「約束のネバーランド展」行ってきたよ~!
昼の部、夜の部、二回ずつ計4回観に行ってきて大満足したよ!という感想です。
ノマエマ要素もあるよ!
約束のネバーランド展感想
計4回行ってまいりました。昼2回、夜2回。初日に昼夜、2日目に夜、3日目昼に鑑賞してきました。
結論から言うととても良かったです。以下につらつらと書きなぐります。
<展望スペース>
・まずはひろびろとした吹き抜けの空間に足を踏み入れると、いきなり青空に展示された全20枚の表紙のパネルが目に飛び込んでくる壮観に圧倒されます。約ネバの歴史を感じる。この20枚は夜になるとライトアップし、微妙に光の色合いを変えながら美しく夜の闇に浮かび上がります。何分か置きにライトショーがあり(このライトショーのみ動画撮影可)、緊迫した音楽と共に、パネルが青や赤などの照明で交互に照らされ、最後に鬼のシルエットが反対側の壁に浮かび上がるという仕掛けになっています。これが雰囲気あってかっこいいのです!のっけから世界観への没入感を高めてくれる演出、期待に胸が高鳴ります!
・正面では、なつかしの第1話扉絵のGFの子ども達がお出迎えしてくれます。正方形のボックスの中にキャラクターの立体パネルが組んであるすてきな記念撮影スポットです!12/12夜の部にぼっち参戦していた私は、自撮り棒もなく撮影に四苦八苦していたのですが、運良く親切な男性が声をかけてくださり、エマやノーマンたちと一緒に撮ってもらってしまいました♡お返しに私も撮りましょうかとお伝えすると、男性、「僕はもう堪能したので」と。かっこいい……。その節はありがとうございました!裏面は夜の不気味な背景に鬼が迫る素敵なオブジェになっています👹こっちも大好き!イザベラとクローネのパネルもあるよ!
・向かって右側の壁には主催者のあいさつに続き、ぽすか先生が最も気に入っているというカラー絵の第10話扉絵(詳しくは特典冊子を見てね)と、ランプを持った子ども達の絵が掲げられています。さらにその奥に、ドーンと超巨大な展覧会キービジュアルの垂れ幕が掲出されています。これがすっごい!とにかくでっかい!人がゴミのようだ!!!w何が感動するかというと、こんなにも絵が拡大されて引き伸ばされているのに、絵の粗さを全く感じないところです。映画スクリーン並みの大きさがあると見えたのですが、その巨大さに充分以上に耐える解像度なのです。改めてじっくり見て、ものすごい情報量だと感じました。嬉しかったのは、絵の中の本などに書いてある文字がよく見えること。B5判印刷とかだとここの文字がつぶれてしまって読めないのですが、あれもこれもくっきりはっきり判読出来て「読める、読めるぞ!」のムスカ状態に陥ること必至です。カメラで拡大してパシャパシャしまくってしまいました。後でじっくり見るんだうふふ。
・手前の壁には第1話扉絵、傘の絵、見開きフィルムの扉絵、第32話扉絵などが飾られ、いちばん奥には第1話を再構成した展示会オリジナルPVが。平和な日常が一転してハウスの真実が暴露される一話の流れを駆け抜けるカッコいい映像でした!このPVは撮影禁止だったのが残念……。約ネバ展はいつかPVを収録した映像図録を出すべきです><
・両先生の描き下ろし色紙!!!ライトアップされて神々しい!!!ぽすか先生のエマさんはナンバーがないので記憶喪失後なのでしょうが、明るく影を感じさせない爽やかな笑顔です。ノーマン君はなぜまたランタンを持ってるの???って思ったけどかわいいからよし。それからそれからそしてそしてそして白井先生のフルスコアですよ!!!!!!!!!!!!メッチャ稀少ですよ!!!まさか見られるとは思ってなかったからめちゃくちゃ嬉しかった;;質問箱で白井先生のフルスコアが見たいですっておねだりした甲斐がありました(たぶん関係ない);;ノーマン君のくもりのない屈託のない笑顔!眼鏡とハイネックセーターとチェックのコート!とにかくかわいくてときめきますね✨✨✨白井先生の中でノーマンってそういうベタな知的な男性のファッションイメージなんだな……よきよきのよき~~~!レイ君はモッズコートに見える。それにやっぱり目元が80年代の漫画男子って感じだな?男くさくてかっこいいぞ!エマさんがリトルバーニーのバッジ?を付けているのもかわいいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
<「GFハウスからの脱出」”Escape from the Grace Field House”>
・展望デッキを右に逸れた渡り通路が脱獄編の物語を振り返る展示です。ここは脱獄編の選び抜かれた印象的なコマや扉絵、頁がパネルで掲出されています。この展示会では、それぞれのコーナーの冒頭にて取り扱う章を象徴するイラストと、章のあらすじ解説、白井先生、出水先生のコメントが張り出され、全7コーナーで物語を概観し、途中の1コーナーで制作過程をたどる構成になっています。
・最初の脱獄編の章では、カラー絵の掲出は五枚だったかな?第16話扉絵、第23話扉絵、第25話扉絵、第35話扉絵。そしてラストには第38話「誓いの森」の印象的な朝日のイラストが大きな垂れ幕で展示され、子ども達の感動的なGF脱獄が印象付けられます。このコーナーでは紙媒体では拝めないサイズの解像度の高い印刷だからこそ初めて気付いたこともありました。
・その一枚が第16話扉絵、暗め紺色のトーンをバックに、背景には欠けたグラスが葡萄の房のように鈴なりに成って、覚悟の表情を浮かべるエマ、片膝を立ててしゃがんでいるノーマン、その傍らにこちらに背を向けて立つレイのイラストです。ぱっと見ノーマンとレイの表情が角度で見えないようになっているのですが、今回初めて気付いたことには、水面には鋭い眼光のノーマンとレイが映っていたんですよね!びっくり!顔をうつむけていることから、これまではてっきり二人は失意の表情を浮かべているのかと思い込んでいたんですけど、エマと同じに脱獄する気満々じゃないですか。このイラストはフルスコア三人がグラスのワイン(収穫物の象徴)になることを拒否して運命(グラス)をぶち壊そうとする決意の絵だったんですね……。イラストの解釈が変わりました。こういう新しい発見を与えてもらえるのも「絵を鑑賞する」という趣旨の展覧会ならでは。楽しいッ!
