インセイン「蛍子のために」ネタバレ感想(未プレイ閲覧NG)
一切の誇張なく、今までで一番PLの正気度が削れたシナリオでしたね。秘密を抱えて君だけのオリジナルの地獄を作ろう!!!
PC1:草間 和希(雨月)
PC2:西鳥羽 すずめ(あねよ)
PC3:石堂 燐(黒葉)
PC4:御門 総司(桐生)
PC2の西鳥羽すずめはふわふわほんわかお嬢様。のフリをした蛍子。
導入フェイズ、それはまだ平穏だった頃の話……4人と加藤の和やかムードにあてられ、雨月さんが「もうここで終わらんか」と鳴きだす。終わらんのよ。
序盤は全然、不穏な空気があるものの普通のホラー、普通のインセインでしたね。そして「記憶喪失」の狂気を引くPC2。このあたりから雲行きが……怪しくなっていくわけですが……。
大事な秘密を抱え落ちしたら迷惑だよね!と2000%善意でPC4の秘密を抜き、記憶喪失発動。
「(正気度を減らしたいので)やばい秘密握ってる人挙手~」なんて言いながらキャーハハハ誰の秘密にしようかな~~!!なんて生き生きしていた私。その翌週、誰よりも錯乱することになるとも知らずに……
「自分で減らした手番は自分で補填していかなきゃね!」と魔導書+歎願コンボで手番を増やし、如月の秘密を抜きに行ったのがすべての始まりでした。すべての、終わりの、始まり……
「この秘密は渡せません」「いや絶対に無理」
「見られたら終わる」「本当に無理」と喚いた挙句、目星でPC4に抜かれる羽目になるなんてな!!!というか私以外全員目星持ちってどういうことだよ!??!?!
本当に燐ちゃんには知られたくなかったんだよな~!!だって知ったらガッカリすると思ったんだよ。意図的ではないにしろ、他人の人生を奪った女、としての意識がやっぱりね……。どうしてもね……。
後から使命みたら、PC3にはこれは共有しておいた方が味方になってくれるからゲーム的にはその方がよかった、はずだったんだけど、残狂気カードと潜在狂気の枚数的にそうも言っていられず。
PC2が何もかもを飲み込んで(そして将来的に壊れてほしい)表面上は取り繕うタイプの地獄がいいよぉ!!!!!この平穏終わって欲しくないよお!!!!!!!って思ったんで「お願い見ないで本当に何もかもが終わるのでやめてください」と私至上最大級のゴネと錯乱をお見せしてしまった。この狂いっぷり、もはやエンタメ。しかし人の秘密は抜くし公開にもしてしまうのであった。
もう何もかもがつまびらかになった時点で、クライマックスフェイズは如月に殺されたら(絶対ヘイトがこっちに来るってわかってるし…)最後の一撃で回想切って心中しよ!ねっ!私たち親友だよね!!!と思ってたんですよ。そんで、PC1に「PC3をよろしくね」っていうところまでは決まってたんです。決まってたというか、うまく状況がハマればやろう!とね。思っていたというか。
だから召喚のコンボ食らった段階でよし死ぬか!!!って死ぬ準備してたんだよね。なんであれの回避が通るんだ。
HOが配られた時点で、事の「ヤバさ」を一番抱えているのはPC2なので、いろいろと事前予想とかしてたんですよ。こんな風になってしまったからには原因があるはずだと。
最初はPC4だと予想してたんですけど、秘密を開いてみたら違ったので、そしたらこうなってしまった原因を握ってるのは(くくり桜を見たときのリアクション的に)PC1だろうなとは思ったんですよね。
でも実際回想で秘密開示された瞬間の「は???????」よ。
ただ別れたいなって思ったがために?!?!?!今?!?!?!私は!?!??こんなことになっているんだが!??!?!?理由そんだけ?!?!?!殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みたいな気持ちでしたね 分かったOK全員殺す
PC1の秘密さえ知らなければね、まだ生きていけるルートがあるんじゃないかなんてね、そんな淡い思いがなかったわけじゃないんですよ。死ねたら死のうくらいの気持ちだったからね、もし生き残れたらまた二人で生活を続けるようなルートもあるのかもしれないと思わないでもなかったんですよ。なんで回想切った???????
まあ気持ち的にはね!!殺す!!って感じでしたが(物騒)(蛮族)
PC1の秘密を見たことによって使命変更が発生して、ハッキリと「PC1に復讐すること」と書かれたのでね、ハラが決まってしまったわけです。
簡単にリタイアさせてたまるか~~~~!!!1^^^^^^^^^^^^^一生苦しめ^^^^^^^^^^^
余談ですが、あのタイミングだけ、「燐ちゃん」ではなく「燐」と呼びました。
メインフェイズの最初も4人で集まったね。
メインフェイズの最後も4人で集まったね。
もう……二度と4人が集まることはないんだね。
からのED……最後に加藤を含めた高校生時代の回想は、もう溜息しか出ねえよ、みたいな。
蛍子が蛍子として生きていた時代のRPが出来てよかったなと。
何かを踏みつけにしてもそのこと自体どうでも良くさせてしまうような、場当たり的な魅力を持つ女がいいなあと思ったので、ああいう感じに。すずめはもっと控えめでおしとやかで、入れ替わってからはおかしくないようにふるまっていたから、今は「かつての蛍子」ではなく「すずめの中に入ったまま成長してしまった蛍子」としてああいう性格になった…みたいな。
如月さんと先輩の最後の会話がかなりキいたので、ラストシーンで視線だけのやり取りをかわしていたのがもう「あーー!!!!!」でしたわね。
そういえば、すずめにはブラコンの兄がいるという設定をしていたような記憶があるんだが、大丈夫だろうか、兄。今頃発狂してんじゃないかな。