RWO(ラクシア・ワールド・オンライン)
ミンフェアの今後のビルドを考えよう!後編
wiki管理人さんと水蓮の会話形式。前・中編も読んでね
多分に個人の意見に偏っているので、興味のある人、直接文句を言いに来ない人だけどうぞ
さて、一日空けてしまったわけだが……少々事情が変わったからな。まずはおめでとう。
「ありがとござまーす。全部合わせても何行もない説明文、誰もいないところでニヤつきながらゆっっっくり何度も読ませてもらいました」
誰だってそうなるさ。じゃあもう、100%理解している前提で話を進めていくぞ。
「はーい、お願いしまーす!!」
本題の前に。スクナビコナの入手によって、最優先課題になっていたC9武器、ピアシングの装備が現時点で達成されたな。2日目と比べて一番大きな変化ではあるが、これによるビルド予定の大きな変更は無いと思っている。
「直行すれば決して遠くはない目標だったし、ピアシングよりもっと先を見据えたビルドをするからだね」
闘技場はエンドコンテンツみたいなものだからな。今回は話が長くなりそうな『戦闘特技』から進めていこう。ジョブと違って取り返しのつかない要素だから、それだけ慎重にならないといけない。
『他で代用のきかないもの』の有用性が高いという話をしたからそれに寄せてビルド案を詰めていくが、既に名前を出している通りでレベル7は《頑強》が最有力候補だ。
「はい!ステータスで補えて簡単に代用の出来そうなHPなのに、何でですか!」
これは理由が4つある。そのくらい有力ってこと。
ひとつ、SPがたくさん増える。この話をしている時に話題に出したからな。
ふたつ、上昇量が大きい。
みっつ、筋力縛りのせいでジョブ恩恵から生命力を拾いにくい分を補える。
そして最大の理由であるよっつめ、相手にワンチャンスを拾わせないためだ。自分がワンチャンスを得るため、と言い換えてもいい。
「はー。……あー?ふん、ふん……」
……進めていいか?
「あ、どぞ」
1つ目はいいだろう、SP30増えれば後述の【致命の一撃】3回分にもなる。外で連戦してもかなり戦えそうな数字に届くな。
2つ目は、比較対象として《回避行動》を挙げておく。通常環境なら回避フェンサー必携とも言えそうな戦闘特技だが、効果量をステータスで換算するとどうなる?
「置き換えがあっても回避+2だから敏捷度+12。HP+15はそのまま生命力+15だから、頑強の方が多いんだね?」
さらに、どちらかをステータスで賄う場合、生命上げで得られるのは生命抵抗だ。グラランの穴になる部分を塞げるのは結構だが、生命ばかりにはステ振りできないから、結局は抵抗に足りなくなる可能性がある。
それなら敏捷を自分で上げて、圧倒的先制力を身に着けた方が日頃のパーティープレイにも役立つだろう。
「圧倒的先制力の前後にダガー(†)が見えたね……」
フェンサーだけに、か?さて、3つ目もあまり言うことはないが。生命が上がるジョブで、近接職が雑に取得しても無駄になりにくい【僧兵(モンク)】【騎士(ナイト)】【戦士(ファイター)】あたりはどれも筋力アップがついてくる。かと言って、後衛職向けのを取ってもしょうがないし。敏捷なら【密偵(スパイ)】【狩人(ハンター)】なんかはまだ伸ばしようがあるから、こちらで上げていけばいい。
「そうなるね。で、4つ目だ」
ワンチャンスを通した者勝ちと説明したが、ミンフェアは現状HPと防護点が低すぎて、多少重い物理攻撃がうっかり当たった時には一撃で吹き飛ぶこと間違いなしだ。魔法に対してもまあ同じかな。
これを改善するには、必筋の都合上一気に上げにくい防護点を後々にしておきつつ、HPを上げれば一発耐える可能性が出てくる。それだけの話だな。以降もHPは少しずつ補っていくとより良いと思う。
「頑強取った頃にはー、HPが最低30+3*2+15で51になってるか。ブラックベルトの防護点込みでHP54ってどうなの?」
【戦士(ファイター)】を40まで取った奴なら、それだけでも固定値30は間違いない状態で殴ってくる。ま、足りんだろうな。
