※World End Juvenile のネタバレ含む
※ちょいちょいメモがてら追記している


嚆矢の「お前はUGNに心を殺されてないか」って問いに「殺されてなんかねェよ」、って答えたのは
荒野からしたらあの時点で姉がFHに誘拐されて行方不明になってるわけで、任務以外にも突き動かされるものがあったから、だと思ってるんですが（背景的に）
そう考えるとUGNだチルドレンだってことに嚆矢はこだわりすぎてたのかなあ、とも思う。それが光ちゃんの問いで返した「自分を不幸だって勝手に決めつけてる、幅を狭めてる」というとこにつながってる。

チルドレンという立場からすれば嚆矢の考えは理解できるところもあるとは思ってるんですが、そこが違うところなのかなあ……。
自分は不幸な存在だ、悲劇側の人間だ、と思うのは思春期あるあるだと思うのですが
そういう人を見るとぶん殴りたくなる性癖がわりと表に出てしまった気もしなくもないのでした。

あとやっぱり考えれば考えるほど、今回の大人PCの威力というか影響って大きいなあと思ってて
たぶん大人たちへの信頼もなく、元の（と言っちゃったらアレなんですが！）荒れた性格のままだったら、リベレイターズに入るかは別として嚆矢に協力するって線は、割とあった気がするんですよ。
でもそうはならなかったのって、別にこの世の中そこまで捨てたもんじゃないと思ってるからで、その影響ってルルハウスの支部長はじめ協力してくれる大人もいるってわかってるから、だと思うんですよね。