・第25話扉絵も解像度の高さが鑑賞にありがたい一枚です。険しい表情のノーマンが腕を組んでこちらを睨み付けるかのようにしているイラストです。背景の壁には一面に、ノーマンの思考の痕のようなメモが貼り付けてあり、判読作業がとても楽しい(“ENEMY”、“ESCAPE INTO THE DREAM WORLD”など)。ただし文字のサイズがけっこう小さいため、これまでの紙媒体の印字ではイマイチ不明瞭なところがあってよく見えず、読み取りにくいところがあったんです。それがですね。さすが展示会用のパネル、あの文字もこの文字もあれもこれも全部くっきり見えるではありませんか!この大きさのおかげで長年?判読できなかった文字の謎も解決しました(画集でなんとなく読み取れてはいたものの)!その文字とは”Let me hear from you”(君の方からきかせて)です。これはおそらく、ノーマンがレイを内通者と暴く寸前にエマに意見を聴いたという場面を表しているんじゃないでしょうか!なんというサブリミナル・ノマエマ!ぽすか先生めっちゃありがとうございます!
・あと余談ですが、「おめでとうノーマン。あなたの出荷が決まったわ」の見開き頁について、ママに足を折られて仰向くエマさんの苦痛に歪む表情にちょっとドキドキしてしまいました。とってもイケナイものを見た気分です。
<「ソンジュとムジカ」”Sonju and Mujika”>
・ソンジュとムジカの登場シーンを中心に、脱獄直後の子ども達の旅を振り返る章です。ヴィダ、ムジカのペンダントといったキーアイテムのパネルが上部に張り出されています。また、いくつかの絵はガラスパネルやショーケースにおさめられ、ヴィダをイメージしたものか、イイ感じのドライフラワーが画に彩りを添えます。
・この章からいくつかの絵に白井先生と出水先生のコメントが付されているのですが、ここでは出水先生の鬼デザイン事情が明かされたり、白井先生の鬼(クリーチャー)に対する興奮が伝わってきたりして楽しい章です。特にエマが鬼という種に想いを馳せるきっかけになる、ソンジュとの狩りの場面が印象的に展示されているように思いました。約ネバのファンタジーとしての物語を方向付ける、鍵の章としての位置付けで展示がなされていたのかなと感じました。
・このコーナーで特に好きなイラストは、森の中で登場キャラクターが木のように立ち、その中で出荷された(死んだ扱いになっている)ノーマンがぼうっと発光しているかのように描き出されている絵です(2017年W38号巻頭カラー)。展示会のきれいな画質で見れば、どういう手法で発光しているように見せられるのか、少しは出水先生の神業の痕跡でもわかるんじゃないかしらと思ったけれど、やっぱりよくわかりませんでした。出水先生は魔術師との確信がまた一つ深まりました><
<「B06-32 シェルター」”B06-32 shelter”>
・子ども達とユウゴの邂逅の章。メタリック版の展示、木箱のオブジェ、漫画からユウゴの部屋の”Poachers”の場面が切り出されてパネル化され、鑑賞者をシェルターの内部にいるかのような空間に導きます。蟻の巣のようなシェルターの図が大きく展示されているのが楽しいです。秘密基地のワクワク感満点、これまた紙媒体印刷では見えない箇所を見たい!ということでやはり拡大撮影必至です!
