東京心覚で豊前江はまったく自分自身の心も身体も大切にしてない代わりに他の江の者たちの心と体を守って綺麗でいさせてやりたいと思っていることがあまりにカジュアルに判明して気が狂いそうになっているみんなーー?!!(追記長い)
自分が(現存しない可能性が高い故に)居るのか居ないのかもはっきりしないと笑い、やってられないと笑い、汚れ仕事を受け持っておいて「血に慣れ過ぎてしまった」と笑いながら、五月雨の綺麗なところはそのままであって欲しいなどと真面目に言う豊前、松井の痛みに寄り添い、篭手切の夢に寄り添う、あの豊前はあまりにも自己肯定感が低い。なのに江の「りーだー」で戦慄するしかないんですよ。
嘘だろ……?なのに、殺す人間を「知ろうとする」
君は……どれだけ正しき刀剣男士であろうと必死なのか。
もともと刀剣乱舞において、江という括りの刀剣男士群は存在の定義が特殊枠らしい気配があるんですよね。例えば物と人との境、化け物(遡行軍)と刀剣男士との境、境界にあるもの、あやふやで少しあやうい存在。中でも、東京心覚における豊前江のそれは、とても辛い……!
自身があやふやなまま、人間を機械のように斬っていたら壊れると思ったの……?だからわざわざ近づいて、会話して、親しくなってから、自分の「心が痛む」ことをちゃんと確かめてから、刀剣男士の仕事として殺しているの……?まさか、それをしないと化け物側に行きそうだから……?やってらんねーと思いながら……?
それってあまりにもしんどくない……?
本当は誰より疾く風のようにどこかへ行ってしまいたい豊前を繋ぎ止めるための、地に足がついてなんぼの桑名江なの?
吐きそう(吐きそう)