#ザンキゼロ のこぼれ話「クロサキ」
※ストーリーのネタバレを含みます。ご注意ください。
※ストーリーのネタバレを含みます。ご注意ください。
今回はクロちゃんについて書こうと思ったしん！！
あーん、まだクリアしていない人はブラウザバックだしんよー！！！！
静粛に。
ほんの出来心なので、無罪を主張します。
今回はクロスケ…というか「黒崎ヨウスケ」についてのこぼれ話です。
彼について、本編では断片的な情報でしか語られません。
そのため、謎や疑問が残った部分もあるかと思います。
そこを補足できたらと思い、書いてみました。
ですがあえて詳細に語らなかった要素もあるし、すべてを紹介するのも時間がかかります。
なので、ユーザーアンケートなどの質問に答えるような「Ｑ＆Ａ方式」にしました。
ではまず、一番気になっている人が多そうなクエスチョンから。
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Ｑ．最終章（FINAL STAGE）冒頭の、黒崎が出てくるハルトの夢はなんなの？
Ａ．あの夢のシーンは「黒崎との因縁のエピローグ」です。
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前フリみたいに見えちゃっていますが、実はその逆で「オチ」のつもりでした。
最初、７章の最後は以下のような流れを考えていました。
①ハルトが復活して…
②生き残ったクロスケがガレキ島に襲来して…
③クロスケとのラストバトルして…
④戦闘後、ハルトと黒崎が夢の中で対話する
しかし時間も工数も厳しくなり、プロット自体を修正することにしました。
７章はマモル（とサチカ）のエピソードが主軸であり、詰め込みすぎると話がぼやけてしまう。
また冗長になってテンポが悪くなる、と考えたのも理由のひとつです。
その結果、先に書いた「クロスケとのラストバトル」、そして「黒崎との因縁」はカットすることにしました。
その上で夢のシーンだけは残したため、ちょっと分かりにくくなってしまいましたね。
ごめんなさい……。
夢のシーン自体もカットしちゃえば良かったかもですが、根が貧乏性なため、そのまま残しました。
モデル作っちゃったし、ボイスも収録したし、黒崎役の増田裕生さんの演技もすばらしかったので。
（そういえばゲーム中に特定の条件を満たすと見られる白いクロスケ）
（実はあれも、もともとクロスケとのラストバトル用に作ってもらったモデルでした）
（結果的にはラストバトルで使ったことになりますが……）
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Ｑ．夢の中で、ハルトと黒崎には何か特別な関係があるように見えるけど？
Ａ．裏設定になってしまいますが、特に二人にはサチカ殺人事件からの「因縁」があります。
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プロットからはカットしましたが、「因縁がある」という設定自体がなくなったわけではありません。
簡単にその因縁を紹介します。
事件当日、黒崎は最初から全員殺して逃げ切るつもりでした。
しかしサチカが殺された後、ハルトはサチカを指差してしまった自分自身に絶望します。
悲しみや悔しさ、自分自身への怒りで激高したハルトは、黒崎の不意をつき反撃。
思わぬ反撃で黒崎は逃げ道を失い、結果として警察に捕まることになります。
まさかこれまで完璧だった殺人鬼ライフが、たった一人の子供によって奪われるとは。
そこから黒崎は、ハルトに対し敵意と興味とを抱くようになりました。
反撃を受けた時に垣間見た、ハルトが持つどこか屈折したヒーローへの憧れ。
そこに黒崎は、自分と似た部分を感じたのかもしれません。
こうして二人の間に因縁が生まれました。
しかしその後、ハルトたちの記憶は真白グループに封印されることに。
対して黒崎はＭＡＮＩに拉致されて、様々な実験に利用されることになります。
二人が出会うことは、二度とありませんでした。
――人類が滅びを迎えるまでは。
過去の二人の「因縁」はこんな感じです。
そして７章で再び、ハルトと黒崎の因縁が巡ってきます。
皮肉なことにまたしてもハルトが、黒崎の人生（ペケ字キー）を奪うことになるのです。
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Ｑ．ハルトの新しいペケ字キーの中に、黒崎の情報は残っている？
Ａ．基本的には残らないです、が……。
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ペケ字キーの上書き前に、ハードディスクにおける物理フォーマット（例えばゼロフィルのような）に似た処理が行われます。
ほとんどのデータはこの時に復元不可能となります。
ただペケ字キーの記憶情報は、ナノマシン・ルシオラの「ふるまい」そのものによって保存されています。
ペケ字キーにおけるフォーマットとは、そのルシオラを機能停止させることで行われます。
しかし杓子定規に全ルシオラを機能停止させてしまうと、ペケ字キー自体が使用不能になってしまう危険があるのです。
それでは上書きする意味がなくなってしまうので、フォーマットは可能な限り「最小範囲で限定的に」行われます。
そのせいで、一部の断片的な情報がペケ字キーに残ってしまう場合があります。
ハルトが見た夢は、この断片的な情報が見せたのかもしれません。
とはいえ、時間が経てばペケ字キー内で最適化が進み、残った断片も新しい情報で上書かれます。
いずれは完全に消えてしまうでしょう。
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今回はここまでとなります。
ダラダラと書いちゃいましたが、少しでも疑問が解けたら幸いです。
黒崎やクロスケに関するこぼれ話はまた書くかもしれないしん。
バイバーイ！ アンド しんしーん！
※許可を得てツイートしていますが、書かれた内容のネタバレにはご配慮をお願い致します。
