あやかしまやかしきるはまぼろし
ネタバレ有り(通過済み推奨)
HO紅でした。この女…シナリオ内でありとあらゆる私の癖を盛っていった挙句に、最終的にやりたいことやってロストしていった。…と延々としんどいとぼやき続けるクソ長ふせた。
考えがまとまらないまま、思うままに書き殴るんで文章としては読みづらいかもしれませんすんません。
あとひたすらに長いです。
まず今回連れてった探索者の設定みて。
--------------------------
妖し欺瞞し斬るはまぼろし
捧 美朱
妖し欺瞞し斬るはまぼろし HO紅
共通HO:貴方には師といえる者がいる。 /HO紅:貴方は何かを愛している。
ささげ みあか
生れはどこかの都。赤子のときにすでに両親はおらず、親戚に引き取られて育てられた。
両親にとても良く似ていたためか、親戚にはとても愛されて育ったが、その親戚すらも物心ついたときに他界した。
その際に出会ったのが師匠である。師匠に出会ってからは、よき兄・父代わりとして、剣を学び心を学び、あらゆることを教えられてきた。
現在は、旅館で住み込みの仕事に就きながら、大学に通っている。(剣道の特待生)
自分はとても恵まれていると思っているし、不幸だと思ったことは一度もない。
師匠のことも愛しているし、育ての親も愛している。いま旅館で面倒をみてくれる方々も、友人たちも愛している。
だが、彼女が一番愛しているのは…?
ただただひたすらに愛しているのだが、その正体が霞のようにぼやけて見えないのだ… こんなにも、愛しているのに。
その想いを抱えながらも、今日も彼女はおだやかに微笑みながら、剣に没頭する。
-------------------------------------------------------------------------------------
見た目:すらりと背が高いが、目立たない。長めの黒髪を、ふたつに分けて結っている。髪の先だけ、光を当てると赤く透ける。
性格:基本は穏やか。深く考えないため、物事をそのまま受け取る。反応が薄いが興味がないわけではない。多分。
身体仕事のほうが得意なため、勉学は最低限。だが客商売は得意(信用)
常に目指している&美しいと思っていることは『静』。
ひとまずここまで!
--------------------------------------
体力面が強く、頭脳面は若干弱め(ふわふわ)なステータス
深く考えない直感型。悪く言うと脳筋。
基本的には薄く微笑む。にっこりすることはなかなかないが、師匠の前ではかなりゆるむ。
『静』であることが目標なので何事も穏やか。動じない。感情を動かさない。
…ようにしているが、「愛」になると激情となる。それを自覚しているが故に、心を動かさまいとしている。
すーぐ極論にいきがち。
一人称「私」(わたし)
二人称「あなたさま」
師匠に対しては「お師匠」
得意料理は和菓子。
甘味好きな師匠のために特訓した。当人の好物はあんみつ。
実は辛いものも大好きだが、師匠の手前我慢している。(マイ七味を持っている)
両親は産まれてすぐに他界した。理由は不明で事故とされている。
親族の仲が良いのか、親戚(母の実姉)に引き取られ可愛がられて育つも、幼き頃にその親戚夫婦も他界。
親戚夫婦に子供は居なかったため、両親と親戚の遺産(成人するまでの学費は余裕で足りる額)を相続しつつも、師匠を後見人として働きながら育つ。
現在は大学生。剣道部に所属し、当たり前ながら優秀な成績を収めている。旅館に住み込みで働いている。業務内容はだいたいなんでも。
うっっすいイメージのオンナが隠れた激情(愛情)を持っている、がテーマ。
基本的な言動や反応をうっすくして、クライマックスが明かされたら情熱的になりたい。
平常時はだいたい敬語
