オムレツなるやならざるや
噂のしゃみさん卓。
ソードワールド2.5のメモ書き。
【1話】
・導入:ふわふわオムレツ亭
大変はらぺこのところ、ちょっとおいしそうと思ってしまったアットに声をかけられたオーレア。
フロレンティーン本家復興を目指して各地を転々としていたイズとメル。
初心者向けギルド「ふわふわオムレツ亭」で出会うところから話が始まった。
なお本日扱っている珍しい卵はリルドラケンのそれではないらしい。
5レベル相当、サンダーバード。800G。
せっかちなメリア短命種の女将ククサブジの提案により、なし崩し的にパーティを組んで依頼を受けることになった4人。
変わった帽子をかぶった人間は落書きみたいな絵を見せて「こいつを見ていないか」と聞いていた。
成人してるのか?という感じの人間(※)は幼く見えるが自然に詳しそうだった。
重装のルーンフォークはお金と名誉に貪欲だった。
前髪の長い人間(※)はレポートを書くよと言っていた。
人間が3人いるパーティだぜ!(※諸説あります)
・道中:コロロポッカの森
今回の依頼内容は「コロロポッカの森にある大樹が立ち枯れかけているため、その原因を突き止め、可能であれば解決してきてほしい」というもの。
4日分の非常食をもらって出発。
オーレアとイズは地図が読めた。メルは目印の岩も分かった。
アット、そっちじゃないよ。
危なっかしい吊り橋を渡れば近道ができるらしい。
アットが先行してロープを持っていることに。助かる。
オーレアが渡り、メルも妖精に助けてもらいつつ渡った。
バリバリにフラグが立ってたけど、ちゃんとイズも渡った。
そんなこんなで保存食の節約に成功して大樹のもとへ。
・調査:大樹
どうやら樹の一部に栄養が行かず白化してしまっているようだった。
根元だけでは何もわからず、オーレアとメルが顔を見合わせた。
またしてもアットが先に上ってロープで引き上げる作戦に。
木登り判定、6ゾロのアット。イズが上がって、オーレアとメルも上がった。
メルはアットがいなかったら落ちていた。
中腹にも原因は見当たらないのでさらに上部を目指すことに。
木登り判定、6ゾロのアット再び。さては毎日ウサギを引き上げてたな?
上った先に何かがあった。「何かあるー!」「何かってなんですかー!」「もう少し詳しくー!」
アットの報告では何もわからなかったので、イズが上がってメルも上がった。
やっぱりメルはアットがいなかったら落ちていた。
なんならオーレアは本当に滑落しかけてアットに引き上げられた。
・調査:リアル入室ゲーム
そこにあったのは、マミーの巣に似たワンルームほどの石組みオブジェクト。
どうやらこれが魔剣の迷宮かつ異変の原因らしい。
開かない入り口の前には馬、牛、羊の素焼き人形がそれぞれ複数個と横長の皿。
魔法文明語で出題があった。
「ある馬の前には羊が1頭、ある羊の前には馬と牛が1頭ずつ、
ある牛の後ろには羊と馬が1頭ずつ、ある馬の後ろには牛が1頭います。
さて、牛と馬と羊は、最少で何頭あればよいか?」
アットとメルは「前だったり後ろだったり」というヒントが書いてあることにも気づく。
交易共通語らしいけど誰が書いたんだろうね。
正答は[羊→、←馬、牛→]で一頭ずつ。
メルとオーレアが正解を確認しあう後ろで、アットは「たしかに一頭ずつでいいな」と言いながら人形を輪っかに並べてイズにツッコミを入れられていた。
何はともあれ、魔法文明語で何かを言われて扉が開く。一つ残った素焼きの牛はメルが拾った。
「迷宮、何て言ってました?」「アットには道理が備わってないってさ」
・調査:知恵を示せ
ワンルーム内にはゴーレムが2体と素焼きの牛の山。
力か知恵を示せと言われたので、ひとまず知恵を示すことにした。
「ある金持ちが17頭の牛を残して死にました。
遺言には牛を3人の息子の間で次のように分配するようにとありました。
長男に全部の牛の1/2
次男に1/3
三男に1/9
3人の息子たちはどのように牛をわけたらよいかと頭をひねっていました。
ちょうどそのとき牛に乗った賢者が通りかかりました。
彼は訳を聞くと、たちどころに17頭の牛を分配しました。どうやったのでしょうか?」
アットが「今度こそ分かったぞ!」と言って喜んでいたので、メルは拾った素焼きの牛を持たせて微笑ましげに見送りました。
全体が18頭になれば、長男に9頭、次男に6頭、三男に2頭が行きわたり賢者の1頭が余る。
正解したのにゴーレムが襲ってくる。
「何て言ってるんですか?」「アットが気に入らないってさ~」
・戦闘:力を示せ
魔物知識判定。セージのメルがこけて知名度すら誰も抜けない。ごめんね!
