にちグラ
某所に投稿したテキストの再編集
見たかったものそのままではなかったが、見たかったものの半分は見られた。
1.にちかが自分に向き合うこと(なぜアイドルをやるのか、アイドルをやるとはどういうことか)
2.プロデューサーが覚悟をもつこと(にちかが自分の選択として自分を傷つける道を歩むとき、個人の意思を尊重する彼がその選択を明確に否定できるか)
が解決されると思っていた。ので、
ちょくちょく言われてるように決勝で敗北するかどうかを迫る構造めちゃくちゃしびれたし、本気で悩んだ
負けても話が同じように(?)進んでいた方がカタルシスは凄かったと思うが、まぁそれはいいや
「裸足=そのままのにちか」が評価されることはシナリオ上大事だしね
1について語られることはなかったけど、仕事が細る中で応募した演目が「そうだよ」だったのは凄まじいというか、
WINGで伝説の真実を察してなお心のよすがであり続けたのってすごいなと思う。
良くも悪くもにちかにとって「そうだよ」は最後の味方で、
次のイベントで嫌悪するルカとなみちゃんの繋がりを知って激しく揺さぶられるんだろうけど(最悪それがイベントのクリフハンガーかもしれない)、それでも自分を支え続ける存在としてあり続けて、それは何故なのかをにちかが見つけるのが大きなストーリーになっていくのかなと妄想している。願わくば、にちかが誰かにとっての支えになって終わってくれたらいいな...
あとエンディングの「にちかを守る靴」でじ~んとしてて最初スルーしちゃったんだけど、天井/なみと違って渡せた/受け取ったんだよな。相当程度その運命をトレースしているんだけど、部分部分で決定的に違う選択をしているという構造になってて美しいなと思う。