The Outsiderクリアしました。エンディングで崩れ落ちるように泣いてしまいました。MOD作者の方、翻訳してくださった方、各所でおすすめされていた方々、みなさんに感謝します!
拙いですが感想を書きました。
<感想>
DATURAとFRIENDの関係、切なくて美しかったですね…。種を跨いだ友情ってストレートにグッと来ます。
DATURAにはFILIXとSOLANUMという家族、FRIENDには囚人という友がいて、それぞれ抱えているものが異なる中で友情を育み、助け合っていたんだろうな~。
お互いを縛るそれぞれの事情やしがらみが二人を隔ててしまってからも、お互いを想う気持ちは一切消えていなかったんですよね。なんて美しいんだ。
そしてDATURAの無念。自分たちの部族が滅びてしまうことを悟り、娘を独りぼっちにしてしまうことになると知ったときの彼の絶望たるや…。私は本編でもSOLANUMへの愛着は強く培われていたので、DATURAの手記にも強い感情移入をしていたので、ストーリーを読み進めている最中は彼女を救いたいという気持ちでいっぱいでした。それこそ自分や今の宇宙が滅んでしまってもいいから、彼女だけは!というぐらいに。
そこからエンディングを見たときは、、Nomaiの船が第6の場所に!SOLANUMは生きている!宇宙の眼の座標はセットされたまま!次の宇宙にSOLANUMを届けることができたんだ!!と理解した瞬間、崩れ落ちるように泣いてしまいました。彼女に新しい宇宙を見せることができてよかった。
FRIENDと囚人、そしてSOLANUMには直接会うことができるのはプレイする側にとってかなり救いでしたが、一方でDATURAは手記や記録でしか存在せず、彼の遺体を見つけるのはとても心が苦しかったですね。
しかし彼の遺体が座っている北部観測所への入り方、あのギミックは本当に見事でした。動線の引き方も素晴らしいという他ない。
謎が一つ解けるたび、次に何をすべきか?が少しずつ見えてきて、これってつまり…を繰り返して、最後に真実が明かされる。そうそう、これがOuterWildsだった…と感慨深かったです。本編・DLCをクリアしてしまったので、もう二度とこの感覚は味わえないと思っていました。プレイ中の「未知って怖い!」も再現されていたので、懐かしくもビクビクしていました。
(本編・DLC・The Outsiderの中で一番怖かったのはDLCですが、闇のイバラが舞台というだけでちょっとビビっていました)
緑の炎を見たときまたあの恐怖を味わわなければならないのか…と軽く絶望していたんですが、あっちの世界の探索は少な目かつFRIENDが友好的で本当に良かったです。
<まとめ>
本編・DLCの謎解きのスタイルを踏襲しつつ、公式ストーリーの絶妙なポイントに二次創作の光を当て、エンディングでファンが抱き得る願望を優しく形にしてくれた、何を取っても素晴らしい作品でした。これが体験できて本当に良かったです。ありがとう!