、本当に感情が大変なことになってた。歌手の人の最大の地雷踏んでくじゃん……びっくりしちゃったよ…………。
様々な理由があると思うから肯定する人も、否定する人も、私は否定するつもりはないんだけど、常日頃から言っているように年齢性別国籍等で人が差別されたりするのがわたし本当にいやなのね。だからサーカスの団員が悪く言われるのマジでしんどかったし「黒人が」ってセリフで「出たよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」になっちゃった。しんどすぎ。人だよ。君と同じ、私達と同じ人だよ、ってなっちゃって……。
それでね、人々から疎まれたひとたちがバーナムの手によって集められて「見世物」とか言われてるのマジでなんなん…ってなってたんだけど、バーナムからぞんざいな扱いを受けようとも、サーカスが受けなくなってきても「私は私!」って高らかに歌い上げるの、本当に感動した。ここで流れるんだ…………ってなって大変ななか、アンがフィリップを見てるのも「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」になっちゃった。そうだよこれが私なんだよ分かったかフィリップになっちゃった。
なんかね、バーナムとフィリップさんのバーでの会話すごく好きでね。私の解釈合ってるか分かんないんだけど、記者のおじさまが言ったこと気にして新しい視野を取り入れるために動いてるんだなって思ったの。その最初の一歩が自分と正反対のフィリップで、そのあと成功に目がくらんだバーナムの代わりにサーカスを支えていたのがフィリップなのがすき。一番バーナムに、バーナムの生き方に、サーカスに魅せられたのがフィリップだっていうのが情緒暴れポイントだった。
歌手の人がバーナムを愛していたのかそうじゃないのかがまだちょっとよく分かってなくて、あのあたりもう一回見直したいな。海外の方って恋愛以外でもキスしたりするし、「別れのキスよ」が必ずしもそれに直結するとは限らないな~~~って色々考えてる。
勝手なこと考えるけど、彼女も生い立ちから親に認めてもらえなくて孤独で這い上がってきたんだろうなって。だから認められることに拘るのかな。バーナムと決別するときの表情と涙があまりにもきれいで、きれいだからこそつらくて「ああ…」なってしまった。自分を必要としてもらう、ってそういう意味じゃないよね、めちゃくちゃ地雷踏むじゃんバーナム……ってなってた。いま文字にしてて思ったけど、そう考えると歌手の方ってやっぱりバーナムのこと好きだったのかな…。馬車でくっついてる描写とかもあったし。うううう、わからん……。決別するときのステージまじで見てて辛かったし、女優さん演技めちゃくちゃ上手いな…って見入っちゃった。きれいだったな……。
そんで、あの、私って「裏切ったり失望させたりするのも人だけれど、絶望からすくい上げてくれるのもまた人」だと思ってるから、サーカス団のひとたちの言葉にむちゃくちゃ泣いて。バーナムが居なかったらこのひとたちは家族と出会えなかったんだって思って。
その家族たちとさあ!テントでショーを開いたっていうのがサイコーすぎてさあ!!!!!!
なんかこうね、上手く言葉に出来ないんだけど、立派な劇場なんざなくても、愛と家族と誇りさえあればいいんだ、どこにいたって私は私だ!って言ってるような気がして、なんかすごく、すごく心に来た。
絶対見直す。
いい映画だったなあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。This is meのこともっと好きになっちゃった……。