あーん、まだクリアしていない人はブラウザバックだしんよー！！！！
静粛に。
ほんの出来心なので、無罪を主張します。
今回はクロスケ…というか「黒崎ヨウスケ」についてのこぼれ話です。
彼について、本編では断片的な情報でしか語られません。
そのため、謎や疑問が残った部分もあるかと思います。
そこを補足できたらと思い、書いてみました。
ですがあえて詳細に語らなかった要素もあるし、すべてを紹介するのも時間がかかります。
なので、ユーザーアンケートなどの質問に答えるような「Ｑ＆Ａ方式」にしました。
ではまず、一番気になっている人が多そうなクエスチョンから。
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Ｑ．最終章（FINAL STAGE）冒頭の、黒崎が出てくるハルトの夢はなんなの？
Ａ．あの夢のシーンは「黒崎との因縁のエピローグ」です。
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前フリみたいに見えちゃっていますが、実はその逆で「オチ」のつもりでした。
最初、７章の最後は以下のような流れを考えていました。
①ハルトが復活して…
②生き残ったクロスケがガレキ島に襲来して…
③クロスケとのラストバトルして…
④戦闘後、ハルトと黒崎が夢の中で対話する
しかし時間も工数も厳しくなり、プロット自体を修正することにしました。
７章はマモル（とサチカ）のエピソードが主軸であり、詰め込みすぎると話がぼやけてしまう。
また冗長になってテンポが悪くなる、と考えたのも理由のひとつです。
その結果、先に書いた「クロスケとのラストバトル」、そして「黒崎との因縁」はカットすることにしました。
その上で夢のシーンだけは残したため、ちょっと分かりにくくなってしまいましたね。
ごめんなさい……。
夢のシーン自体もカットしちゃえば良かったかもですが、根が貧乏性なため、そのまま残しました。
モデル作っちゃったし、ボイスも収録したし、黒崎役の増田裕生さんの演技もすばらしかったので。
（そういえばゲーム中に特定の条件を満たすと見られる白いクロスケ）
（実はあれも、もともとクロスケとのラストバトル用に作ってもらったモデルでした）
（結果的にはラストバトルで使ったことになりますが……）
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Ｑ．夢の中で、ハルトと黒崎には何か特別な関係があるように見えるけど？
Ａ．裏設定になってしまいますが、特に二人にはサチカ殺人事件からの「因縁」があります。
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プロットからはカットしましたが、「因縁がある」という設定自体がなくなったわけではありません。
簡単にその因縁を紹介します。
事件当日、黒崎は最初から全員殺して逃げ切るつもりでした。
しかしサチカが殺された後、ハルトはサチカを指差してしまった自分自身に絶望します。
悲しみや悔しさ、自分自身への怒りで激高したハルトは、黒崎の不意をつき反撃。
思わぬ反撃で黒崎は逃げ道を失い、結果として警察に捕まることになります。
まさかこれまで完璧だった殺人鬼ライフが、たった一人の子供によって奪われるとは。
そこから黒崎は、ハルトに対し敵意と興味とを抱くようになりました。
反撃を受けた時に垣間見た、ハルトが持つどこか屈折したヒーローへの憧れ。
そこに黒崎は、自分と似た部分を感じたのかもしれません。
こうして二人の間に因縁が生まれました。
しかしその後、ハルトたちの記憶は真白グループに封印されることに。
対して黒崎はＭＡＮＩに拉致されて、様々な実験に利用されることになります。
二人が出会うことは、二度とありませんでした。
――人類が滅びを迎えるまでは。
過去の二人の「因縁」はこんな感じです。
そして７章で再び、ハルトと黒崎の因縁が巡ってきます。
皮肉なことにまたしてもハルトが、黒崎の人生（ペケ字キー）を奪うことになるのです。
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Ｑ．ハルトの新しいペケ字キーの中に、黒崎の情報は残っている？
Ａ．基本的には残らないです、が……。
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ペケ字キーの上書き前に、ハードディスクにおける物理フォーマット（例えばゼロフィルのような）に似た処理が行われます。
ほとんどのデータはこの時に復元不可能となります。
ただペケ字キーの記憶情報は、ナノマシン・ルシオラの「ふるまい」そのものによって保存されています。
ペケ字キーにおけるフォーマットとは、そのルシオラを機能停止させることで行われます。
しかし杓子定規に全ルシオラを機能停止させてしまうと、ペケ字キー自体が使用不能になってしまう危険があるのです。
それでは上書きする意味がなくなってしまうので、フォーマットは可能な限り「最小範囲で限定的に」行われます。
そのせいで、一部の断片的な情報がペケ字キーに残ってしまう場合があります。
ハルトが見た夢は、この断片的な情報が見せたのかもしれません。
とはいえ、時間が経てばペケ字キー内で最適化が進み、残った断片も新しい情報で上書かれます。
いずれは完全に消えてしまうでしょう。
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今回はここまでとなります。
ダラダラと書いちゃいましたが、少しでも疑問が解けたら幸いです。
黒崎やクロスケに関するこぼれ話はまた書くかもしれないしん。
バイバーイ！ アンド しんしーん！
※許可を得てツイートしていますが、書かれた内容のネタバレにはご配慮をお願い致します。
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