オンラインマダミス「四人の令嬢と執事たち」
吉良執事プレイ感想(ネタバレありの感想なので未プレイの人は注意!!)
執事してSAY KOU SHOW?それともSAY KOU SHOWして執事?
真面目にプレイしたつもりだが、プレイ中ずっと俺の頭流れていたのはこの曲である……
館に着いた後どうしたの? (お嬢様と部屋行った♪)
部屋に行った後どうしたの? (部屋に入ってイチャイチャした♪)
イチャイチャした後どうしたの? (イチャイチャした後シャワー♪)
シャワーした後どうしたの? Ah もちろんそうだよ? 「「SAY KOU SHOW!!」」
最近バズったロバート秋山の「順序の曲」である。
だってこいつら部屋にしけ込んだ後セッしてただけなんだもの笑
解説すると、先日遊んだマーダーミステリー「四人の令嬢と執事たち」の感想である。
館に集まった4人のお嬢様とその執事4人。館の主人である征一郎様が殺され、その犯人探しというストーリー。マーダーミステリーのプレイ数は20回くらい?(オンライン含む)
人狼プレイヤーとしても負けられない戦いがそこにあった。
配役は下記の通り。
①東堂お嬢様(おこめさん)、長谷部執事(つくねさん)
②西門お嬢様(ずんださん)、吉良執事(俺トール)
③南條お嬢様(まぬけづらさん)、剣持執事(ロナさん)
④北園お嬢様(ドットさん)、綾小路執事(杏仁豆腐さん)
俺が選んだ吉良執事は若くイケメンで西門お嬢様とは上記の通りズブズブである。征一郎様とお嬢様は意気投合し婚約者筆頭のようだが、そのことに対しては素直に祝福している。ただ、お嬢様に捨てられると、また若い自分には金銭的は大変厳しく、素直に身を引こうと思っているが……という複雑な心情。「征一郎様との婚約が決まれば、お嬢様との関係もおしまいですね……」と強力な顔面&アンニュイな表情で宣ったところ、「捨てるわけないじゃない!」との有り難いお言葉を頂いた顔面つよつよ男子。それが吉良くんである。
マーダーミステリーの魅力はプレイヤー本人が探偵役、犯人役、第三陣営、あるいはスケープゴート役として、実際に物語をプレイできるところにある(と思っている)。そう!プレイヤーになり切り楽しみことが!真髄だと!
以下、吉良くんの勝利条件である。
①真犯人を見つける:6点
②西門お嬢様とのズブズブな関係の秘匿:3点
③西門お嬢様か自分が吊り対象になったら:0点
③は議論で負けなければ大丈夫だとして①と②。①が6点で②が3点なのである。ゲーム勝ちに行くなら優先度は①>②(もちろん両条件を取りに行くが)。ただロールプレイ的に②を落とすことはありえない!何故なら俺は顔面つよつよお嬢様大好き吉良くんだからな。
そんなわけで俺は②>>>>①の優先度でプレイしてました。
■お嬢様との密会パート
以下ずんださんと共有した情報
・お互いのおそろのペアリング
→公開された場合は、お嬢様と征一郎様とのものであり、吉良が持っているものは征一郎様にプレゼントするものを預かっていた。なぜなら執事だから!
(マダミスではシステム的にカードが公開されたり、スキルで奪われたりすることもあるため警戒していた)
・西門吉良ペアが同衾していたことを示唆するメイドの証言(翌朝メイドに一緒に起こされた)
→ずんださんが神引きでメイド証言を引いてくれたので秘匿。公開された場合はお嬢様を護衛していた、で通す予定。
・征一郎の右側にだけ傷があったので、犯人は左利きでは?という推理
以下は、その時点でずんださんと共有していない俺の推理とか
・「吉良との関係を精算し征一郎と結ばれる:3点」、「吉良と結ばれる:2点」といったように2択で勝利点が異なる場合や、そもそもお嬢様の勝利条件に「吉良との関係を公開する(ただし他人からの告発で):3点」といったように条件がある場合。お嬢様が吉良を裏切る可能性を考慮。
→ロールプレイ的にそれは仕方なし。全力でお嬢様との関係を隠す!方針。
・メイドの証言を覆せない場合
→進行表を見ると単独で動けるパートがあるようなので、その時点で追求する陣営がいた場合(それが勝利点に絡みそうな動きの人物がいた場合)、「メイドには金を握らせて証言はなかったことにした。お嬢様と征一郎様が結ばれるのが私の願い。どうか『会議の場』で追求するのだけは止めて欲しい」と懇願するプラン。ロールプレイ重視の人であれば結構通る交渉という読み。(時間制限もあるし)
→犯人の目星がついていた場合(もしくは犯人とは別に投票した人物がいる場合)で、その人物(陣営)と交渉が出来るようなら、「この件を会議で追求しないのであれば、投票をそちらの希望する人物に合わせてもいい」と交渉する。(もちろん最終的に投票は犯人に入れる。約束は反故!)
■そして推理パートへ
結果的にはだが、最初の剣持への疑いが正解だった笑
結果的には最初に推理を当ててしまっていたため、後出しの綾小路のロープとか北園の痴情のもつれっぽい証言に「真」を見てしまったのだ。ロープの件とか北園陣営が共有してないところとか、これは双方が対立しているパターンか?それとも綾小路が北園を庇っているパターン?あるいは情報共有されてない状況が全て真実で、我々が逆張りしてしまっている?等いろいろ考えてしまった。
吉良としては痴情のもつれから動機がありそうな北園お嬢様に投票するつもりでしたが、ずんださんにお任せした弁論パートで考えを変え、綾小路に投票。男の腕力でないと撲殺はできないものね。
そしてずんだお嬢様はめっちゃ強かった!
「南條と征一郎が近親関係にあるのでは?これ指摘したら南條陣営(勝利点)を削れますよ!」って笑
なるほど!古い館に住んでる旧家の方々、近親間でズブズブしがちという横溝正史あるある的な!と。
俺の中では「悪魔が来りて笛を吹く」的なズブズブな世界が繰り広げられていた。
最終的に犯人当ててなかったので西門お嬢様も行き遅れになったようですが、吉良くん的にはよかったのかなぁという感想!家柄の違いから籍こそは入れられなかったけど、西門お嬢様の傍に寄り添う歳の近い顔面つよつよ男子がいたのだから……
余談ですが、東堂家みたいな気楽にプレイできる陣営だったら、
長谷部 「シャワーした後どうしたの? Ah もちろんそうだよ?」
西門/吉良 「「SAY KOU SHOW!!」」
って訊いてたかもしんない。(勝利点3点)