ムーンナイト アーサー・ハロウ
5話見てから現実と反転した部屋で目覚めてしまうとか死んだはずの猫が生きてるとかまじで悪夢見る。
このホラー加減はアーサー・ハロウの影響だなって思う、、
ハロウが我々が生きているのは精神界だと言っていたけど
色彩一つとっても誰かの青は緑だし形だってその人の視点や角度でいくらでも変わる
絶対的に存在してるようにおもえる物質世界も
ほんとうに誰もが見るような姿でそこにあるのか?本当は誰もそれを推し量れない
共通言語があるようでその共通言語自体まやかしとなってしまえばどうしようもない
人間は突き詰めれば絶対的な意思疎通の叶わない孤独であることをつきつけ問われる怖さ
ハロウの台詞の一つ一つが優しい言葉のようでありながら容赦ない精神攻撃にもなる
アーサー・ハロウは最初もっと歪んだ傲慢さの強い悪役だと思ってたけど
ハロウ先生が本人を反映したものだとすればインサイト計画企てた連中よりまだ分かる!って思うようになった
自分の傲慢さも自覚し俯瞰したうえで、でもそうせずにはいられないという狂人、って印象
コンスの人間味のなさが目立ったせいもあるけどw
コンス様そこまでクズかな…?と思ってたけどアーサーが離れた理由はコンス要因がでかい気がしてきた、、
制裁の拳は警察みたいなもので罪を立証できなければその力を行使できないとして
コンスはある程度未来を予測できながら被害者を意図的に作ってたんじゃないかな…
たぶん助けられなかった命を前にコンスはぽろっとこうなると分かっていたと
アーサーに何でもないことのように言ってしまったんじゃないか…?
子供を犯罪者になる前に殺すのは倫理的に壊れてるけど
罪の生贄となる者たちへの悲しみで修羅となったなら共感の余地がある悪役だと思う
このイーサン・ホークが提示したアーサー・ハロウの人物像がなかったら
ここまで物語が盛り上がりを見せたか分からないのでほんとにすごいと思う、、