CoC「VOID」ネタバレ
私はぼいちとして、赤星透也とさいごに何も話すことが許されなかったので、彼に言いたかったことをいくつ並べても言えなかったという事実だけが常に突き刺さっている……のだけど、
#VOID凸凹卓
どうも毎日VOIDパブサマンです。
おかげでふせやイラストやらぽいぴくやら、NPC他陣問わずたくさん摂取させて頂いているわけですが。
やっぱりどーーーーーしても。ぼいちだった身としては透也くんを見かける度にきゅっとなってしまい……。
KPの「10年迷った男の最期に救われる言葉がひとかけらもあってはならない」という信念の元、HO1だった自PC・ミオは戦いが終わった後、彼と会話をすることができませんでした。
だから、「思うことはあれどとりとめもなく言葉にならず、なったとしてもそれは言えなかったという事実がそこに在り続ける」のだなぁ、と。改めて思わされたというか……。
ミオは、彼の本音を聞いて、「ばかだなぁ、」と呟いて。彼の刀に貫かれた身体を無理やり起こして彼を抱きしめて。
銃声ひとつ。
そこからは彼と会話をする時間などなく。HO2であるパートナー・ロイロに抱えられその場から連れ出されました。
PLとしては分かっていたんです。赤星透也は助けられない。ここで残るということはできない。
PCとしても、HP11に対して9点のダメージを負ったので応急手当されたとはいえ身長差のあるパートナーに抱きかかえられては抵抗できるはずもなく。
透也くんを、おいて行かないでと弱々しく告げることしかできなくて。
あのとき、彼と話せなくていいから、それでも「おにいちゃん!!」と叫べばよかったとずっと後悔しています。
それを言えなかったのは、PLの理性がそれを制したから、という理由だからこそ、余計に。
普段、俯瞰型の私は今回のVOIDでかなり今までと違ったプレイングになっていました。感情を振り回され、ミオに口を取られ。本当に余裕もなく、私自身戸惑っていて。
だからあの場で「お兄ちゃん」と口にしてしまえば、どんな声色で、どんな叫び方をしてしまうか本当に分からなくて。そして、口にしてしまえば泣いてしまうだろうと思って、どうしても言えなかった。最後のPLとしての理性が、ミオの口を止めてしまった。
どんなに、透也くんを思っていたか。兄として、家族として慕っていたか。
透也くんと戦う前、「全部嘘だと言ってよ!」と叩きつけるように言ったことから、それは言わずとも透也くんは分かっていたのかもしれないけど。
「それでもあなたから言ってほしかった」
なのだろうと、思うのです。
(ミオと透也くんふたりのイメソンは私の中で「阿吽のビーツ」なので……)
と、上記を書いておいて翌日。
ちょっと全然別ジャンルのとある二次創作漫画を見てまったく関係ないはずなのに勝手に救われたことがあって。
なんというか……自陣HO2ロイロ・HO4紫苑が言ってくれたことでもあるんだけどさ……
みんな、ミオに生きててほしかったんだよな。
だけどそれを、重く受け止めすぎて重荷にはしてほしくないんだよな。
自分で「過去をなかったことにしたくない」といいつつ、結局HO3葛木さんから俺みたいになるなって言われてたのに「過去に囚われて」しまおうとしてるとこ、ある。
くそーーーーーこんなとこまでお見通しかよ。
前を向いてるつもりではあるんだけどね。
うっかり囚われないように、今までのことを抱いて生きていきたいね。