「美朱と申します。」「そうなんですね」「そうですか」「…と言われましても」「…それはよかったですね」「はい、どうも」
師匠には
「承知しました」「…お師匠ったら」
情熱的なときは
「ただ、私は静かでいたい…いたいだけ、だったのに」「どうして、熱を与えるのですか?」「こんなにも、愛しているというのに」「これ以上をお求めですか。」「ええ、どこまでも、貴方を愛し続けてみせましょう」「たとえ、私の愛が虚空を向いていようとも、この熱さはここにありますので」
--------------------------
約2〜3日のさっくりシナリオにここまで盛っていくのがわたしです。上の全部始まる前に書いてますからね。始まる前ですよ…なっが。
だってーーーーテキセでRPするのにPCの言動イメージガッチガチに固めていかないと出来ないんですわ…(無意識にRPするとすぐふわふわ光属性女児になる)
今回日本刀技能必須だから、めっちゃ戦闘よりのステータスにして、INT&POW低め(SAN60)でした。
もっとSAN盛っておけばよかったと今なら思うがあとのまつりですわ。はー後の祭り。
基本的にHOがあるシナリオの場合、好みはありつつも頂いたものを「へー!そうか!!」ってありがたく頂いてそれに沿ってキャラメイクするんですけども。(HOに沿ってキャラ固めるの大好き)
今回もなんとなくでHO紅を頂いて、うん、あなたは何かを愛している…あー得意ですわ!私これきっと得意ですわ!!よっしこれis私ですわ!!…となったので、男女どちらにするか悩んだ上でわかりやすそうな女性を選びました。
上述の通り「普段はうっすいイメージの女が隠れた激情を持ってる」なので、穏やかに喋るのを心がけようと。
立ち絵もね、わかりやすく可愛い顔にならんかったのってのがすげえ可愛いと思っており気に入ってます。(難しい表現)
で。
今回初めての2PLだったので、うちよそとまではいかないけどなんか2人で関係性出来るっていうかあるのかなーわー緊張するけど楽しみー!立ち絵合わせとかやってる人おるしー!わー!どうなるんだろ…わあ緊張してきた…仲良くなりたいな…いやシナリオ的に仲良く出来るのかわからんが…でもがんばろ…うん…なるように…なれーッ!(ちいかわ
とかクソクソ呑気に考えてたんですよ…
呑気に…
呑気だな!!!!!!!
まずはソロパート「まやかしのやいば」
エンド弐 でした。
エンド…弐…でした…
あああああ!!!!!あー!!!!!!
あーあーあー!!!!!!!!!!(五体投地
あなたは「何か」を愛している、の「何か」が師匠になってしまった…
あのね、私ね、軽率にNPC好きになっちゃうからさ…その…駄目なのよ…またかよ!!またわたし!!!NPCが!!!!!!!!(殴打
えーーーん…師匠…SUKI…ありがとう…まーーーた私の好きなタイプの駄目なオンナが出来上がってしまった…NPCだと私が全力出しちまう…いやだって師匠ですからねあくまでも親のようで兄のような存在で師匠だから家族であって恋愛対象ではないんですけども大切な存在だしそもそもこのオンナを天涯孤独の身に設定した奴誰だよ俺だよ…師匠が唯一の家族じゃん…そんな大切な存在に狂って愛と刃を向けてるなんてもうおしまいじゃん…なんだこれ最高かな…いやおしまいなのは私の頭…
この時点でもう「おれはだめだ」になってしまっていた。
このオンナは駄目で最高だがおれはもうだめだ…
この状態で、HO翠さんとどうやって仲良くしよう…?(そもそも仲が良くなれるのか?)
で2PLの本編。
始まって起きてすーぐしょっぱなPvPになったのめちゃくちゃ面白かったんですが、このオンナは師匠に愛を向けてるんで…意図的に、全く応戦しなかったんですよね…。
HO翠こと翡翠くんは斬る対象じゃなくなってしまった。でも向こうからすりゃ斬りかかるよなそうだよな…(っていうか向こうのエンドはどんなだったんでしょう??)
