『Wizarga -DEMONS SAGA-』の感想 (1900字)【第13回ウディコン】
『Wizarga -DEMONS SAGA-』 WOLF RPGエディターコンテスト第13回 総合12位(熱中6位)
ver.2021.08.04.7をプレイ。元ネタのゲームは知らない。若干うろ覚えで書いている。
■#1
村正と蝶のナイフの即死が好き。SEが良い。
特に蝶のナイフはメイジ限定の装備で、MP消費抑えたい時に物理で即死を狙えるので重宝した。
一度ボス倒した後の隠しボスは気付かない人多そう。
一応ボス倒した後にイベントが挿入されているが、見逃されそうだ。
2周したのだが、1周目の時は隠しボスをあっさり倒せたのだが、2周目の時はかなり苦戦した。
攻撃呪文が全然通じない。このボスは状態異常呪文を使った方がいいのかな。
■ZERO
リソース管理を求められるが、一番シンプルでパーティも選べるので周回プレイしやすい。
何周かしたが、宝物庫から得られるアイテムが選択制であることは後の方になって気付いた。
行動力の下がる鉛のサンダルは利点があるのか。
装備はザ・シュリケン!が好き。
クラスはロードとニンジャが強いと思った。なので2人パーティにした時はこの2人を選んだ。
ビショップも強いかもしれない。サムライが少しだけ弱いと感じた。
ニンジャの2回攻撃は雑魚戦で特に役立った。強い上に装備品を買うお金が浮くのも良い。
1人パーティは???でクリアした。
全員回復持ちパーティにしたら回復アイテムが買えなくなっていた。バランス調整か。
EXボスの耐性無効化条件は1人も回復役がいないことだろうか。
EXボスは周りの雑魚を倒すと攻撃してこなくなるので何とかなった。
耐性無効化状態だと通常攻撃してきたかな。
■SUMMONER
シナリオが凝っていてダンジョンも複雑。
パーティ交代制は新鮮で楽しかった。
装備の付け替えが面倒だなと思ったが、サブキーで最強装備にできるのでそこまで煩わしくない。
後列から攻撃しても威力が落ちない「かくれる」が好き。
それに加えて状態異常にできるシェイドが強いのではと思っていたが、実際強いかは不明。
後になって上位互換っぽいパイドパイパーが仲間になるのでそちらを主力に。
サッキュバスのエナジードレインは、これがあれば道中にMPの心配がなくなると思っていたが、使う余裕はあまりなかった。
使っても吸い取れない敵もいたので思ったほど活躍しなかった。
パーティは基本新しく仲間になったキャラをボスにぶつける形だった。
愛着は初期からいるメンバーの方があるかもしれない。
キャンプを開いたら警報が再び鳴るのは、意図的にやってるのであればまぁいいかなと思った。
イラつきはするが、話のネタにしやすいトラップだ。
即死攻撃がボスにも通じた!
■3部作すべて
最初どうやってセーブするのか戸惑った。オートセーブだった。
グラフィックとBGMでかなり雰囲気が出ていた。
ZEROのキャンプを開いた時の明るいBGMもギャップが良い。SUMMONERの癒し系BGMも良い。
「おおっと」が好き。
最初は状態異常系呪文を使ったりしていたが、どれが効くのかわかりにくいのと、高火力の呪文を使った方が強いと思って使わなくなった。
ZEROのお金、SUMMONERのウルク瓶や遁走の護符のような、その場で使い切った方がいいシステムが、エリクサー症候群にかかっている身としては、使いやすくて良かった。
グラフィックの質が凄すぎる。素材を使ってるのかと思った。
しかし質に反してそこまで評価はされなかったようだ。
『独立理想国家アヴァロン』もそうだが、やはりワンポイントの質を高めても、グラフィックがない部分が多いと評価されにくいのかもしれない。
シナリオの評価も伸びなかったようだが、そちらは仕方ないと思える部分もある。
というのも、僕もSUMMONERをプレイするまで評価はあまりよくなかったからだ。
#1とZEROはオチが「何それ」というものだった。
しかし、SUMMONERでカイとビュオスの物語を知りドラマ性が生まれることで、#1とZEROのシナリオも愛着の持てるものとなった。
回想の断片のみを見た後、身の置かれた状況がわからないまま愉快なパーティに囲まれた状態で本編がスタートした時は、シナリオの続きが気になると共に、妙な高揚感があった。
というわけで、全体的な質が高くとても完成度の高い作品だなと思いました。
第13回ウディコン作品の中で一番プレイしたゲームでした。
アプデ予定の追加ダンジョンも期待しています。