浅木のがらる日記13
※ましゅまろ返信と脳コネコネ!※
マシュマロおへんじ! クリア祝意ありがとうございました!
前回の日記、一夜明けてから「ホップくんガチ恋勢などからすると読んでてあんまり楽しい文章じゃなかったかもしれないな……!?」て思ったので……それでも面白く読んでいただけてたなら良かったな……!
返信不要のものには甘えさせていただきますが、マシュマロいろいろありがとうございました!
ホップくんは最高! ダンデさんへは嫉妬心! 分かるッ!!!
バトルタワー情報・図鑑報酬情報などやり込み要素にチャレンジしたくなる絶妙なナイスましゅまろもいただけたので、ジワジワと手を出してみたいです!
>日記読みました!クリア後ストーリーのクリア(?)おめでとうございます~~!!
浅木さんの解釈が素晴らしすぎてなるほど~!!を100回くらい言いました。ホップくんが主人公やろこんなん!は私もずっと思ってたので、浅木さんも同じ気持ちで嬉しいです……ホップくん、最高……ホップくん、ありがとう……
ダンデさんに全て持っていかれるの、わかってしまう。私のホップくんは~~!?!?!? あとホップくんの御三家タイプの謎、メチャクチャ納得しました!これまで歴代ライバルはずっとばつぐんを選んでたのに…どうして…と思ったらダンデさんあのさ……………………助けて。
DLCもおやりになると伺ったので、また日記楽しみにしています!お疲れ様でした!
浅木と感情完全一致してて微笑んでしまった。もちろんあれはわたしの個人的な解釈と感情だし、プレイヤーごとにいろんな捉え方があって当然なんですけど、やっぱ……こう感じちゃう要素、あるよねぇ……! 同じように感じてるひとと魂共鳴できてうれしいです……
ホップくんの主人公っぷりは本当に素晴らしかったですね。元々ポケモン主人公って「挫折」がストーリー内に設置されにくいというか、ポケモンを強くさえしていれば特にハードルもなくこの地のトップになれるんですよね。だからそれに比べると、NPCたちの山あり谷ありが鮮やかに見えるのかもしれないな……
そしてそんな素晴らしきホップくんストーリーをダンデさんがマジ全部持ってった。あのさぁ。やられた……
DLCもやります! パス買って適用済です! めちゃ楽しみ~!
>浅木さん、剣盾ストーリー及びストーリー後クリアおめでとうございます! めっちゃ楽しくふせったを読んでて「わかる~!」が押し寄せてきて……ストーリーを思い出しては泣いてます。剣盾という作品、ポケモンはもちろんトレーナーの持つ魅力があまりにも強すぎて最高すぎる。
私はポケモンオタク兼ゲーム音楽好きなのですが剣盾の音楽と演出……ストーリーとの相乗効果で本当に痺れましたね
宜しければ浅木さんのより印象に残った曲などありましたらお聞かせください……
そう、本当に剣盾はNPCトレーナーたちの魅力がめちゃくちゃすごい! 人間性がこんなにもガッツリ描かれて、しかもそれが「ポケモン」というメインコンテンツを邪魔せず、むしろ引き立て合っているのが本当にすごい! 特にホップくんとバイウールーのコンビは天才の描かれ方だった、こんなことできるんだ……
BGMも最高でしたね! それぞれのバトルBGMによるキャラクター表現がうますぎる。
個人的にはジムリーダー戦BGMが一番耳に馴染んだ気がするけど、いやでもやっぱりホップくんのバトルBGMが一番印象的だったかも……通常バトルから決勝バトルへの変化、もうあなたが書いてくださった全文めっちゃ同意でした。歓声と手拍子最高ですよね!?
