『すっぽんクエスト』のネタバレしかない感想です。好きなところを箇条書きにしてあります。ところどころ好きな台詞などをそのまま書き出してあるところもある ※長い
●プレイしながらメモした感想(エンド1です)
・オープニングからして映画みたいでかっこいい
・カミルさんが「冷凍睡眠」を「貯蔵」って言い間違えるのちょっと笑ってしまった
・ミオとダナの話を盗み聞きしてから部屋の外に出て、ヤールさんに遭遇した後でヤールさんに話し掛けると色々教えてくれるの親切
・ぬぁ~ん
・家の中の小物が凝っていてずっと眺めていたくなる
・トイレに行ける
・壁紙!マット!換気扇が回っている!洗濯機の蓋が開く!
・ヒ~~~…
・「このトイレのすっぽんが彼を数奇な運命に導くという事は誰も知る由も無かった。」
・食文化が作り込まれている作品は良い
・風に揺れる草花、当たりを飛んでいる数種の蝶、森に入るとすっと暗くなる感じ良い…
・ナマアシドリなんで震えてるの…
・チコさんがメガネかけたときちゃんとキャラチップに反映される!
・海食洞の入り口がある一つ手前のマップで崖の上の方にあるタバコ見つけてちょっと嬉しい
・人魚の巣、壁に張り紙があってその手前に落とし穴があるところで、懐中電灯あるし読めるかも!と思ったら落ちたし、その行動を読まれてて笑う
・パン焼いてるときオーブンのあの…熱で光ってる(?)の良い…
・ミオ「私は人造人間だけど」「力になりたい」「あなたと対等でありたい!」「……それが、私がこの時代に生まれて、ダナやあなたと出会った意味だと思っているから」
・ミオとダナ操作できるようになったとき、交換日記からセーブできるの…かわいい…
・ダイニングのテーブルの上の料理がそのときによって細かく変わるので見ていて楽しい
・ピアノ弾いてるとき鍵盤が沈んでる…!
・「回想に入らせてもうらうぜ……」
・シュンリ(思えば、ミンはその音の強弱の中で俺に何か伝えようとしていたのかもしれない)(今となってはわからない)(俺はアップテンポの激しい曲が好きだったが付き合ってやっていたのは、俺たちの心を繋ぎとめておくには、もうこれしか残っていなかったとお互いがわかっていたからだと思う)
・(この短い曲を……)(慎ましやかに)
・髪縛ってるミオも下ろしてるミオもかわいいよ
・ミオ「それに、大事なものは箱に入るものだけじゃないよね」
・ミオ「大切に思う感覚は絶対に本物だよ」
・部屋でピアノ弾くとミオが喜ぶのかわいい
・環境音だけが聞こえる中ウィスキー工場敷地内を歩くというのは、不思議な緊張感というか、今まで話で聞くだけだったウィスキー工場についに足を踏み入れたのだという感慨が…こう…
・監視カメラがこっちを向く!
・シャワーシーンからのホラー(?)展開
・シェルター施設内の消火設備(壁の赤いやつ)とか機械類のメカメカしさ、壁や床の冷たそうな感じ良い…
・シュンリだったら箱だったり、ミオだったら交換日記だったり、シキ博士だったらノートパソコンだったり、操作キャラによってセーブに使うものが違うの良い
・(シキ博士操作でシェルター内探索中)頭良い人が頭良いこと言ってる台詞(というか心の声)を延々と読めるの最高
・シキ博士の、好奇心旺盛だったり自由奔放だったり身体を機械化したりクローンを作ったり、こういうところ好き
・シキ博士によるシェルター探索、シキ博士が所感を述べるだけでなく過去の光景が(擬似的に)再現されたりして臨場感と緊張感があって良いですね
・(シキ博士とのセッション後過去回想)透「渡すもなんも……ミンの心はミンのものだ」「俺に横取りされたと思ってるならそりゃお前の勘違いだぜ」
・シェルター探索からセッション後の過去回想まで、新しい事実がわかったりシリアスなシーンが続いたりして引き込まれますね
・黄色いぬるぬるトカゲもいるんだ…
・りんご園でのミオとのやりとり、一日目でミオと仲直りしたときのやりとりを思い出す…深刻さが全然違うけど…
・そういえば、貯蔵庫エリアでメルルさんが行方不明というラジオを聞いているこのときにはシキ博士はすでに貯蔵庫の中にいるのか…
・(探偵との会話時)シュンリはこういう「話をする」のが似合うなあ…
・(青い屋根の家)割れた皿(?)を踏んだときに音がすると廃墟感が出て良い
・ミオ「あなたの事が。たからものだからだよ」