・このエリアで好きなのは梟たちの絵です。出水先生自身もコメントしていますが、色合いがとても美しいです。黄昏時のような濃紺~紫のグラデーションがランプの暖かい光に融け合い、たくさんの梟たちがそれぞれ思い思いの表情でとりすましています。エマが梟の羽に見立てられたマントをつかみ、梟たちが留まり、飛び立つ木の枝を見上げながら走っています。展示会ならではの色合いとサイズ、微妙なトーンを再現する美しい発色と、梟たちの個性豊かなキャラクターがよく見分けられる楽しい一枚です。
<「ゴールディ・ポンド」”Goldy Pond”>
・このエリアに入ると、みんなのトラウマ、GPお遊戯ルールの立て看板に出迎えられることになります。この看板が再限度高し!まるで本物のGPから持って来たようでドキドキします!貴族鬼たちの顔面の立体展示や、掲示板を使った展示も取り混ぜられつつ、GPの子ども達と貴族鬼たちとの死闘が振り返られます。
・イラストももちろん素晴らしいのですが、パッと見て眼を惹くのはやはり鬼達の顔面だと思います。まず、顔がでっかい!実物大なのか、それとも実物より少し小さめなのか。知性鬼って目が縦に付いている関係で、縦に顔が引き伸ばされているかのような形をしているじゃないですか。なので横幅はそんなに大きくもなく、人間の顔のサイズとほぼ同じようにも見えるため、却って縦に長い顔面の形の大きさと異様さが際立つわけなんですよ。人間を食べる時にはこの顔面が中ほどでぱっくりと割けるようにして、一口で食べられるのだろうかとか、ついつい嫌な想像をしてしまう、そんな顔面になっています。鬼の怖さを実感できる実に良き展示……。より具体的にはバイヨン卿(先代)の眼の充血具合、ノウス&ノウマの眼の虹彩のカラフルさ、ルーチェの歯茎の生々しさがイイッ!って痺れました。中でもレウウィスの赤い眼は、金色の瞳孔が黒に近い濃紺で縁取られ、異質な光彩を放って狩猟の喜びに爛々と輝いているように見えます!エマ達に会えて興奮してるんじゃないですかね!危険な瞳ですね><><><欲を言えば五摂家の鬼の生首も見たかったな。ギーラン一味に殺された後のエグいやつになるかもしれないが。
・展示されていたイラストも、貴族鬼の不気味さが特に際立っている絵が多く選ばれていたような気がします。鬼達が狩猟もどきに乗り出す見開きや、ルーチェのアオリ顔頁、ノウスが死んだノウマを食べる場面など。白井先生のコメントもノリノリです。白井先生、絶対クリーチャー大好きだろ。対レウウィス戦のイラストもカッコよかったですね。特にレウウィスとの決着がつく場面で、レウウィスが銃弾を雨あられと浴びている場面の見開きは、銃弾の画の処理に工夫と苦労の痕を感じました。
・このエリアのカラー展示は扉絵が素敵でした。中でも心惹かれたのは、GPの風車内部の歯車上にルーカスとユウゴが立ち、エマが懐中時計を見つめながらノーマンやフィルたちを回想しているイラストです。紙媒体で見た時もカラフルできれいな絵だなぁと思っていたのですが、こんなに鮮やかできれいな発色だったとは。あまりにきれいだったので、一部を特に拡大して撮影したんですが、切り取ったその一部ですら色が輝くようなんです。出水先生の魔術レベルがカンストしてるよどういうこっちゃ。ほかにもエマが溺れかけているGPの子ども達を救おうともがいているカラーイラストが好きです。この絵、よく観ると、飾り幕が空に吸い込まれ落ちていくような渦巻きに合わせてGPの街並みも渦を巻き、空に切り取られているかのような演出がされていることに初めて気が付きました。この発想力よ。ぽすか先生はやはり天才なのか。GP編はカラフルなので出水先生のカラーリングの鮮烈さがいっそう増し増しに炸裂していてどれもとてもキレイ!です。
<「七つの壁を求めて」”Search for the Seven Walls”>
・このエリアの展示は七つの壁へ向かうエマとレイの冒険を振り返る展示です。展望廊下に位置しているため、自然光が反射しないパネル展示になっています。また、エマとレイが時間を巻き戻した先では、「あのお方」こと「鬼の頂点」の立体展示がひかえており、「七つの壁」を越えて「昼と夜」に至る疑似体験ができます。
・ここではなんといっても、エマとレイが手をつないで時間を巻き戻す絵がデッカイ幕展示で見られるのは嬉しかったですね!このイラストはすごい、と本誌での公開当時から圧倒されていたのですが、やっぱりすごい。出水ぽすか先生の描き出す至高のファンタジー美術、ここに極まれりという感じがします。ほかにもエマが昼と夜に至った回の美しい扉絵のカラー展示もあります。夜色の水面の、闇の微妙な揺らぎまでよく見えるのありがたい~!
