メギド128話 感想
蛆がすっかり愉快な仲間のように…
すっかり生命の振る舞いを学んだんだなあ
蛆さん、戦争をするメギドを野蛮で下等~的に見下していたと思うけど、今回カトルスとめちゃくちゃ原始的な殴り合いをしてて笑っちゃいましたね
私の中ではなんとなく、蛆ってこれまで己の欲のために他者の生を踏みにじってきた本当に悪いやつだと思っているので、
・その巨悪とも言うべき存在の終幕は「他者の生を踏みにじってきたしっぺ返しに蛆自身が自分の人生で得た願い(本物の生命を産みたい)は叶えられずに終わる」ではないか
という予想と、
・でもメギドって所謂悪役にもめちゃくちゃ慈悲を見せる(変化してこれからの未来を違うふうに生きたらOK だよ~)ので、ここまで蛆自身の人生を描いたからには罰とかなしで終わるかもな…
という2パターンの予想をしていたのですが、後者でしたね。
メギドってつくづく勧善懲悪というか悪いことしたやつにそれだけのしっぺ返しが与えられる展開を期待する人向きではないなあと思う
そういう系が流行っているからこそ敢えて逆を行っているのかもね
幻獣は偽物の生命だった…と思ったのは蛆の思い通りに作った命だったからで、何の目的も与えずに産んだ命は「本物」判定になるんだ。命が自由か否か。
レアムが生き返る展開は都合が良すぎる感があったけどヴァイカトルスにもちゃんと目的があって、ただ生かそうとはしてなかったんですね
でもソロモン王としてのお仕事をちゃんと頑張ったおかげでこれからも生きられるみたいで、よかったね~
リコレッキ…リバイバイル…生き返るとは思わなくてびっくりしました
想獣に断片的に残るリコレッキから復元されたリコレッキと、リコレッキの要素が断片的に残る想獣が同時に存在してると思うとちょっと変な感じ
泣いたとは描かれてないけどモラクス、膝から崩れて涙を零したりしたのかな~と想像できてよかったです。
あとセーレくん、シニュム探しにアスモデウスと連れ立った時にほとんど台詞がなく終わってえ!?セーレくんの活躍とか何もなし!?と思っていたので、今回セーレくんのシーンがあって良かったです。
マモン様がサタン様をぶん殴るシーンもあって良かったです。