※超ネタバレあり※
無双風花雪月、青ルート二周した所感とか、いろいろ。シナリオ分岐に関することも含めてつらつらと。
・とりあえずもう片方のルートにも行ってみたけどクリアしても何も起こらなかった。
・EP12でフラグを立てないルートをノーマルルート、立てたルートを隠しルートと仮に呼ぶことにする。
・ノーマルルートと隠しルートの違い。主にノーマルになくて隠しにあるもの
・灰色の悪魔とジェラルトのプレイアブル化。ジェラルト傭兵団が王国に雇われる。前回書いた通り、先生とジェラルトは通常キャラと同じように育成、交流できる。
・ノーマルルートではロドリグが殺害され脱落するが、隠しルートでは生存しエンディングの手紙ももらえる。
・EP13の後に追加シナリオが発生する。ノーマルルートはEP14+Final、隠しルートはEP16+Final。
・追加シナリオはシェズがラルヴァ(エピメニデス)に乗っ取られて灰色の悪魔を殺そうとするシナリオと、エピメニデスによってザラスの闇に取り込まれ、一緒に連れ去られた級長と共闘してエピメニデスを倒すボーナスシナリオのようなもの。クリア後ディミトリとエーデルガルトに関するスチルがある。
・シナリオ全体の大きな流れは変わらない。ノーマルルートではEP12でジェラルトを殺し、その後のマップで灰色の悪魔も殺す。追加シナリオがないのでラルヴァに関しては謎のままスルー(判明しないことに対して言及はする)。ジェラルトも灰色の悪魔も殺害時にムービーあり。
・ただし、隠しルートでもラルヴァのはっきりとした素性は分からないまま。アガルタの民であることは間違いない。
・ここからは私の想像というか解釈なんだけど、元々アガルタの民としてはエピメニデスとして存在していたものの先代の器がラルヴァで、ラルヴァの次の器がシェズだったのではないかな。コルネリアのセリフから、アガルタは肉体を次々と乗り換えて命を繋いでいく(循環していく)生き物っぽい。術を創り出したのがエピメニデスで、水の中からアガルタの施設を見ている最初のムービーは、ラルヴァとシェズ共通の記憶で二人ともそこから生み出された試験管ベビーのようなものだったのかもしれない。あくまでエピメニデスや他のアガルタたちは自分のことを「人間」と呼んでいるけれど、その命の繋ぎ方は明らかにフォドラや現実世界の人間とは少しかけ離れている感がある。
・ソティスに関してはやっぱり分からないまま。ノーマルルートで最後対峙する灰色の悪魔はソティスが操っているものだが、器である灰色の悪魔を殺してもその後出てくる事なくスルーされてしまう。
・改めて青を一周やり直したけども、ジェラルト傭兵団の加入に関わる内容以外はほぼ共通。ロドリグが死んだ後のセリフなどが一部変わっていたが、他はほぼ変化なしなので各所にフラグが、というのは少し考えすぎだったかも。
・ノーマル、隠し両方をクリアしてもイベント鑑賞で開かない項目が二つある。
こんなとこです。
あとは感情的な部分。
先生を
殺させるな
先生を!!!
殺させるな!!!!!!
大事な事だから二回言いました。
ノーマルルートから先にやっとけばよかったと後悔することしきりですよこれ。ジェラルトもレス先生もわざわざご丁寧にムービーつきで殺害させてくれますよ。ひどい話だライターは鬼か!
結局先生は同意の下とはいえソティスに身体を明け渡し、先生として死ねなかった。ジェラルトの仇を討つために女神に身体を明け渡したのにですよ!?この辺、教え子達と共に仇を討ったのと対比させてるんでしょうけど、あんまりにもあんまりすぎて割とガチめに倒れ伏した先生を前にわたしは泣きましたね。
その後のロドリグの死に方もきっつい。かつてエメラルドドラゴンというRPGがありましてね、PCエンジンからSFCに移植されたんですがその時にあるキャラが移植前では敵から主人公を庇って死ぬんですが移植の方では子供の誤射で死ぬんですよひどくありません!?それを思い出す最期でしたあんまりだ。ロドリグに謝れー!!
ノーマルルートを見る限り、シェズは士官学校の生徒達と出会わない方がそれぞれのキャラにとっては良かったのでは、と思わせる部分も多い展開だと思います。
隠しルートではこの辺りがフォローされて、ジェラルトと先生もしあわせに過ごしてるしロドリグも生きてるので幾分かマシなんですがやっぱりこう、なんというか、煮え切らないんだよなあ終わり方が。
手紙を見てもまだ戦争が続いてる状態っぽいし、あの投げやりな締めくくりも王国と同盟が弱体化した帝国に向けて進撃してるような言い方なので、いったいどこに落とし所をもっていくつもりだったのか私には分かりません……(´・ω・`)
とりあえず青はひとまず置いておいて、つぎ鹿ちゃんいきます。
乙した!