・そうして昼と夜なんですよ。昼と夜の空間には何もないわけではなくて、遠くに謎の建造物が見えているんですが、紙媒体ではかなり小さくてよく見えないその建物もいい感じに形がよくわかります。この昼と夜のデザインはジブリの千と千尋みを感じて胸がどきどきします。ようく見ると、鬼の頂点の持つ珠のような物体は光っています(昼間にはわかりにくいですが、昼でもやっぱり光っています)。この珠が不思議な質感をしていて、真珠のようなかすかに虹がかった光沢を帯びています。つるっとしつつも周囲が映り込まない絶妙な質感。それからあのお方の服飾も見どころです。特にパンツ部にはチェーン状の装飾が取り付けられ、鬼の頂点様のさりげないおしゃれ心を感じます。鬼の頂点様の青紫色の肌質の再現もすごい。爬虫類っぽい感じで絶妙なシワがあり、鬼の頂点様の実在を感じさせてくれます。
・ところで私はファンブック用の質問箱で、「ノーマンは昼と夜に行けますか」と白井先生に訊いたのですが、色好い返答が得られず地味にショックを受けていました。なのでこの機会幸いにと、昼と夜に至れなかったノーマンをこの場所にどうしても連れてきてやりたく、ピュアニーモ・ノーマンを持参しました。そして、エマさんのピュアニーモとともに、昼バージョン、夜バージョンとそれぞれ鬼の頂点と記念撮影を行いました。人形の首が取れないようにバランスを保つのがなかなか難しい撮影でした……。エマとノーマンにはどうしても、人智を超えた空間で超常存在に巡り合うという、ファンタジーの王道を体験してほしかったんですよね……。ノマエマさんと鬼の頂点との邂逅の実現のことばかりに気を取られていたため、せっかくなのに鬼の頂点さんに自分の願掛けをするのを忘れました。ノマエマの幸福でもお願いすれば良かった……。
<「約束のネバーランドができるまで」>
・このエリアは全面撮影禁止でした。ですが正直、多くのファンにとってはこのエリアがいちばん撮影したいエリアなのではないでしょうか……。他のところでは明かされない秘密の情報が満載なのです……。白井先生と出水先生の互いに向けたコメント、約ネバ年表、連載第1話のジャンプ本誌現物、白井先生によるフルスコアの初期構想設計図(ファンブックに載っているものとほぼ同じだが、展覧会用の白井先生のコメントあり。ノーマンは王子様ではなく、騎士ですらないらしい。騎士はエマとのこと。レイのエマ&ノーマンへのクソデカ感情の内訳が語られたのも興奮)、そして持ち込みネーム「この世界で私達が生き残る方法」(実物展示)、エマやノーマン達の二年後初期構想案(エマやノーマン、「解放軍」についてはファンブックや画集未収録のイラスト有)、展覧会描き下ろし漫画及び白井先生の同漫画ネーム(実物)&出水先生の下書き原稿の一部(複製)、第83話プロット稿&ネーム、白井先生のネーム原作制作の週間スケジュール&出水先生作画制作の週間スケジュールと両先生の一日のタイムスケジュール、キービジュアルの構想用?線画&着色作業タイムラプス動画&完成版イラスト、小説「ノーマンからの手紙」表紙線画&完成版表紙イラスト……。展示物はこれで全部だったと思います。
・このコーナーどれもこれもめっちゃ興味深かったんですが、他の機会には観られない稀少さという意味では白井先生の第83話(GP戦)のプロットが最も関心を惹かれました(特典冊子にも載っていますが、文字が小さすぎて印字では潰れてしまっています)。紙に几帳面そうな字でびっしりとしかし整然と書き込みがされ、いくつもの枝分かれ案や、戦闘中のキャラクターのリアルタイムの動きなどの設定案書きがされてある、精密機械の設計図といった体です。赤の書き込みは杉田さんとの打ち合わせを経て書き加えられたものでしょうか?ここからさらにネームに落とし込み、そこからもさらに修正があり、さらにさらにぽすか先生向けの細かい指示入りのネーム作業もあるんですよね……。たった一話つくるだけでも、ものすごい集中力と根気のいるたいへんな作業だとわかります。漫画持って来て実際の完成稿と見比べたかったなぁ。大阪展でやろうっと。
・伝説の持ち込みネーム「この世界で私たちが生き残る方法」も必見です。実物ですよ!全部で15話分を重ねてあるので、鑑賞者に見えるのはほんの一部でしかありませんが、その一部ですらものすごい破壊力がありました。私、白井先生のエマさんが大好きなんですよ!第1話のネームでは、弟妹達の朝の支度を手伝いながらギルダに「悪い」と声をかけていて、話し方がちょっとボーイッシュでかっこいいよぉ……!脱獄後はレイやノーマンと別れて(おそらくレイは自死、ノーマンは出荷)、たったひとりで脱獄してきたからか、クールでちょっと荒んだ眼をしているんですよね。たまりません。びっくりしたのは、この持ち込みネームではエマは脱獄を、崖を伝い降りて成し遂げたことになっていたことです。エマの降りて来ただろう崖を見上げた鬼が「なんという精神力、集中力だ」と驚嘆する場面があったんです(そのまんま、節分に出てきそうな鬼でちょっと笑いました)。この頁の向かって左の頁では、脱獄したエマが「自由だ」と胸中で叫びつつ、無理がたたったのか、ふらっと倒れてしまうカットになります。