KNIGHT TERRORS:THE JOKER # 2 読んだ(遅)
面白かったです!!!
いや偽物のジョーカーが出るほうに賭けるぜとは言ったけど、そっちか〜〜!!!!
「ゴッサムは狂犬病の動物だ……」から始まるモノローグにバットマンぽい〜とワクワクしてたら、ジョークを飛ばしまくるバットマンを急にお出しされて飛ばしすぎだよローゼンバーグ先生!!となりました これぞ悪夢だから許されるネタ
バッタランのコスト高そうだよね
やられてる敵、テリブルトリオだっけ 狂犬病ってそういうこと?(?)
この偽物バットマンの目、オッドアイといいカラーリングといい、どうみてもジョーカーさんです でもそしたらカイザーは?
→→なんだ夢か〜〜
からの、隣の女誰よ!?アルバートの着てるシャツ(フリーパンチライン)何よ!?!?
2人とも髪の毛ないのなぜ マネキン…なの…?
クラウンパンケーキ、一応ググったらいっぱい出てきました
ピエロ顔にデコったパンケーキらしいです まんまだ ググった範囲では普通に美味しそうでした
普通に採用面接してるジョ……カイザーさんじわる
フリース?フリーズです
志望動機は?バットマンがより凶暴化し、遂に人殺しを始めたので、彼が対処されるまで普通にしていようかと。
ハハハ、あ〜、バットマンは最近死んだという事実はさておき……なぜ私たちが犯罪者を収容するのに良い場所だと思ったのか聞いてもいいですか?
何故ならお前がいるから。
俺?
こそこそするな道化。似合ってないぞ。
いや〜良いですねここら辺のやり取り……会話のテンションも温度も急激に下がっていく感じ 水槽がこの短時間で凍るレベルならカイザーさんも無事でいられないのでは
絶対落とされると思ったら後々ちゃんと採用されてるというのがまた☺️
ウェインチームの野球に参加したカイザーさんは、相手方のメンバーに「ボール打って活躍できてるのはお前だけだ、まさにバットマン」の言葉にカチンときて締め殺した後,ブルースに食事に誘われます なんで?
いや、何故ここにブルースが?
前回疑問だった「ジョーカーはバットマンの正体を知らないのでは?」問題がまたここで。
アレルギーある?甲殻類だけ。完璧、じゃあ決まりだ。
甲殻類アレルギーなの初耳だが。アサリジュースもう飲めないね、と思ってたら完璧な甲殻類ディナー😂
この話の一番の核はここの食事の会話シーンと言っても過言ではないでしょう
キリングジョークでお馴染みのアロハシャツを着て、お互い大声でないと会話できなさそうな距離のテーブルを用意するブルースさん
蟹の食べ方きちゃない そんなことになる??
キリングジョークでもそういえばエビが出てきたなと思うけど……
ただここでブルースが言うことがカイザーさんに突き刺さりまくる。
ユーモアのセンスのない男は、バットマンがいないゴッサムシティに似ている。
もしバットマンが死んだと私が聞いたら、私は完璧に我を見失う。そう思わないか、ヨハンさん?
バットマンが死んだら、誰かが彼を作り直さなければ。
バットマンは死に、君の一部は彼と共に死んだ。
君は彼に夢中なので、今は壊れてる。
この詐欺師(インソムニア)は君の中で何かを目覚めさせている!
ブルースの話に圧倒されて、ほとんど二の句が告げないカイザー。
インソムニアが物語の至る所に出てくるけど、この執事としての場面ではブルースと会話させたくないことが分かる
旦那様は何日か帰りませんと言ったり、会話に水を刺したり……
恐らくこのブルースは、ジョーカーの深層心理がインソムニアを追い出し、この悪夢から脱するためにブルースの姿を借りてカイザーに警告、もしくは挑発したのかなと思った。
カイザーが甲殻類アレルギーと言ったのも、甲殻類はジョーカーと結びつきのイメージがある種強い食べ物だから、無意識に遠ざけたのかな?と想像したり。
逆にブルースは、それを貪欲に食らう。
警告をする人物像として無意識にブルースを選んだのだとしたら、すごくイイ……となります
ジョーカーにとっての一番の脅威の相手であり、また耳を傾ける唯一の人物なのかもしれない。もしくはジョーカーの唯一の理解者として。
最もブルースがやらなそうなことをしている、というのもミソ
そもそもクローゼットの中にバットマンの死体があるのだから、ブルースがいるのはおかしいのでは?脅威のイメージがあるなら、バットマンと知っているはず……でもそうはならないのが悪夢らしくてまたいいですね。道理が通らないのが悪夢。
動揺したカイザーさん、翌日の会議中に鉛筆で人を殺してしまう。「なんでもない」とイライラしつつ、額に右手を当てながら煩わしそうに左手を振ってるコマが無性に好きです。なんか良い
「ブルース・ウェインは人の頭の中に入り込んで操るのが得意なんだ」ホーン……
私はこのブルースを深層心理のジョーカーさんと解釈したけど、元々ブルース(バットマン)に対して持っているイメージだったとしたらまたとても良いですね
道化の頭には蝙蝠が巣食ってるんだ……
カイザーはバットマンを捕まえることを決心する。出来なくてもそれはそれでなんの問題もないし、出来たら……まぁ、面白そうじゃないかと。
ここでカイザーは大捕物の前に昼寝をし、その次ページでバットマンが現れる。
偽物のバットマンが現れる時は、必ずカイザーが寝ている時。
ピエロに向かって言うjogger(ジョギングしている人)のジョーク、分かりやすくjokerに引っ掛けてますね
バットマンの最後の台詞
「お前はバットマンを殺せない!お前にはヤツが必要だ!俺たちにはヤツが必要だ!!」
捕まえるというか、殺してしまうんですよね。しかもピエロ軍団ごと。これは……無理心中では??
捕まえる準備で薬品を精製していたので(洗面台で作れると相変わらず流石です)、カイザーが用意したものなのか、このピエロ軍団が独自に用意した夢らしいご都合なのか……どうなんだろう。
寝る直前に雇った男の人は、その後ピエロメイクして都合人を包丁で脅していた奴だけど、そもそも夢だしハッキリしない
カイザーが寝ている間に勝手にモブが動くことは考えにくいような気もするので、これは夢の中の夢なのか、はっきりしないままジョーカーさんは悪夢から目覚めていく。
ブルースとの食事の場面では、ブルースが「バットマンが必要だ」と言った。最後も同じことを訴え続ける。でも同時に、他のピエロも大勢巻き込みながら、ジョーカーではないモブの手によって偽物バットマン(ジョーカー)は命を落としていく。
ジョーカーにとっての悪夢とは何か?バットマンを失い、一般人になってしまったこと?それが前編の内容だったけど、後編の内容はより進み、より一歩踏み込んだ、ジョーカーにとってのバットマンの必要性と、失った後の自己の解離と崩壊なのか。
最後にTMWSLに繋がっていくのも良かったです。俺たちってのはもう1人のジョーカーさんのこと?
ソロモングランディが相変わらず優しいです。死に友達🤝
2000字超えたのにまだだらだら書けそうだけど、1時も回ったのでここで終わります。良い悪夢でした