アルカナ考察③
ホーミィについて
ネタバレ注意
既に気付いている方も多い部分での考察なので、知ってた感は強いと思いますがそこはご勘弁ください。
正解とは限らないので、今回も話半分でみてください。
■ホーミィとシェキナの関連性
S6のイラスト、マリト/ホーミィのフレーバーを見れば、
ホーミィが究極魔法の発動後に、別次元で目が覚めた(守護天使化した)状態がシェキナであると考えて間違いはなさそうです。
シェキナは、ホーミィだった頃の事を断片的に覚えていたので、
別次元である夢の世界で、究極魔法発動以前のマリトに、究極魔法の失敗とその経緯など、「知っている」事を伝える事が出来たという事でしょう。
■シェキナ=アルカナの女神?
懐中時計を異次元… ミシアレシアに送り(ホーミィS6)、
それが主人公の下に渡っています。
また、第1章の1「光射す未来、反射する夢」にて、
予言者が見上げた女神…
「はじめて会ったはずなのに、何度もあった相手のような気分になる。
恐ろしさに足はすくむのに、懐かしさに駆られ抱きしめたい気分になる。」
というのは、アルカナの女神であるシェキナには、はじめて会ったはずなのに、
何度もあった相手(ホーミィ)のような気がする。という事ではないかなと思います。
主人公はアルカナ思いで、ランプレヒトに抱きつかれるエピソード(9章)もあるので、
ホーミィに対して抱きしめたい気分になるという点にも違和感はないです。
その後、懐中時計の蓋を閉じた時に、その場にいる懐中時計の作り主である女神シェキナが
懐中時計に自身の力(魔女王の時を遡る力)を働かせ、主人公を過去の入学式に遡らさせた、というのが冒頭の回想かなと。
※懐中時計にはモノ・リーディングという能力があるけど、さすがに懐中時計単体に時を遡る機能まで
備わっていたとは思えないので、その場で発生している七色の光(恐らく女神が起こしたもの)が作用しての現象のはず。
そんなアイテムの効果を作り主のシェキナ(ホーミィ)以外が引き出すというのも変ですし。
その周回でうまく世界を救えなかったのでやり直しさせる、と言う意味では、
世界観に繋がりのある?、時渡りの飛龍サルバのサルバみたいな役回りですね。
■プリムリリーが呼び出した女神は誰?
※上記の、女神=シェキナという考察を正解としてとらえた上での考察です。
プリムリリーが呼び出した女神=シェキナだったのかというと、そうではなさそうです。
ジークS5の予言詩によると、偽りの女神が出現する結果になったはずなので、
偽りのシェキナ(女神)と言える存在…黒きシェキナが呼び出されてしまったと考えるのが妥当かなと。
黒きシェキナは、シェキナ(ホーミィ)の黒い感情の虚像のような存在(黒きシェキナA)で、
ホーミィは元々、ホーミィBのフレーバーを見て分かる通りひらがな表記メインで会話する人物なので、
「おうちにかえして。あなたたちなんて、だいきらいー」(プリムリリーS6)
というひらがな会話をする事も説得性があります。
だいきらい=聖杯の異界メンバーを知っている上での感情だととらえ、
何故大嫌いなのかを考えてみても、ホーミィからすれば、
ブリアーと戦争をしていて、ミオソティスが究極魔法の研究に没頭した原因の1つでもあり、
仲が良いマリトに長眠の呪いをかけた事も知っているであろう聖杯の異界は、
まさに大嫌いな異界だったはずで、そんな人達に呼び出されたら「だいきらいー」と言う反応も妥当。
その後アルカナの世界の崩壊も、黒きシェキナSのフレーバーにある通り、クリフォトを食らったのならそうなるだろうな、
と思えるので、黒きシェキナがやはり正解な気がします。