・ミオ「私は工場が好き。りんご園が好き 野山を走る事が好き。お花や虫が好き。食べる事、歌う事、笑う事が好き」「この世界が好き」「そして私は……」「私はあなたが好き。だから私はあなたと一緒にこの世界を生きたいんだっ!」
・(過去回想)シュンリがメルルさんに家族をこちらに呼び寄せていると告げるシーン、この淡々と着々と逃げ道を断つ感じ…
・シュンリ「くくくっ……あなたさえ、それでいいなら話は別ですがね」この一連のシーン、メルルさんめちゃめちゃ可哀想だなと思うんですけど、それはそれとしてシュンリのヤバさが詰まっててものすごく好きです
・シュンリ「ここはでっかく、99%で行きましょう。50パーなんで、誰がそんな話に乗るか!嘘でもなんでもいいそれで決まりだ」
・シュンリ「AHAHAッ」
・ミン「あなたにも少しは感じ取ることが出来たはずよ。なけなしの良心が、これからきっとあなたを苦しめていく」「そしてあなたは人間の精神構造を甘く見過ぎていたようね。血縁を超える絆を私は知っている」「あなたのお兄さんだって、知っていた」
「あなたは、詰めが甘かった!!!」
・(過去回想・ロマノフ邸)カミルさんとミンさんがシュンリの誕生日のお祝いを応接間でするとき、キッチンから入るのと廊下から入るので反応違うのか…
・ロマノフ邸も内装凝ってて良い…キッチンや洗濯機等から生活文化等を知れて興味深い
・朝起きてそのままの格好で行けるのすごいな…
・シュンリ「ミンと暮らした半年の間に少しずつ 日本語を学びながら、俺は俺で先輩への憎悪を粛々と募らせていた」「だが、そこで二人の間に何が起こっていたとしても どうでも良く、」「俺は、ミンが拒否をするのなら最終的には 先輩を八つ裂きにし、」「彼女を半殺しにしてでも冷凍睡眠装置にブチ込んでやるつもりで居た。」これだもんなあ…
・ミン「私は死にたくなんてない……!! あなたを愛し、あなたと生きたかった!」「あなたをこの混沌から救いたかった……!」
・ミン「私は、あなたの半身ではない。私は、自分の思う道を歩かなきゃ……」「それに結局私は、誰のことも救えないし自分の事さえ幸せに出来なかった」「だから……人として最後まで、ここで生きたいと思うの」「それが私の救い……」
・シュンリ「どんな事でも賭けになる。……それがたとえ生死に関わるような事であっても」「そうせざるをえないほど強い欲求が身体の底から沸き上ってくる」「ドミノが走るように、どうにも出来なくなる」「俺はこんな自分自身をおかしいと思う」「かといって、誰かに救ってほしいと思った事は一度も無かったんだ」「賭けやゲームに興じている間の快感が何事にもかえ難いからだ」
・シュンリ「流石に曲がり切れなかったか」この淡々とした…
・気付いてはいたけど書くタイミングを失ったのでここで書きますが、(俺は、マフィアに研究を売り邪魔になったミンを殺した)お前が元凶かーい
・この最後の最後で「どちらでもいい」シュンリがコインに選択を委ねる、それが後にコインを捨てる場面を引き立ててい(るように感じられ)て良いですね
・ダナ、人面ダケのこと「キノコちゃん」って呼んでるの…かわいい…
・(過去回想・ロマノフ邸)シュンリ視点で訪れたときとダナ視点で訪れたとき、同じ場所でも雰囲気の落差がよく表れている…
・ダナ操作時にシュンリの部屋で青い箱を開けるとき、ダナも吸い込まれてしまうのか…!?と開ける瞬間どきどきしました
・ダナ「あんたには意思がない、自分が無い、心が無い……本当にそうなの?」「違うでしょ」「昼に釣り場であんたを見かけた
時、酷く悲しそうな顔してたよ」「あんたは本当は苦しんでる」「失恋のどん底で暴走してるだけ!!」「自暴自棄ってやつだよ!」
・この…この場面、今このウィスキー工場敷地内でのこの選曲、「完璧」としか言い様がない
・シュンリ(同じ経験をしておきながら、俺には無い物を沢山持って成長して来たミンが不思議だった)(血の滲むありとあらゆる努力をもってしてもコピーするのことの叶わなかった”感覚”を容易く表現する事が出来るあいつが、)(なんの計算や努力も無く自然に振る舞える能力が、)(声や、仕草や、表情や、鍵盤に触れる柔らかい指先が、)(失った自分の半身であり、全てである気がして)(恨めしかった)
・透「ミンはもう、誰のものでもなくなった」「もう二度と……お前の元には戻らない」
・(シキ博士がゾンビに襲われた二人のところに駆け付けたところ)シキ博士かっこいー!!