この後にソンジュとムジカに助けられるのでしょうか。この場面の前後かに三コマの回想が入っているのも興味深いです。「とても飛び降りられる高さではなかった」と言っているノーマン、塀から崖を見下ろすイザベラのイメージはほぼそのまま本編にも使用されていますが、ここでレイが「誰もが無理だと思うからこそ裏をかける」という意味合いのことをエマに話しており、おそらく崖をつたい降りる脱獄作戦をエマに伝えたのだと思われます。持ち込み時とはここはずいぶん変わったのですねぇ……。持ち込みネームは第15話で終わっています。ソンジュとムジカに出逢って、エマが行先を定める流れになったんだと思います。エマがモノローグで「楽になるわけでもない。何が保証されるわけでもない」と語り、最後のコマはエマが決意の漲る険しい顔で、左手でマントの右肩部分を羽織りかけるように掴んで力強く歩み出しながら、「……(隠れていて読めず)は 西へ!」という独白で締められています。この「西へ」のラストを見て私は飛び上がりました。本編でノーマンの居たΛが「西の果て」にあったことを思い出したからです。持ち込みネームではありませんが、初期構想でもノーマンは出荷後も生きていて(レイは死ぬルートがだいぶ先まで残っていたようです)、解放軍を組織して暴れまわっている設定でした。これらのことを併せて考えると、もしかして持ち込みネーム段階から、エマは西でノーマン(解放軍リーダー)と再会する予定だったのでは!?何それめちゃくちゃ運命のノマエマじゃん!?!?!?持ち込み段階のはじめっからノマエマだったんですねありがとうございます!!!!!!!!!!!!となって興奮した次第です(※飽くまで憶測です)。胸がいっぱいになりました……😭😭😭この一コマを見ただけでも展示会行った意味があったなぁって;;;;;;ノマエマの民の皆さんはぜひ白井先生の直筆ネームを御覧になってノマエマの波動を感じてください><><><
・二年後構想案も、画集やファンブックに載っていない設定案もあってとても楽しかったです。三パターンデザインされていた軍服風のエマは特にかっこよかったですね。学生風のエマもかわいかったですし、アンニュイな目付きの髪の長いエマも可愛かったです!ノーマンについても、背の小さいバージョン、しっかり成長したバージョン、「マルフォイ」風、ミネルヴァに擬態した丸眼鏡バージョン、目付きの悪くなったバージョン、髪が長いバージョン(千年前の御先祖のような髪型)などたくさんの案がありました。どうしてこういうの画集やファンブックに収録してくれなかったのか……。せめて約ネバ展の冊子には収録すべきでしたヨ……。みんなのネバーランドの特典とかにならないかなぁ……。色んな可能性に想いを馳せられる良きコーナーでした。
・そしてこのコーナーでは展示会の目玉でもある、特別描き下ろし漫画が展示されています。白井先生の実物ネームや、出水先生の下書き稿の一部もあります。この漫画については色々萌え過ぎて言いたいことがまとまりきりません。ただ、私はラストを見てガチに泣いてしまいました。エマが幸せそうで良かった。約ネバの最終回は着地として最高だったと思っていますが、この漫画は「後日譚として」最高でした。とにかくこの漫画、子ども達がニコニコしていてかわいいのです。頑張って人間界に来て、夢を叶えられて、本当に良かったなぁとじーんと来るのです。汽車に乗ってあちこちくるくる見回してはしゃぐフィル、髪をウェーブさせておしゃれなシェリー、ギルダ&アンナのファッションショー(特に二つくくりのギルダがかわいい!)、お化け屋敷で楽し気なイベットと怖がる他年少組(鬼の方がもっと怖かったろうに)、オペラを観たかったナットには、指が折れても今でも音楽が好きなんだなと思うと泣けてきます。温泉では猿に眼鏡を持ってもらっているギルダがかわいい。その流れかドンと卓球するエマ、二人を応援するノーマンは2039年の雪合戦の時のように両手に旗を持って応援していてとてもかわいいです(ていうかノーマンの浴衣)!!!そしてレイのめっちゃイイ顔……!!!ノーマン曰く「レア」な顔!!!レイが、エマとノーマン以外に興味を持つのはいいことだと思います。レイは読書は好きじゃないって言ってたけど、本当はこういう文化芸術的なものに興味があるんだねぇ。これから好きなものをいっぱい見付けて、本当にやりたいことやってほしい。エマに願いを訊かれたノーマンは、「もう叶っているから」と言って微笑みます。直前に挿入されるコマで、エマを見つめる眼のやさしげでいとしげなこと。眼は口ほどにものを言うってやつです。エマのことを心から愛している少年の眼です。ノマ→エマ爆弾ありがとうございました。この旅行でエマが喜ぶ顔を見ることが、ノーマンにとってのもう一つの願いだったのではないかなとそんな風にも捉えられました。この旅行、ノーマンのプロデュースだもんね。それにしてもすごくおもしろかったのは、ノーマンが「1セントたりともラートリー家の世話にはなりたくない」と、ガキっぽい闘志を燃やしていたところです(この白井先生のネーム版のノーマンの顔がガチで本当に好きです!ところでこの世界の貨幣単位はどうなってるんだろう?)。旅行費用や生活費やエマの捜索費用までも自分で出したかったんだねぇ……。