dgkr視点のウルトラ拡大BUDs解釈です
※ダグの感情を咀嚼しきれない腐女子によるスーパーウルトラテキトー意訳です。あえて字面通りに訳してなかったりもするので、こんな受け取り方もあるんだなぐらいで楽しんでください。そもそも英語あんまりなので細かいところはDon't think, feelでお願いします。
※一部歌詞を引用させていただいております
--Aメロ--
助けなんて必要ないって言ったって
結局駄目になっておまえをあてにしちまうんだ
こんなもん愛情じゃないだろ
言わなきゃいけないことがあるんだけど、何つったら良いのかな
俺はおまえのことはお見通しだ
そんでおまえも俺の全部をわかってるんだろう
クソ、もうどうにでもなれ
ほんと、おまえはなんでもわかるんだな
まあ、ぜんぶうまくいくさ
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あまりにも7話〜〜〜〜〜!一人で復讐に走って、キリルを結構酷いやり方で置いていったのに、結局最後はキリルが来てくれたときのダグだ……。ずっと傷になっていた心に許しの言葉をくれて、あの瞬間、ダグは完全にキリルに落ちたと思うんですけど、BUDs出だしからその運命の瞬間を歌い始めて、ブックレットには「ダグ目線のバディイメージ」とか書かれてて、なん…感情がでかすぎる……。
"This ain't love"はちょっと取り扱いがわからなすぎて無理。愛じゃないっていうのは、それより深く大きくなりすぎて自分でもわからないから言ってるのか、置いてきてしまった相棒をあてにしてしまった情けなさから言っているのか、どっち。ちょっとわからないのでここの説明お願いします。
"There is no doubt I'm on to you"、ここすごい自信満々に相棒のこともう全部わかってる感出してきてて、ドヤってるビリンガム巡査部長と受け取るだけでとんでもない。んですけどその後ろのAnd〜最後まで続けると、「俺がおまえをわかってるのも、おまえがそれをぜんぶわかってるのも、疑う余地が無い」って感じで、ダグのもう降参しましたっていう気持ちがひしひしあふれてる……。you've seen it allって、もうこれ以上キリルが知るものはないってぐらいallなんですよ……あまりにも相互理解……互いの感情が明け渡されてる…すご……。ちょっと綺麗な日本語にできなくて歯がゆい。
キリルはとんでもなくわかりやすいから、ダグはキリルの考えていることをはぜんぶお見通しだけど、ダグはいい大人だしあの性格だから本音を他人にも自分にも隠してうまく生きてきたと思うんですよ。でも7話で、というかそれまでもダグと本当の相棒になるために必死にキリルはダグのこと理解しようと頑張ってて、支えになりたくて奔ったし、それから「相棒は復讐なんて望んでなかった」ってダグ自身もたぶんわかってなかったけど一番欲しかった言葉を告げて、それはダグの許しになったし傷あてになった。ダグはあの瞬間白旗上げて、こいつは(自覚が伴おうが伴わなかろうが)全部わかっちまうんだろうなって、受け入れたわけですよ。こいつにならもう全部見られてもいいやって、思ったわけですよ。長かったダグの夜がやっと明けたんですよ……。
ちなみに私はダグが愛情を自覚してキリルを一生の相棒に選んだのは7話の最後だと思ってます。頭突きも相当ヒットしたけど、7話までは相棒に推薦したぐらいには気に入ってるし気はやってるけど、自分の復讐には付き合わせないしいざとなったら置いていけるしってぐらいの距離感を保っていて、ましてや「一生あいつの心に残ろう」なんてことまでは考えてなかったと思うんです。置いていかれる側の気持ちを理解しているからこそ、そこまでの情を向け合う相手を作らないほうが良いとさえ思っていたかもしれない。けど、7話で覚悟を決めたんだと思います。それでこのAメロでしょ……。……やっぱりこれloveで良いのでは??
