イド・クリア後の感想。エドモン。※ネタバレ注意聖杯戦争の椅子は7つしかない。
エクストラクラスであるアヴェンジャー(復讐者)は、イレギュラーなので認められず
藤丸達の最後の戦地、南極には供に行けない。
そもそも聖杯戦争の椅子は7つ=7クラスしか認められていない。
アヴェンジャーが誰しも、その矛盾には気づいてたと思う。
しかし復讐に身を焦がし続ける自分達に、ぐだは一つの星=一筋の光でもあった。
だから身を差し出してでも、藤丸を送り出した。
エドモンが最後に淹れてくれたコーヒー。少年少女である藤丸には角砂糖2つ。
エドモンは自分は恩讐の炎そのもの、みたいな考えだけど
恩讐しかない人が、マスターに目覚めの良いタイミングにコーヒー淹れる?
角砂糖2つを準備する?
それは「他者への気遣い」「自分以外への想い」があったから。
エドモンは愛を捨てたと形容してたけど、愛はあったよ確かに。
慈愛であれ、友愛であれ、共犯者として。
藤丸を文字通り、影から守り続けた。
アマデウスがマリーと共に見つけた、オペラケーキのチケット。
オペラケーキは、古くはフランスのオペラ座近くの菓子店で作られていたチョコレートケーキ。
マリー・アントワネット、モーツァルトの時代にも愛されたケーキ。
3人が出逢っていただろうオペラ座ゆかりのケーキを、2人に残して行ったサリエリ先生。
サリエリ先生がカルデアにもういないことを、知ったマリーの顔を想像して泣けた。