先制判定。アットが上回ったので安心してピンゾロができると言っていたら本当にピンゾロした。
1ラウンド目
メル :怒涛の攻陣、イズにストーンガード
オーレア:キャッツアイ、杖で殴るもピンゾロ。まあこれだけ狭いとね
アット :キャッツアイ、アタック。的確にダメージを与えていく
イズ :マッスルベアー、全力攻撃アタック。20ダメージ、なにそれ?
ゴーレムが一体粉々になり、残りの一体がイズに2回攻撃。
一回目 :当たる。防護点とストーンガードで全てが消える。
二回目 :当たる。7ダメージ。
2ラウンド目
メル :怒涛の攻陣、イズにウィスパーヒール
オーレア:魔力撃。打撃なので+2
アット :アタック。あと1まで削る
イズ :全力攻撃アタック。20ダメージ、さよなら
止めを刺したイズが戦利品判定。8と12。
粉々になったゴーレムから土がたくさん取れた。猫目石も残った。
・その先
最奥には小刀と謎の卵。
小刀は+1相当の魔剣、卵は卵だと思った。メル、鑑定下手か?
卵を売る案もありましたが、魔剣の命乞いを聞いて隠すことに。
じゃあアット、鞄の中全部出して。イズなんてもう既に開けてたもんな。
卵を隠しつつ帰路へ。
非常食が1日分余ってハッピーだった。
・報告
魔剣を持ってギルドに報告へ。
卵感知判定で6ゾロするククサブジ、恐ろしすぎる。
「……幾らだい?」「逆に幾らで買ってくれるんですか?」
5000Gと言われてちょっと揺らぐイズ。泣き叫ぶケチャップとマスタード。
地獄絵図。
再度、魔剣に卵のことを聞いてみる。
「結局これ、なんの幻獣の卵なんだ?」「あんさんなあ、どんな迷宮だったかよう思い出してみ?」「ワンルームだった……」「そうじゃないと思う」
スフィンクスらしいが誰もピンとこなかった。やむなし。
結局、卵は売らない旨を伝え小刀と共に鑑定へ。
アットとオーレアが依頼をして卵は孵化の方法、小刀は「愚断剣」という名前と効果が分かる。
卵は謎かけに答えたり、他の謎が解き明かされる様に触れさせることで成長するらしい。
愚断剣は知能の低い相手をよく斬れる。オーレアは「でも(技能との噛み合いで)使い勝手微妙ですね……」と言っていた。
アットは「スフィンクスならベックの居場所も分かるかもしれない」と言われやる気に、イズも「15レベル相当のスフィンクスに成長すれば資金にも名誉にもなる」と言われやる気に。
なんやかんやで卵を育てる旅が始まったのだった。
ところで卵ケースって透明な円柱じゃないんですか?
・余談:組み合わせの印象(1話放送時点)
アットとオーレア
故郷が燃えた少年と出自に闇のある健気少女。
主人公っぽい属性とヒロインっぽい属性がいると助かる人はここの二人を推したがる。
アットとイズ
憧れの人を探す少年と主君の名誉回復を目指す少女型機械。予言繋がり。
ダブル主人公の物語構成が好きな人はここの二人を推したがる。
アットとメル
目的に一直線の剣士と一歩引いた参謀役。
得意分野が真逆なので、太陽と月のオタクあたりはここの二人を推したがる。
オーレアとイズ
自然属性の少女と機械属性の少女。
透明感のある画風で廃墟と美少女をよく描く絵師にここの二人を推してもらって美麗イラストをたくさん供給してほしくないですか?
オーレアとメル
蛮族からはみ出た少女と人族からはみ出た少年。
傷の舐め合いが下手な生き物に期待する人はここの二人を推したがる。
イズとメル
本家の従者と分家の嫡子。
貴族のごたごたに翻弄される少年少女が好きな人はここの二人を推したがる。
次回を楽しみに生きます。
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