月永求が、祖父であり龍聖学園吹奏楽部の特別顧問である月永源一郎のことを嫌っているのは現実の吹奏楽強豪校の顧問にもありがちな問題が起因しているのでは
・現実でも吹奏楽強豪校の顧問であれば、その活動に尽力すればするほど自らの家庭に向き合う時間が制限されてきて場合によっては家族に負担を強いることになるといわれる(強豪校の吹奏楽部の顧問のハードな仕事ぶりは滝先生の様子からも伺える)
・源ちゃん先生は超強豪校である明工の顧問として長年家庭よりも顧問としての活動に比重をおいた生活を続けていたのではないだろうか
・顧問として活動に尽力しているときに家族の身に何かあった場合は?
・求が自身の姉を凄く慕っていたようだが、姉はもうこの世にいない可能性がある(求は季節が変わるたびにお墓参りに行っている)
・源ちゃん先生が明工の顧問として全てを捧げているときに求の姉が亡くなってしまい、求は源ちゃん先生のことが許せないのではないか
・仮に姉が亡くなっていたとしても現時点で死因は分からないが、病気だとしたら病床にあまり顔を見せなかったとか葬式にも出なかったとかではないかと
・ただ源ちゃん先生もそれを後悔しており姉の死をきっかけに明工の顧問を辞めたのでは、そして求には姉に出来なかった分もサポートしたいと考えて龍聖の特別顧問を引き受けたのでは…しかし求は反発して龍聖を辞めてしまった
・おそらく求の姉は生前源ちゃん先生のことを凄く尊敬して慕っていたのでは、だからこそ求は余計に許せなくて意地を張っているのではないか