加持リョウジが渚カヲルを渚司令と呼んだ理由の考察。加持がカヲルを渚司令と呼んでいたのは単純にゲンドウが居なくなった席にカヲルがついたから、2人で協力してサードインパクトを防ごうとしていた
加持がサードを止めると言ってミサトと別れたシーンでは上空にガフの扉が開かれているので破直後から幾らかの期間を経てのシーンだと思われます。
その期間中のシーンこそが「渚司令」と加持が呼びながら2人で話していたシーン。リリスの結界自体14年間誰の侵入も許していなかったのでその期間は1年未満かと。
カヲルはmark6に乗りリリスの首を取り、加持はそれに戦自の機体でついて行った。実際に加持が何をしたのかは分かりませんがQでリリスの結界の中に一機だけ破損した戦自の機体があったことからそのように推測。
前後の場面からカヲルと加持の会話は架空の話なのかどうか混乱する人も多いと思いますが、私は単純に渚司令と呼んでいたのは
・カヲルが破直後に行方不明になったゲンドウの後席についたから
・加持はネルフとゼーレの二重スパイだったので、サードを防げるカヲルに付いた
体と思います。
最後に、
カヲルは何回も記憶だけを継承しエヴァの世界を生きその都度シンジを幸せにすることだけに尽力を尽くしていたが、最後はそのシンジ自身に幸せは他人からではなく自ら手に入れるものと教えられ、カヲル自身のシンジを幸せにしなければならないという呪縛かれ解かれたと思います。
ゲンドウ、アスカ、カヲル、レイ、マリ、そしてシンジ、それぞれの登場人物がそれぞれの呪縛から解放されエヴァの存在しない新たな世界で新しい人生を歩み始めた。
この終わり方は私自身とても良かったと思います。
まだ一回しか観ていないので率直に観終わった後思ったことの一部を書いてみました。また何度も観て、色々な人の意見も観て、これからもエヴァというものを楽しめたらなと思います。
ありがとうエヴァンゲリオン。ありがとう庵野秀明。