「耐久面は情報の出ていないジョブとか、特典武具とか、それこそアニムスの進化頼りになるのかなー」
仕方ない。アレがバ火力なだけで、他になら十分耐える見込みがあるはずだから、それを頼りにしてほしい。
そもそも、アニムスの進化は主の在り方に適応して行われる。今のお前は他に望むものがあるだろ。
「んー、確かに。それは置いといて、レベル9と11は何が良いんですかー」
いくつか候補を挙げておくから、その時に応じて習得したらいい。
《変幻自在》:【ファストアクション】習得後には間違いなく使うから実質必須に近い、先手必勝というわけだ。また【ヘイスト】合わせにも嬉しい。《必殺攻撃Ⅲ》になってペナルティが消えるとほぼ使いっぱなしになるはずだから、置き換えのあるレベル11までには持っていたいな。
《練体の極意》:そもそもフィールドワーク向けの戦闘特技だが、結局必要になると思う。というのも、MP0のせいでよほどお金に余裕が出てこないと練技の使用回数は厳しく制限されることになる。例えば、3Rの間命中・回避+2しようと思うと、MP3が8回分。これがあれば半分の4回分でいい。というわけで、グラランには特に嬉しい戦闘特技になるはずだ。
《牽制攻撃》:何事もなくレベル13で《変幻自在Ⅱ》になると宣言枠が1つ余るから、埋めるものがない時の候補。同じ回避型と当たった時の保険にもなる。ただし、置き換えが2回あるから遅くともレベル11で持っていないと損をする。置き換えのタイミングが噛み合わないのが難点だな。
《ディフェンススタンス》:単品でも使い道はあるが、目玉はやはりジョブスキル【天邪鬼】とのコンボ。やりたいかどうかだから、お前に任せよう。
《両手利き》《二刀流》:当然、盾を捨てることになる。しばらくそうはならないと思っているが、一応挙げておく。火力面で行き詰まった時に取り組みやすいところだからな。
《武器の達人》《防具習熟》:必要になったら。
《命中強化》《回避行動》:最終手段。
ふぅ、このくらいかな。
「実質2つしかなかった気がするな?」
優先度の高いものは下のレベルで確保することが多いからな。むしろ、あまり迷わなくて済むらしいと分かって少し驚いたくらいだ。
「そーなの?なら……いっかなぁ」
13と15の2枠をちょっと楽しみにするくらいで丁度いいのかもな。最後、『ジョブ』の話になるが……現在の公開情報がなんとも。ちょっとだけ触れようか。
「本当にちょっとで済む?」
済む済む。【ヴァイタルアップ】なんて欲しくても縛りで取れないしな。筋力アップ補正を別のところに振り分けてくれる装備やスキルなんかがあれば全く話は変わるんだが。
【暗殺者(アサシン)】をこのまま25まで上げてのジョブスキル【致命の一撃】でワンチャンス力をアップ。50までに欲しい恩恵があればそこを目指しつつ、【密偵(スパイ)】やら【鑑定士(アプレイザー)】やら、天邪鬼コンボをしたいなら【天候予報士(メテオロジスト)】を上げたりするんじゃないか。
「やっぱり非公開情報がね?」
難しいところだな。その分楽しみも仕事もあってよろしい。
「いつもお世話になってまーす。暗殺者の先、攻撃寄りだといいなー」
もしそうだったら一直線に50まで行っても構わないくらいだ。上級職の内容にも期待できるしな。
「必要経験点が多いし、こっちはのんびりかもね。ステータス拾いに横のばしするのはダメ?」
ダメとは言わんが、それを良しとするかはお前次第だ。いずれ消す時には無駄になる、極論を言えばその場しのぎの手法だからな。
「ふーむ。これまで通り、ほどほどが良さそうかな!……これで全部終わり?」
そうなるな。3日間おつかれさま。
「いえいえ、こちらこそありがとうございました。困ったらまた聞いてもいいですか?」
その時は連絡してくれよな。……まあ、ずっと見てるんだけど。
「怖っ!?どこから!!?」
電子の海から?それじゃ頑張れ~。応援してるぞ~。
「……うんっ!!任せてっ!!!」
続く?