でもノーマンがどんなに賢くて、どんなにあがいたところで、未成年であるのだから保護者としてラートリー家が後見に付かざるを得ないのです。あわれ。反抗期真っ盛りですよねぇ。甘えるだけ甘えておけばいいのに、子どもっぽくなっててかわいいなと思いましたwニコニコしているノーマンが、その心のうちはプライド高くて何クソ精神で負けず嫌いなの白井先生と解釈一致で幸せだよぉ……🥰🥰🥰私としてはファンブックの質問箱回答で、ノーマンが「(ラストネームが)ラートリーだけは絶対嫌」という情報を得ていたので、展示会開始のちょうど前日に「飛行機はノーマンが株か何かを転がして買ったに決まっている。『ラートリー家の施しは受けない』とか言いながら」などとツイートしていたんですよね。まんま予想を当てていて本当に笑いました。ノーマンの会社は福祉、製薬(Λの子ども達のため?)、土木作業(おじいさん家の増築?)まで幅広く手掛けているようですが、エンジニアとしてナイジェル、経理としてソーニャが就いているという適材適所ぶりなようです(ソーニャが好きなので嬉しい!)。かつてのワンマンではなく、みんなに助け合ってもらいながらやっているってところでしょう、たぶん。たぶんね。副社長にはヴィンセントとレイの二人が就任しています。ヴィンセントはノリノリで「社長(ボス)」と呼べて嬉しそうです(プライベートでは「ノーマン」呼びなんだろうなぁ)。一方のレイくん。ポテチなんぞかじって、死ぬほどやる気がなさそうです。「ラートリー家の世話になりたくない」と闘志を燃やすノーマン君に「りょ」と返す眼がなんだか呆れたような死んだようなどうでもよさげな眼をしている。ノーマンの子どもじみた意地に付き合ってやりつつも、面倒くささを隠す気がない雑なやつです。でも結局助けてあげるんだと思うとなんだかんだでレイ君やさし……。ノーマンは学校を飛び級で卒業したそうで。オンライン通いだったそうで。このあたりに白井先生の、すごく実用・機能主義的な学校観が透けて見える気がするw学校は勉強だけ学ぶところだと考えておられそう(飽くまで個人の感想です)。社会性とか、生活リズムの確立とか、対人距離の取り方スキルとか、家族ではない人との協働体験とか、他にも学ぶことは死ぬほどあるわけだがまぁノーマンなので学校で学ぶ必要もないということか。忙しすぎるノーマンにエマが驚いているのもいいんだよなぁ。この番外編ではエマがツッコミをいっぱいしてて楽しいです。最後にキリンに乗れたエマさん、満開の笑顔です。記憶を失ってしまったことを悩んでないわけではないけれども、「エマ」が充分に報われて幸せになっていることが、白井先生から明確にアンサーされていた番外編でした。エマは「犠牲になっていない」「(家族を取られるのは)お礼だ」と言っていたけれど、辛くなかったはずがないんだよなぁ……。エマが「最高の未来」と引き換えに、家族をあっさり捨ててしまったようにも見えていたので、家族の記憶を失った後の葛藤を描いてくれたのは嬉しかったです。180話で泣き崩れる姿は描かれていたものの、その後の立ち直り早いなとわりと複雑な気持ちだったんですよね。エマは本当によくがんばった。よく頑張ったねって彼女の壮絶な冒険を振り返りながら思うと、なんとも言えない感慨が胸いっぱいに込み上げてきて、私は本当に涙ぐんでしまいました。まさか展示会で泣くとは思わなかった。特典冊子には未収録ですが、出水先生の下書き版では、キリンに乗るエマを撮影するノーマンのスマートフォン画面にちゃんとエマの姿が描き込まれていました。ここでもサブリミナル・ノマエマアピールだなんてやめてほしい嬉しすぎて死んでしまいます……;;;;それにしてもパイロットとして同行していたはずのオリバーとヴァイオレット(胸元のポケットに"YKNB Air Line"の文字ありw)は飽くまでサポートに徹して、GF児の願い事には登場しないようにしているの、ガチの優しさでいいなぁと感じました。ところでノーマンの縦ストライプの私服がダサくてたいへんときめきました。ノーマンはフォーマルな格好が似合いますし、王子様属性のごときポテンシャルの高さは私も愛していますが、それはそれとして現実にオフの時間にまできっちり王子様のように決めていたら完璧すぎて逆にイヤなんですよね……(謎の地雷)。ノーマンは交渉事などで必要とあれば自分の外見を格好良く演出もするでしょうが、外見を着飾ることそのものにはあまり関心がないと萌える。自分の美しさに無頓着な推しが萌えるんです。休日のオフの時間、ノーマン自身が選んで着ただろうラフな格好に、ノーマンのちょっと間の抜けた部分を感じてとても愛しかったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡エマがずっとパンツスタイルだったのもありがとう!の気持ちでした!私は自分のピュアニーモなどのエマのお人形遊びをする時は女の子らしい格好をさせるのも好きですが、もしも原作でスカートのようなフェミニンな衣装を自分で選んで着ているエマさんが描かれたら、しばらく寝込むくらいショックを受けると思います(さらに面倒くさい地雷)wとにかく、「最高の未来」をありがとう!