あと"Can't figure out the words I should be saying"ここ……。ダグはのっぴきならない感情をパットが死んでからずっと抱えてきたし、なまじ器用だから自分のどうしようもない感情に折り合いつけるのもうまくやってきたと思うけど、折り合いつけてうまくやってきたからこそ、向き合おうとすると言うべき言葉があるはずなのにうまく言葉にできない。そういう器用で不器用なところ、30歳って感じがしてとても良い……。
そしてこのドデカ感情を受け入れるって覚悟を決めるとき、いったんは「クソ!」って思っちゃうんだなあ。一応30までこのダグ・ビリンガムやってきたプライドとかもあるから。"I don't need any help"って思ってきたから。でも同時にどうしたってもうキリルは全部わかってくれて、受け入れてくれる存在だって理解して、まあぜんぶうまくいくさって思っちゃう。。。
ここまででまだAメロ。ダグ・ビリンガム、感情がでかすぎて噛み切れない……。
--Bメロ----
俺はおまえのヒーローになる
いつもおまえのそばにいるよ、なあ相棒
本当のことを言うと
ちょっと恥ずかしいんだけどさ
まあいい
よく聞けよ
一回しか言わないからな
おまえの抱えてるもんは俺のものなんだよ
でもおまえまでそう思ってるなんて言わないでくれよ
まあ、そんなもん適当にほっぽっちまえ
おまえが妥協してやる必要なんてないさ
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う〜〜〜〜〜〜ん感情がでかい!!!
your part=ヒーローは意訳ですけど、13話まで見るともうこれしかない。
からの畳み掛けるような、「本当のことを言うと、ちょっと恥ずかしいんだけど、まあいい、よく聞けよ、一回しか言わないからな」ってものすっっっごくダグ!なんかこう、器用そうに見えて、こういう本当に本音を言わないといけないところではちょっと不安とか不器用感だしてくるの、あまりにもずるい。ずるい……。歌詞カード初めて見た時にこの部分容易にダグの声で再生されてにこにこしてしまった。とんでもない告白の前置きだよ。
"Your fault is mine"は直訳したらあなたの罪や弱さはわたしのものってなるけど、つまりキリルの抱えているすべてを指してると思います。キリルの出自に関するあれこれや、それで周囲に迷惑をかけるっていう懸念も、もうぜんぶひっくるめて「おまえは俺のもの!」って言ってるんです。は……これは告白……を越えた何か……なに?????????
そうすると"But don't tell me you think so"はどうしようかなって思ったんですけど、キリルからダグに向けての"Your fault is mine"は言うなよってことかなって…(ちょっとtoo無理があるけど拡大解釈です。うまく訳した方教えてください)ダグラスビリンガムずるい男……。自分は"Your fault is mine"ていうくせにキリルに同じ台詞言わせない一方的さ、そういうところ、あるじゃん……。でもキリルも同じこと思ってると思うよダブルデッカーだもん……。
"Just kick it out"のitはキリルくんの過去やそれゆえに生じる周囲への影響かな。ディーナが隠しておけばいいって言ってたのを、ダグは蹴っちまえって言うんだね……わりと雑な言い方なのに包容力と優しさを感じて惚れる。ダグ、ずるい……。
総じてキリルが自分の意思の通りに生きればいい、いたいところにいればいい、それで生じる不利益は全部俺が一緒に背負うよって感じの覚悟なんですか?勘弁してダグ・ビリンガム……。こんなの告白以外なんでもない……感情が、でかい……。
--サビ----
ここから先も、俺達はあっちこっちに揺れ動いて
浮かれては沈んで、ってやってくんだろう
まあでもそれが相棒のあり方ってやつなんだよ
生きるか死ぬかの紙一重
天国から地獄へ急降下
そんなとこをぶらぶらしていくんだ
立ち止まって考えてる暇なんてない
感じろ、そんでやってみろ
そうだろ相棒?
