よう実12.5巻の簡易まとめ
星之宮知恵の恨み
前回試験前に綾小路に体を使っても良いからと交渉していたことについて、他の3人の先生にチクっていた綾小路。
それを話したことにより、茶柱は星之宮が今でも過去の満場一致試験でのことをずっと恨んでいることを知ります。
ただ、綾小路は星之宮先生に関して任してほしいと言います。この場では、他の3人の先生は星之宮の処遇はこの場では決めないこととし、しばらく様子見することになります。
坂柳は退学
坂柳の自主退学は確定となり、学校を去っていきます。転校先はあの神室真澄がいる学校でした。
龍園との最後の会話。そこでは、綾小路からどんなことを言われたのかを告白。龍園は納得していないというも、坂柳が自主退学を決めたことも弱さだと言います。最後に「今度また会う時に」と言いますが、もう会えるはずもないのにと龍園は不思議に思います。
綾小路との会話では、坂柳が強すぎた結果、他のリーダーたちにはまだ成長の予知がある。しかし坂柳にはないということで綾小路は坂柳の退学を決めたのでした。最後にお願いを二つします。一つ目は私の役目はこれで終わりではないですよね?という問いでした。つまりこの学校を出たあともどこかで再会するというような約束のようなものでした。これ、大学生編なのか、先の展開めっちゃありそうなんですけど。
そしてもう一つは、自分が去ったあとのクラスをお願いするというものでした。そして橋本の処遇をどうすべきかお願いしたいとのことです。最後に二人は抱き合いました。
坂柳を見送りにきたのは、山村と森下でした。この二人とは他とは違い、少しの間ですが、特別な感情を持った坂柳の友人でした。ちなみに坂柳の家は学校から車で15分というかなり近い場所でした。
その後綾小路は、坂柳から伝言を頼まれたとして、今のクラスがAクラスが上がるための流れを二人に話します。内容は不明。こうして坂柳は完全に退学していきました。
軽井沢との別れ
一通りのことが終わり、そして軽井沢と映画デートをします。
そこにはなんと伊吹も同じ映画を見に来ており、嫌な顔を見せました。
そして映画が終わり、軽井沢も察していました。そして、カラオケに。そこでは人が別れる前の空気が流れ、お互いにそれはわかっていました。
正直ここの表現、綾小路の心情なのかどうか途中よくわかりませんでした。好きだとか本当の感情のように言っていた途中に「別れよう」と言いました。
最後に恵ではなく軽井沢と呼び、軽井沢も清隆ではなく綾小路くんと呼びます。二人は友達に戻りました。
軽井沢は泣きじゃくり、本当にキツイ場面でした。でも、思った以上に重くない話でした。正直もっとキツイ別れになると思っていましたが、軽井沢も一応は受け入れています。ただその後、軽井沢はずっと家に引きこもります。
綾小路パパ・鬼島総理・高円寺パパ
三者面談では、綾小路パパは普通に来て、良い親を演じます。しかし次に迫っていた高円寺パパに会うために、余計に時間を使い、すれ違うように計算していました。
綾小路パパは、清隆には、この一年は手を出さないと言います。
その後、高円寺パパにあしらわれた綾小路パパ。理事長室に突入しそこでは、鬼島総理と高円寺パパが。鬼島総理は清隆の試験内容を見ていて、感心していました。
その話の中で、綾小路パパが、清隆からクラス移籍する話があり、それなら高円寺パパの息子とも戦うことになる。そこで対決して勝ったら、鬼島総理が綾小路パパに時間を作ろうという話に。
高円寺パパも「本当の自由がほしいなら、今のクラスでAクラスで卒業することを命じる」という考えを息子に伝えると言いました。
堀北の恋の芽生え
コーヒーを一緒に飲んでいた堀北と綾小路。堀北は軽井沢と別れたことを聞き、その話も聞きました。
そこで綾小路は「恋人候補に名乗りでるか?」なんてことを言います。そこでは軽くあしらった堀北。しかし、その後一人になってから、胸の高鳴りを感じました。