今回のキャラ専用バトルBGMはどれも「そのキャラを応援する曲」って感じに仕上がってるのがすごい。主人公としてアウェーな感覚すらあるんだよね。この空間でどれほどの人間が相手を応援しているのかっていうのが如実に感じられて、本当に圧巻だった。今までのポケモンでのキャラ専用BGMを「そのキャラを応援している・後押ししている」っていう捉え方したこと全然なかったのに……ポケモンBGMの認識が変わった……
あとビートくんのバトルBGM、ストーリー展開に応じて印象が変わって感じたのが凄いと思った。BGMはずっと同じなのに、ビートくんというキャラクターの「嫌味な同期」「破滅的ブッ飛び同期」「捨て身の乱入者」そして「自分の進む道を見つけた強いトレーナー」という変化にBGMがフィットし続けている。凄い。あっバチバチベース分かる~! わたしも好き! わたしチェロ弾いてたせいで低音パートばっかり聴こえる耳になっちゃってるんですけど、ビートくんBGMのベースは最高!
エリアBGMはやっぱりまどろみの森が一番好きですね! 静かさ、不思議な明るさ、柔らかな眠りの中に差し込む鋭い荘厳さ、遠吠えのような音域で響くメロディ、全部好き! 無限に聴いていたい……
街のBGMだとエンジンシティが好きだな。めちゃくちゃポケモンっぽさの強い曲なんだけど、イントロの鐘の音だけがすごく特異な印象を加えててそれが大好きで……エンジンシティに限らず、剣盾のタウンBGMはどれも古さと新しさが融合した感じが随所にあって、もしかしたらそういうところも “継承” テーマに沿ってるのかもしれない。引き継いでいくこと、新しさを加えてよりよくしていくこと……
いや~BGM語り楽しいな! ありがとうございます、わたしが全然認識できてない部分とかもあったので教えてくださったアレコレを念頭に聞き直してみようと思います! なぜサントラ出ていないんですか???(憤怒)
>剣盾感想ふせ、めっちゃ面白かったです
がらる日記12の『ポプラさんのレアリーグカードはホップくんを完全に侍らせてて~』のところは誤字でしょうか……それともポプラさんとホップくんの絡みがもっと見たいと思ったオタクワイ氏の幻覚でしょうか……
>浅木さんの感想を読んでて思ったのはビートくんとマリィちゃんもまた対比されたキャラなのでは、ということなのですが
・ビートくんは「(胡散臭いけど)保護者がえらくいい人そうなローズさん」「そのいい人そうな人、及び周りの人達の本性がストーリーの “アレ” 」、マリィちゃんの「見た目イカついけどいい人な保護者(兄)」「(本編中の行動はともかく)エール団と兄に愛されている」
・2人ともジムリーダーを継承する
・2人の切り札枠であるブリムオンさんとオーロンゲさんがいわゆる対ポケモン(主人公とホップくんがそれぞれ対の伝ポケであるザシザマを持つような感じで)
私のガバガバ解釈なので浅木さんのビートくん、マリィちゃん、宜しければ剣盾キャラの解釈をお聞かせください……
あとリーグ乱入時のビートくんが使うクチートはポプラさんの使っていたクチートであるという説があるのですが浅木さんはどう思われますでしょうか……
ウオ~ッ誤字ッ!!! 誤字直しました! 教えてくださって本当にありがとうございます!!!
今作、実はめちゃくちゃキャラ名を間違える。特にホップくんとビートくん。hとb、pとtが音素的にめっちゃ混乱しちゃう……ここまで日記書いてきた中で実はホップくんとビートくんの書き間違いを10回以上やってますね、大抵はタイプした直後に文字を見て「えっ違うわ」って気付くんですけど……!
あとソニアさんとルリナさんも頻繁に分からなくなる。最初のころはローズさんとオリーヴさんも混乱してた(1回「オリーヴさん」って書くべきところを「ローズさん」って書いたまま公開しちゃって後から直すなどした)
他にも訂正できてない部分があったらみなさま是非ご指摘くださいね……!
あっでもホップくんとポプラさんの絡みをもっと見たいはめちゃくちゃ同意ですね! ていうかホップくん、年上キャラ全員から結構可愛がられてる感じがあってそれがすごく良いんだよな~!
ビート⇔マリィ、言われてみればめっちゃ分かる。対比がすごい。対比というか、ある意味で相似関係なのかもしれませんが……ちょっとコネてみますね!