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ダグが言うと字面通り俺達はふわふわ生きるけどって感じにとれるけど、刑事さんは危険を伴うお仕事なので、命の危険も含めての比喩であっちこっちとかアップダウンって言ってるのかなと。あとは、人間の関係も移り変わるし、アンセムがなくなればセブンオーも無くなるかもしれないし、当然ひとところにとどまりはしないっていうのも含んでいるかも。
でも、そういう移り変わる関係性も含めて"That's the way buddies are"って言ってる。深い……。直訳だと「これが俺達が相棒であるための方法=相棒とはこういうもの」って感じのニュアンスだろうけど、ダグの台詞にするならざっくりと「これが俺達だ」って感じですかね。
hang aroundとかアッサリ言ってるけど生きるか死ぬかなんだよな…。
からのNo time to〜〜があまりにもあまりにもキリル観で、ダグ視点でこの台詞を言うのが滾る……。完全にキリルのDon't think feel so goodが刻まれちゃってるんですよダグ。だから、二回目の"That's the way buddies are"はもう「そうだろ相棒?」ぐらいのフランクな意味だと思います。
--アウトロ----
そういうわけで、俺達の人生は続いてくんだ
なんとかなるさ
見えてないのか? 見えてるだろ?
ほら行くぞ
これから俺とおまえは「俺達」になるだろ?
なんとかなるさ
すねるなよ
俺達なら問題ない
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ちょっと途中のイタリア語がまったくわからないんですけど、たぶんVediはナポリを見てから死ねのVediかなって思ったので、俺達二人が行く先が見えてるだろ?って感じに訳したんですけど……なに、この、疑いなく将来を確信している感じ……。もう安心して見ていられるなダグキリ……なにも不安がない……。
"Why don't we be ourselves from now on"、この、この表現勘弁して〜〜〜、俺達になろうってお誘い意味わからなくないですか?いや、慣用表現なのはわかるんですけど、表現…良すぎる……weはダグとキリルの別々の人間二人なんだけど、それが二人で一つの俺達に……というかWhy don't we〜?じゃないよ、け、結婚の申込みなんですか????強烈な告白じゃんこんなの……感情がでかいよダグラスビリンガム……。
"Don't be sulky!"はふてくされるなとかすねるなって意味ですが、普通にこれから先に何かトラブルがあってもすねるなよって意味もあると思うんですが、ダグのこの一連のとんでも告白きいたキリルが、いろいろ抱えていたものどうしたらいいんだろうとか、ここにいて良いのかなとか、このままダグにぜんぶ預けて良いのかな、とか悩んで、あとダグだけかっこつけててずるいとか、そういう感じにもごもごふてくされてしまって、苦笑いしながらダグがキリルの頭撫でたんだろうな〜〜って思いました。ハッピーな光景。
"We're alright"〜〜〜〜〜もうわかった!問題ないです!
ウルトラ意訳ですが、拡大解釈するとこんな感じだと思います。(英語まったくネイティブではないのでもしそういうとらえ方はしないよってところがあったら教えていただきたいですが、こんな解釈もあるんだなーの一例と思っていただけたら)
深読みすると(深読みしなくても)ちょっと感情が大きすぎてびっくりするけど、普通にフジョシ目線取っ払ってもあらゆるブロマンスに捧げたいすごいバディソングですね…ほんと感無量……ありがとうございますがとまらない……。
林ゆうきさん、cAnON.さん、MATさんほんとにほんとに最高の曲をありがとうございます〜〜〜!!!!!!
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追記:
予想外にリツイートしていただいてこの英語そういう意味だったんだ的な反応をいただけることがあったので補足ですが、これは「ダグキリ腐女子がダグのドデカイ感情をどうにか咀嚼するために無理矢理都合の良いように解釈した」ものですのであしからず!!英語を文字通りに日本語にはしていません。
普通に読んだらBメロは互いの責任を負うダブルデッカーシステムそのもののことを歌っているし(どうやらダグはキリルにその責任を気にしないでいてほしいみたいですが)、アウトロも結婚申し込んでるわけじゃなくてふつうにbe myselfとかbe yourselfと同じノリで気楽にいこうだと思います…!
いやしかし、やっぱダグ、感情大きい……!!