これはもう綾小路のことを好きになっているような描写でした。
一之瀬との夜
そして約束した一年後。一之瀬はショックからしばらく部屋出ていませんでした。
綾小路は自分の部屋に一之瀬が来るのを待っていましたが、来ませんでした。
そこで、どんな結末になるのか、知りたいために、一之瀬の部屋の前に行くと、何度かメールでやりとりしたあとに入れてもらいます。実はこれも一之瀬が綾小路が必ずここに来ると思ってしたことでした。身なりを整え、鍵を開けていました。
綾小路はこれまでのことを話し、そして一之瀬クラスが上に上がれる方法を話します。それは綾小路が一之瀬クラスに入り、一之瀬が退学すること。もしくは、憎しみを糧にクラスリーダーとして奮起すること。
しかし綾小路は3つ目の答えを期待していました。そして一之瀬はどっちの答えでもないと言います。私が入ればAクラスは目指せないけど、綾小路くんがいれば目指せる。でも自分も退学しないとのことでした。そして一之瀬は綾小路が期待した1%の望みを言います。
それは大きな欠点だった一之瀬の精神力。それを乗り越えるために、綾小路に迫ります。このタイミングで綾小路も軽井沢と別れたことを言います。そうしてベッドに綾小路を押し倒した一之瀬は綾小路にキスをします。そして、服を脱がせ、夜をともに過ごしました。
その後、一之瀬は明るい雰囲気で、皆の前に顔を出します。神崎などは困惑し、そして綾小路が好きなことも話します。そして新学期が始まるまでにまとめるから待ってほしいと言いました。
実際どんな手法になるのかわかりません。でも一之瀬クラスは一之瀬がリーダーのまま、綾小路を利用する、という手法になるようです。綾小路が一之瀬を利用するなら私も利用させてもらう、と一之瀬のどこか闇のあるような契約でした。恐らくこれで、一之瀬と綾小路は恋人になりました。
石崎の誘い
石崎は自分のクラスに綾小路を引き入れようとし、その場にひよりも呼びます。
石崎はうちのクラスに来たらひよりと付き合っても良いなんて勝手なことを言います。
ひよりは恥ずかしがりながらも、綾小路が来てくれることには歓迎していました。
ただ、表紙になるようなひよりの展開はないです。ほんの少し会話していただけです。
綾小路はちゃんと石崎とひよりの誘いを断ります。
・根岸からの手紙
1年の根岸から電話番号を書いた手紙渡されます。イニシャルがNと書かれていました。
ただ、綾小路は日本式のNであり、根岸ではない人物からの電話だとわかります。そしてそれをしてくるのが誰かも。
これ誰なのかわかりませんでした。Nがつく名前ってことですよね?
坂柳クラスに綾小路が移動
Aクラスに昇格したことで、パーティを行っていた堀北クラス。
そこでは、堀北は綾小路にこれからも頑張るようなことを言っていました。しかしその言葉は続かず、いつの間にか綾小路はいなくなっていました。
そして新学期三年になった一同。星之宮先生は茶柱先生に言います。Aクラスになることをなんとしてでも阻止することを撤回する。それをする必要がなくなった。だって、あなたのクラスのジョーカーがいなくなったんだからと言います。
星之宮先生をどうにかするといった綾小路の交渉。それがこのことだったかと思われます。
茶柱は自分のクラスに行く手前、別の職員に呼び止められ、一名の生徒がクラス移動することを伝えられます。
綾小路はあるクラスに足を踏み入れ自己紹介します。「先程2000万プライベートポイントを利用しこのクラスに移籍してきた綾小路清隆です。自主退学した坂柳の代わりにはなれませんが、クラスメイト全員にまだ戦う意思が残されているなら、大きく後退した状況を高いするための手伝いができると確信しています」
綾小路が移籍した先のクラスは坂柳のクラスでした。
そうして当初思い描いていた綾小路の4クラス拮抗状態でのAクラス奪い合い、その準備が整いました。