マリィちゃんって、「愛されている子、大人から守られている子」という健全さがあるんですよね。彼女は最もストレートでシンプルな「自分がチャンピオンになりたい」という意志を貫いてセミファイナルトーナメントのコートに立った子。
それができるのは、最初から最後まできちんと大人から愛されていて、そして本人もその保護者からの愛を自覚・認識できているからだと感じます。自分にきちんと自信がある。
マリィちゃんには地盤がある。「勝っても負けても、あなたには居場所がちゃんとここにあるからね」っていう揺るがない愛が与えられている。だから「自分がしたいこと」というだけの理由で前へ進める。周囲の顔色を窺う必要のない子。
本人も周囲もめっちゃロックな出で立ちなので、そこに認識のギャップが発生しがちではあるんですけど……(というかこれでマリィちゃんや周囲がおりこうさんの上流階級ファッションだったらさすがに愛がくどいのかも。「ロック」って基本的には「反体制」がスタートだと思うし、メジャーで模範的で家庭的な愛だけが唯一の正解ではないというのを示しつつ、そこへきちんとした愛をねじ込んできた手腕が凄いな!)
一方のビートくんは、大人からの愛を印籠のように振りかざしてみせているくせに、本当のところはその愛に自信がない。必死になって「ぼくは強いでしょう」「あの委員長から認められてるんですよ」「すごいでしょう」「どうですか?」って確かめる行動をとる必要がある。
なぜならビートくんが与えられていたのは、「がんばらなければ認められない」という条件付きの愛だったから。選ばれし者だけが得られる愛。ビートくんの周囲の大人が彼に与えていたのはビートくん本人への愛ではなく、ビートくんの行動や成果に対する愛でしかなかった。(もしくはちゃんと本人も愛されていたのかもしれないけど、ビートくんにその認識がなかった)
だから彼はねがいぼし収集などの「目に見える成果」に飛びつかざるを得なかったんだろうな。
居場所が与えられている子と、居場所を勝ち取らなければならない子。
マリィちゃんとビートくんはそういう対比なんだろうなと思います。
でも剣盾のストーリーが凄いのは、そんなビートくんが救われるとき「居場所が与えられる」であることなんですよね。彼は将来の居場所であるアラベスクジムリーダーの立場を「勝ち取った」わけではなく、ポプラさん(正しい保護者)から「与えられた」。
兄からスパイクジムという居場所を与えられるマリィちゃんと同じように、ビートくんもそこでようやく「大人が大切にしてきたものを引き継ぐ」立場になれた。
「子どもは大人から与えられるべきである」、これが剣盾で繰り返される “継承” の形。剣盾の継承は大人から子どもへの “愛” なんですよね。
これはホップくんシナリオの結末でも言えることじゃないかな! ホップくんが博士を目指すと決めたなら、そのための場所はここにあるよって大人が用意してあげる。居場所と手段と知識を与えてあげる。子どもがすべきなのは、「自分の意志」を正しく伸ばすことだけでいいんですよ。
なるほどね。こういうふうに考えてみると、「乱入時のビートくんが使うクチートはポプラさんの使っていたクチート」説、大いにアリだと浅木は思います!
乱入のあの日までに、ポプラさんはビートくんにクイズだのフェアリータイプの知識だのピンクだの毎日叩き込んだらしいですね。それはつまり主人公と戦うための武器をビートくんに授ける行為だったんだと思う。「トーナメントに出て主人公に勝ちたい」というビートくんの意志を尊重し叶えるために、正しい保護者は彼に居場所と手段と知識を与えた。
ならばその一環で、直接的な武器として自分のポケモンを貸し与えるのも十分ありえる。自分のポケモンを使わせる(譲る)というのも「自分の大切なものを与える・引き継がせる」という分かりやすい “継承” だし。
はぁ~考えるのめちゃくちゃ楽しいな……剣盾、脳コネコネの余地がたっぷりある傑作だな……!
最高の思考フックありがとうございました!