⚠️禺伝 ネタバレ
矛盾源氏物語について
歴史と物語が反転しているから普段とは逆に刀剣男士が物語を守るのではなく改変していく必要があった
だから今回の裏テーマに反転があると感じて
例えば
●歴史⇔物語
●歴史を守る刀剣男士⇔物語を壊す刀剣男士
●刀剣男士の性別
男であるはずの刀剣男士⇔女性キャスト演じる刀剣男士
●一文字一家の年齢
本来:則宗→山鳥毛→姫鶴→南泉
⇔禺伝(キャストさんの年齢):南泉→姫鶴→山鳥毛→則宗
とか色んなものが反転していた。
それで極めつけは
●嘘八百の逸話を付けられた禺伝本丸⇔本丸の中で自分の本当の物語を紡ぎ続けたステ本丸の山姥切国広
っていう対比があって、偽の逸話では強化出来なかったけど自身の物語を得たステ本丸の山姥切国広ならと期待されていた。
脚本家の末満さんが「禺伝はステ本丸を前に進めるために必要な物語」と言っていた通り、禺伝はステ本丸が積み上げた物語の強さを証明したように思う。
天伝では弥助が逸話を得ようとして失敗し、維伝や綺伝では朧になっても強さは永遠でなくその身は消滅した。そして禺伝でも嘘八百の逸話は刀剣男士の持つ本来の逸話に叶わないことが示唆された。
ステ本丸はジョ伝で「物が語る故、物語。 これは俺の、俺たちの物語だ」と言っていたように他者から付けられたわけでも、嘘の逸話でも無い、自分たち自身で物語を築き上げ、繰り返し、強くなってる。
(禺伝の「本編」「行間」の演出がジョ伝と少し似てるのも偽の物語⇔自分たちの物語の対比かなと少し思った)
禺伝で反転を示されたからこそ、より一層あのステ本丸で物語を積み上げた山姥切国広の強さが際立った。
だからこそ悲伝の千秋楽で三日月宗近に勝ったあの山姥切国広が、単独行でこれから何を見せてくれるのかとても楽しみです。