花海佑芽親愛度10も読みました。
佑芽がお姉ちゃんには無敵でいて欲しいと思ってるの、あまりにも良すぎる。
以下花海咲季親愛度10コミュにも言及アリ。
わたしは花海咲季のプロデューサーなので、当然ながら世界一のトップアイドルは花海咲季であって欲しい。
それと同時に、花海佑芽だけには負けて欲しくないと思う。
だって、花海咲季という「少女」はあまりにも脆い。たった一度でも妹に負けてしまったらもう立ち直れないと自負する程に脆い。ずっと自らを鼓舞し続けて来た彼女は、一度ヒビが入ったら最後一瞬で崩れてしまうかもしれない。
でも彼女は確かに「君がいれば何度も立ち上がるわ」と歌った。
花海咲季親愛度10コミュ感想 https://fse.tw/YtXcXeB3#all の時に、わたしはFighting My Wayの「君」とはファンでもプロデューサーでもなく花海佑芽なのだろうと綴った。
でも、どうだろう。やっぱりファンもプロデューサーもあるかもしれない。プロデューサーも、やっぱり含まれているのかも。淡くて勝手な期待なのだが、そうかもしれないと思い直した。
自分ならと信じてくれたプロデューサーがいるから、自分を世界一だと信じてくれる佑芽がいるから、待っているファンがいるから。何度でも、もしかしたら立ち上がれるのかもしれない。この曲の真価は、本当のところはHIF編、それも佑芽パートで漸くわかるものなのだろう。
さて、話は佑芽の親愛度10コミュに戻るが「お姉ちゃんに負けて欲しくない」と悩む佑芽に、佑芽Pは「妹に負けた程度で咲季さんが無敵でなくなるとでも?」と発破を掛けます。
無敵じゃなくなっちまうんだよ!!!!!(咲季Pの叫び)
失礼しました。佑芽はそこで「そうは思わない」とハッキリ答え、更に最高になれと押してくるプロデューサーに対して期待に応えてみせると言い切ってくれます。
確かに、確かにこれが主人公だったら凄いアツい展開だった。咲季さんが後出しだったとしたら色んな人間がゲロ吐いて死にそうだけど……佑芽が後出しじゃなかったら死んでいましたよ……(怒)
花海佑芽という少女は本当に強い。底抜けに強い。親愛度10でほぼ頭打ち、ギリギリだった咲季さんに対してまだまだ伸びる余地があると断言されている佑芽は、本当に強い。
大器晩成型の彼女のプロデューサーは「内心笑いが止まらない」でしょうね。本当に……
全てがパラレルワールドとして存在しており、佑芽Pの世界と咲季Pの世界は交わらない(親愛度9コミュの展開が明らかに違う)ので……本当にHIF編が早く読みたい気持ちと、佑芽パートで負ける咲季を見るかもしれない恐怖で頭がおかしくなりそうです。
負けたくない。負けないで欲しい。でもそのもしもは、多分用意されている。きっと勝たせます。でも、きっと貴女は負けてしまうのだろう。わたしの手が無いその世界で、負けてしまうのだろう。その時貴女が何を思うのか、恐ろしくて仕方がない。
「わたしの世界」では常勝無敗のアイドルに育てられる。けれど数多とある可能性の中で、確実に用意されているだろうと思うそのルートを受け止め切れるのか、それが恐ろしくて仕方ない。
何より、佑芽は負けた咲季に対してどう思うのか。それが恐ろしくて仕方ない。
「なんで負けちゃうの」って内心思っちゃったりするんだろうか。それを最上級の侮蔑だとわかっているから、今までされてきたように勝ち誇り高笑いをしてみせるのだろうか。
親愛度10までやるうちに花海佑芽という少女のことも好きになった。
だからどうかどちらのルートでも、二人共に幸せになって欲しい。
佑芽に負けても、アイドルを辞めない花海咲季を、折れてしまわない花海咲季が見たい。
そう願うばかりです。
何度でも立ち上がってくれよ、なあ咲季さん…………