・白井先生と出水先生の一日のタイムスケジュール円グラフの対比がエグかった。ぽすか先生は6時間睡眠で仕事の合間に息抜きや「フィーバータイム」と称する余暇の時間を入れる余裕があるのに比べ、白井先生は3〜4時間睡眠で起きている時は食事以外はほぼネーム作業……。なんという過酷な……。かつて週間プレイボーイか何かのインタビューで、白井先生が出水先生の天才ぶりをエマとノーマンのようだと形容していたことがついつい思い出されたことでした……。
・タイムラプス動画は、キービジュアルイラストが出水先生に魔法をかけられていく様子を目撃した、……ということしかわかりませんでした。撮影禁止、今現在ここでしか見られない動画です。みなさんもぜひ魔術師・出水ぽすかの神がかったスキルに酔いしれましょう。着彩の工程を撮影してn倍速にしたもので、私には何が起こっているのかよくわかりませんでしたが、絵を描く人はものすごく勉強になる動画だと思います。
<「それぞれの決意」”Emma‘s determination, Norman’s determination”>
・ちょ、英語のタイトルにエマとノーマンが入ってるじゃないですかーーーーー!!!
・この章については多くを語ることもありません。ノマエマのサビコーナーだった。以上!
・なんと言ってもいちばん強烈なのは、エマがノーマンに抱き着くイラストでしょう。周りの鑑賞者の反応も良かったように見えました。私が約ネバにハマるきっかけになった絵でもあります。見開き右側が空くこの構図は、杉田担当編集には難色を示されたそうですが、コメントを見る限り白井先生が押し切ったようですね。白井先生、めっっっちゃナイスな反抗でした👍こちらの方が、走っていくエマの勢い、感情の爆発が伝わってくるんですよねぇ。さすが白井先生、出水先生の作画のパワーと魅力をよく御存知でいらっしゃるわぁ……。このページの前頁の画に関するものですが、出水先生がエマの涙について語っていたのも感慨深かったです。
・「神様になんかならなくていいんだよ」。この絵を選んでくださってありがとう!私がノマエマを確信した思い出の絵です。両先生のコメントはありませんが、無言こそが全てを物語っている気がします。直前から続くエマの手の芝居と、ノーマンの視線の動きが大好きです。
・神ノーマン👼、悪魔ノーマン👿の絵。「ダサかった」と白井先生が自虐するネーム版のノーマンも見たかったぜ……。白井先生のノーマンも大好きなんだもの。その上には「後には退かないよ」の絵。両方とも大好きな絵なので掲出されて嬉しかったです💕💕💕
・154話扉絵。ノーマンの心象とシンクロする、うつろでむなしい空の青の色が胸に迫る絵です。空の色合いに絶妙なグラデーションがかかっていることに初めて気付きました。それなのに、この空の色には表情がないように見えるっていう、ぽすか先生の技術がすごすぎる。ぽすか先生もこの空の色についてコメントしており、白井先生もこの絵の衝撃についてコメントを寄せています。
・「一緒に生きよう」の頁は選ばれて当然ですね。続いて推し(ノーマンが)膝を折って泣き崩れる場面は大きなサイズで見ても良いものでした。推しの鼻水垂らした泣き顔を拡大して撮影したのは私です。
<「新しい世界へ」”To the New World”>
・最後のコーナーの主役は、力作ぞろいのカラー扉絵シリーズと、ピーター(父)&イザベラ(母)の死です。中年になりつつあるイザベラの成熟した美しさ、「母親」になった姿、正気に戻ったピーターの顔などが好きです。
・カラー絵はフルスコアの夜更かし絵と、朝方のGF児雑魚寝絵の描き込みのエゲツない絵が好きです。おもちゃ箱をひっくり返したようなワクワクする雑多感、文字やら小物のアイテムがいっぱいクッキリ見られて楽しい絵でした🤖
・いちばん最後のイラスト展示は最終話のカラー、黄昏の海と子どもたちの絵でした。私がぴったり構図の予想を当てた絵ですね!最終話公開直後からポスターとして部屋に飾りたいと思っていたので、この絵がB2ポスター化されていて嬉しい💕もちろん買いましたよ!
