狡朱はバディとして、時には部下と上司だったり時には先輩と後輩だったりする関係性がものすごく好きなんですが、やっぱりこういう描写を綺麗な絵でたくさん見せられるとそれはしっかり興奮してしまいますよねオタクなら

砺波に銃口突きつけられてる常守のところに狡噛がやってきて銃を向ける、あのシーンで、来てくれた狡噛をちらっと見やって常守が浮かべる表情がすごく好き やっぱり来てくれたとも、来てくれて嬉しいとも、他の何かとも取れる絶妙な表情なんですよね

でも1番くらってしんどかったのは常守の「次は止めるって言いましたよ...」の言い方だったな... 花澤香菜の演技がほんとにマジで良かったよ...

たった一言それだけなのに、これまで常守朱という人がどれだけあの麦畑で狡噛を止めきれなかったことを悔やんでその後考えて考えて動いてきたか、それが全部詰まってて、それだけ後悔してきたのにまた自分の目の前でこの男にそうさせてしまった、それが本当に悔しいんだということが全部伝わってきて呻き声が出てしまいそうだったわ...

あとそこまでやってくれるのか！？！？ってなったのはお手紙のシーン 狡噛のお手紙がちょうど今再販されているので、一瞬朱ちゃんのお手紙もこのあと販売されてセット販売されたりして、みたいなのが浮かんだけどとりあえずそれは置いておいて お手紙読んでる段階でというか今作見る前からオタクは常守がこれから何するか知ってるじゃないですか だからうわうわうわその前にお手紙書いたん！？(興奮)あらあらそのボールペンは公安局の備品かなんかかしらね？常守が文字書いてるの初めて見たわね(謎の静観)を0.1秒で移動していたわけなんだけれど、それに対する狡噛の返答が直接書かれているわけでもないこれから常守がとる行動を全て理解した上での「馬鹿野郎っ...！」じゃないですか もうね、何度見たかわからない手紙の内容も暗誦できる狡噛からの手紙を読んだ常守の「...バカ(♪you'll never walk alone〜)」の反転がうますぎて流石にここは声が漏れたと思う 周りの人ほんますまんけど 瞬間最大風速ここだわ


通話のシーンとかもね、常守から通話を切るし、通話切った後の常守がいろんな表情を浮かべるのが丁寧に描かれていてとても良かった いろんな思いがあって、でもそれをまとめると「謝ってほしかっただけなのにな」なんですよね そこで謝らない狡噛もほんとあんたそういうとこ！！！だし、それに気づいて「どうしてお前はそうなんだ」と言う雑賀先生も良かった 狡朱もしかして結婚する時に雑賀先生に証人になってもらってる？？？？？

常守視点、自分が直接現地で任意同行求めたのに帰ってきてくれなかった上に「また俺を捕まえに来い」とか言ってた男がなんかしれっと日本に帰ってきてて、しかも真っ先に自分に連絡するとかでもなくオフィスに立ってたら「なんなんこの男！！！」ってなる わたしならなる 常守だって言葉失っちゃうよね なんて声かけていいかわかんないよね ギノが掴み掛かりに行くのと対照的で良かった ギノは多分そうなるだろうなと予想していたから、常守はなんて声をかけるんだろう？と思っていたので、声をかけられないというのは予想外で良かった

爆発の衝撃から常守を守る狡噛のシーン あれはなんというか状況がくっつけに行ってましたよね やっぱり色々あってギスギスしてるところで起きているので、物理的に距離が近づかざるを得ないですよね 逆にシーアンの時と同じように爆発から庇われて、肉体的にくっついたことでシーアンの時の気持ちを常守も思い出してあの後の距離感が掴めたのかもしれない

そんでね、2発も撃たれた常守を抱きかかえて運ぶ狡噛 めちゃくちゃ興奮してて一瞬忘れたけど、麦畑の時もトラック横転の後で常守のことお姫様抱っこで運んでるよね 狡噛って人を抱える時に今回輝ワシリーが矢吹さん運んでた時みたいな運び方しそうなイメージあるじゃないですか？(ある？) それか俵運ぶやつね でも監視官狡噛慎也でも描かれてますけど、女性を運ぶ時あいつ妙な配慮しやがるんですよね でもまぁお姫様抱っこは常守にしかしてないんですけど また見れると思ってなかった(本当は常守に怪我してほしくないから見たくないけど)ので大変興奮しました

やっぱり常守朱という人間にとって、正義を考えることとか犯罪との向き合い方とか、人として何をすべきか、正しさとは、みたいなことを全部教えてくれた(朱ちゃんは自分で考える力が強いので教えたは言い過ぎ)、考えるきっかけをくれて道を示してくれたのって狡噛慎也という人間なんだよな、というのがすごく強まったのが今作でしたね 常守朱の先には必ず狡噛慎也がいる

狡朱ポイント今回ありすぎて書き出しポイントこれだけでいいのか？になってる とりあえず初見の狡朱ポイントメモでした