・シュンリ(ミンを愛していたことには嘘も打算も無かった)(俺はフられ、あいつは、あの世界に残った……)(ダナに言われた通り……失恋の自暴自棄)(しょうもねぇ……)
・(助けてくれ)(誰か、俺を許してくれ!)(俺を、生まれ変わらせてくれ)(赦されるなら、新しい人生を)(ここで、ミオを一緒に……)「生まれ変わりたい」じゃなくて「生まれ変わらせてくれ」なのがなあ…
・*彼はまた、一人だった。彼を知っている人は居ない。彼を起こしに来る人は居ない。
・*以前よりずっと膨張した太陽が沈み 宵の明星が輝くのを見た時 彼は初めて 夜の訪れを知った。
・最初に見たのがエンド1だったんですが、ウィスキー工場に入ってから終わりまでの一連の流れが少しも目が離せなくて、そしてあの言語化し難いプレイ後感は今まで味わったことのないものでした。それほど衝撃的だったというか、今でもうまく言葉にはできないんですがエンド1はとても印象に残っています
●上に入らなかった好きなところ
・衣装違い、幼少期含めて歩行グラフィックがたくさん出てくるのに斜め向きもあるところ
・斜め向きがあると振り返るときの動作がなめらか
・歩行グラフィック、斜め向きがあるだけじゃなくて座ったときや目をつむったときの動作もあってすごい
・イベントシーンのとき画面上下に黒帯が出るの映画みたいでかっこいい
・タイトル画面やメッセージ送りのアイコン、選択肢などにキーアイテムであるコインがあしらわれているところ
・BGM、環境音、無音など「音」の使い方
●おまけ要素
おまけ部屋(プレイ特典)
・(電話)喜ぶミンさんかわいい、多分ミンさんはケーキに喜んでいたというよりも「シュンリが」ケーキを買ってきてくれたということが嬉しいんだろうけど、シュンリはそうは思ってないんだろうな…束の間の平穏…
・(ピアノ部屋)曲選んだとき、一曲一曲ミンさんのコメント違うのすごく好きなんですけど、演奏をやめるときの「もう、終わりなのね」「ううん。いいのよ」がなんか辛いというか申し訳なくなる
・(ミニゲーム「修羅場」)あの「あらすじ」からこれ、さすがというか何というか。どうでもいい話なんですが、時間制限のあるものって無駄に焦ってしまうので壊れたおもちゃはずっと「壊れてるんだから直すか!」と直し続けて何回目かでやっと「そういう問題じゃない」と気付きました。「ミオによるがさ入れがはじまった……」この心音も相まってどきどきしてしまう。下手な言い訳するとミオに冷静に突っ込まれるの笑う
・(ラジオ局)ミオと楽しくお話しました
・キャラ紹介部屋ありがたさしかない
●納品小屋
・(一番左の扉)あの前置きでこんなシリアスな話が始まると思わなかった…
・(ナセルの猫同好会)猫同好会って「同好会」という響きから5~6人くらいで集まってのんびり語り合うみたいなのを想像してたからこんなホールで大勢集めてやっててびっくりした
・(ドットキャラで~)「具合もいいですよ」これはさすがにゲス過ぎない!?というか、水着姿で遊ぶ二人の横でこんなギスギスした会話する!?