・展示の最後には壁に最終話を再構成した動画が映し出される趣向でした。エマがあのお方に何を願い、何を失ったのかが語られ、家族がエマを見つけ出して再会するまで。最後には、20巻単行本扉の手をつないだフルスコアが見上げた空をカメラが昇り、「約束のネバーランド」のタイトルが映し出される感動的なカットで締めくくられます。というかこの映像なんだかとってもノマエマだったけど、観た人が約束のネバーランドはラブロマンスだって勘違いしないかしらと明後日の方向にとっても心配になりました。願いと引き換えに家族の姿が薄らいでいくエマの内面、夢から覚めるエマ、揺れるペンダント(この動画では漫画絵が一部動くのです)、家族に発見されたエマ、それから雫が一滴落ちるカット(ノーマンの涙)、ノーマンの泣き顔のドアップ、そこから畳み掛けられるように挿入されるモノローグカット「君の選択は最高だった」「それでも僕は君と居たかった」「抗って……」「運命なんてクソ食らえ」「一緒に生きよう」は全部ノーマンのセリフなのです……。ノーマンの「一緒に生きよう」の語りかけに続いて手を取り合うフルスコア、それらに泣き笑いの顔のエマが「うん」って笑って、青空のカットにつながるんですよ……。キラキラしたピアノの旋律と切ないストリングスの絡み合うBGMがドラマチックな再会の結末を盛り上げます。どうひいき目フィルターを外しても、なんだかとってもノマエマでした……。ファンブックで「ラブ・ロマンスじゃない」と強調された約束のネバーランドの物語の結びがこんな感じで白井先生は本当に大丈夫だったんでしょうか……(ありがとうございます泣きました、の意)!?!?!?
<ちょっと残念だったこと>
・基本的に大満足でしたが、一部残念だったこと。ジャンプ編集の監修が甘かったのか、シティビューの学芸員さん側の展示構成&運営の問題なのかはわかりませんが、気になったことをいくつか。もしも今後次の機会があれば、こういうところを検討し直してより良いものにしてほしいなぁ。
・動線の発表が遅かったこと。地方組は予定が立てにくかったです。
・グッズの告知や販売方法が転売屋ホイホイだったこと。また、価格の誤りなどがあったこと。
・カウントダウン「2日前」のツイートが忘れられていたっぽいこと。その他のカウントダウンのツイートを見るに、たぶんここには順番的にノーマンが来ていたと思うので本当に残念でした。
・宣伝用ツイートのキャラクター紹介で、GPキャラクターからソーニャが省かれていたり、クローネについて不適切な内容のものがあったこと。
・展示に明確なコンセプトが感じ取りにくかったこと。それぞれのコーナーには章としてのタイトルが付けられているので、せめてそのタイトルに沿って、展示順を工夫したり解説したりしながらしっかりとするべきだったと思います。フォロワーさんがおっしゃっていたことなのですが、例えば第六章「それぞれの決意」では、エマとノーマンの対立がどういう結果につながったのか、その着地がわかりにくかった。エマは「決意」の結果、七つの壁へ行きますが、七つの壁関連は展示では第5章でまとめてしまったため、時系列が混線していました。また、展示会のそもそもの趣旨として、出水先生の絵を見せたいのか、アニメで扱うところを宣伝したいのかもいまいちよくわかりませんでした(シェルター編及びGP編コーナーより後の展示の趣向は、両展示に比べてグレードダウンしたからです)。さらには、新規向けなのか、マニアックなファン向けなのか、ターゲットが曖昧だったこともわかりにくさを増しました。曖昧なら曖昧で展示の工夫の仕様がありますが、ネタバレ満載だったので少なくとも新規層がメインではないだろうとは思うのですよね。そうであるならば、ネーム展示を完成稿と比較して展示させたり、図録を発売したりなどしてマニア向けの展開もしてほしかったと感じました。というかなぜ図録は売ってくれなかったんだ~~~><><><
<最後に>
・色々書きましたが、全体としてはとても満足な展示だったのは間違いありません!3日間計4回の鑑賞で体力を使い果たしました。気付けば写真を2000枚撮ってました。オタ活でこんなに楽しくて幸せだったのは久しぶりです!本当にいいものを観させてもらい、ファンとして眼福、至福の極みでした。夢のような時間だったので現実に戻るのが辛いくらいです😭😭😭
・グッズもいっぱい買いました!!!複製原画と複製原稿以外はすべて買ってしまった(トレーディンググッズは全種そろいませんでしたが、エマとノーマンは意地でそろえました)。サイン付き複製原画には手を出してしまったけど、後悔はしていない。だってグッズの次は両先生の直筆サインが欲しくなるんだもん。
・カフェも三回行って、フルスコアのラテ、クリスマス限定ラテ、フルスコアのパフェ、エマ、ノーマン、レイ、イザベラのフードを頼みました。鬼席で食べたエマのオムライスとノーマンのカレーが特に美味しかったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡出荷された肉を食べているような、ちょっとブラックな気持ちになったのは内緒です。レイのサンドとママのバーガーは同時注文し、親子で食ってやる~!気分は鬼貴族だったんですが、あまりにもお腹いっぱいになりました。一皿で充分でした。
・最後に、美術館の関係者様方、ジャンプの関係者様方、杉田担当編集さん、白井カイウ先生、出水ぽすか先生、その他展覧会の準備・運営に携わってくださった全ての方。コロナ禍にあって、開催に尽力してくださって本当にありがとうございました><とても幸せです!昼の部、夜の部、それぞれ二回ずつ計四回行きましたが、大阪展も三回は行きたいです!迷われてる方は、ぜひぜひ行くべきですよ~!!!
・ここまで読んでくださってありがとうございました!