応戦しない理由が「私の愛ではない」だったんですが(だって斬りかかりたい愛の対象は『師匠』なので…)、まぁこんなん言われてもちんぷんかんですよねすみませんでした…
なおこの台詞は最後に自分で自分の首を絞めます。
探索パート、びっくりするくらいポンコツだった。全ての出目が赤い。それはそう、このオンナ脳筋だった…
探索系技能があっても50とかのポンコツ。50って通らないんだな…としみじみわからされました。
翡翠くんが偉かった…申し訳ねえ…
ズンドコぽんこつ属性を積み上げていくオンナ。
かわいいねもうだめだ。
あまりにもポンコツすぎてPLまで一緒になんもわからんになっていた。幼稚園児だ。(実際美朱のEDUも低めになっている)
翡翠くんのおかげで情報を拾えたと言っても過言ではないマジで。ありがとう。
なんか道中では仲良く出来なくてごめんね…
(ずっと俺の師匠ですが?対決になってしまってた)
出口2つを取りあうべく師弟対決(をするか?)のとき、音速で「嫌です」言うてしまいそのあまりの速さに師匠を困らせました…いや即答するでしょ…
ただ、ただね、あのときは「まだ」正気だったし衝動を抑えてたので…自身の愛よりも何よりも「師匠と一緒に現世に帰る」こと以外考えられなかった。
それで、「私に、お師匠を殺させないで下さい。」と言ったのは…お師匠への愛を必死に抑えていたのに、死合いを提示されてお互い同意の上で相手を愛のままに殺せる、その誘惑に抗おうとしている台詞になります。
愛への欲望よりも目の前のものを大事にしたいという葛藤…未来を見据えた力強い正気。
だがしかし。
クライマックスにいく前のSANCで見事に失敗し…その…SAN値減少1d100で97を…出し…出して…しまい…
ああああああ!!!!!!!
ポンコツ!!!!もうだめだ!!!!!!
救いようがねぇポンコツだこのオンナ!!!!!
リアルで顔を覆った。
こんな絶望的な数字ってある????
もうどうしようもない…
さすがに97は無理だ
KPに温情かけてもらえるか頼もうとも思えない数字…いやこんなん温情かけようがないでしょな数字…潔く諦めるしかない数字。
もうこうなったら、狂うしかないですよね
さっき必死に抗ったのはなんだったんだおまえさんよぉ…
さようなら正気。こんにちは狂気。
戦闘が始まって、自分のターンで発狂RPをさせてもらったのですが…もう、発狂ダイスを振るまでもなかったし、することは…わかってますよね。
ええ、決まってますよね?
前回得た狂気を、私が抱えてしまったものを、綺麗に表現出来たというか…めちゃくちゃ私が見たかった景色を表現出来たので…すごく満足はしています。
ただひたすらに愛を吐露し「私にあなたを殺させて」と師匠に斬りかかるオンナ…狂っている。(狂ってます)
今まで二人称が「あなたさま」だったのに、「お師匠」と呼んでいたのに、ここで「あなた」になるんですわ。距離を一気に詰めてるんですわ…。(なお翡翠くんを呼ぶ時はちゃんと「あなたさま」になっている。)
ほんと最悪すぎて最高なオンナになっちまった…
お願いだから師匠避けて欲しかった
なんで避けないんですか…
耐えてくれてありがとう…
この後はもう懺悔しかないんですが、クライマックスの戦闘で(欲望に任せて)師匠にしか攻撃しないこのオンナ…ほんとお荷物すぎて…もう…もう…
ごめんね翡翠くん…
途中見事に攻撃避けれずぱたっと倒れるし…いや…倒れた時はちょっとだけ安心した。余計なダメージ出さずに済むなって。
でもエネミー全部一人で撃破してもらって本当に申し訳なさしかない…
師匠にトドメをさせなくて本当に良かった
翡翠くんと師匠を帰すことが出来て良かった
このオンナ…言いたいこと言って、やりたいことして、そして永遠に寝てしまった。
んもーーーーね
元々、私には「ストーリーの最初では仲間だったり先生だったり師匠だったり義理の父だったりした人が、ストーリー進むにつれて道を違えて、終盤で主人公と敵対する(殺し合う)という展開」にめちゃくちゃ弱くて狂う、というド性癖があります。
このオンナ、愛に生きそして自滅していった。
最高すぎた。
狂ったからこそ最高の設定と言動が出来たし、最高が付与されたが、狂ったからこそ生きて残らない。
あぁ、生きて帰りたかったな…
師匠と美朱と翡翠くんと、新しい未来を見たかった。
でも、私が見た最高の景色の美朱は狂ったから、生きて帰れなかったから、成り立つものだ。
ままならない…
本当にままならない。
このオンナ、ありとあらゆる私の最高を積み上げていってロストしていった。
君とまだまだ色々な景色を見たかったけど、ロストすることで完成してしまったんじゃあしょうがないね。
翡翠くん、師匠をよろしくお願いします。
きっと狂気でも、愛は本物だったと信じて。