舞台『漆黒天 始の語り』楽しみですね!
これは映画『漆黒天 終の語り』を観ている時に何の根拠もなく感じたことなのですが、これ陽之介の妻子惨殺事件の時にはもう、陽之介と旭太郎は入れ替わっていたんじゃないかと思ったんですよ
どういうことかというと、
まるで違う人生を歩む同じ顔の男を見て、ああいう生き方が自分にもできたのかもしれないと夢想した…
のは、旭太郎だけでなく、陽之介もだったんじゃないかと。
だから2人はお互いを観察し、相手に知られないよう、相手の人生に「潜入」してみることにした。
かくして同じ顔の男たちは、お互いに知らぬまま入れ替わり、旭太郎は家族の愛を知って、陽之介のように家族を愛するようになった。
陽之介は旭太郎のように生きてみることで、己と旭太郎にはさしたる違いなどないと思い知った…のかもしれない。
そこから妻子の惨殺に繋がる流れの詳細はわからないけども、
富士に「俺は誰だ?」と問い
「あなたは宇内陽之介です。私が言うのだから間違いありません」
と答えた富士と子供達を斬ったのが、本物の陽之介で、
変わり果てた富士と子供達を発見し、何故と問う富士に
「俺がお前たちを殺すはずがない!」と悲痛な声をあげていたのが旭太郎で、
この妻子惨殺事件を機に、陽之介と旭太郎は完全に入れ替わってしまったんじゃないかと。
なので『終の語り』の名無しは旭太郎として追われる陽之介で、
陽之介として出てくる男は、陽之介として生きることに決めた、旭太郎なのではないか…
…と思うんだけど、どう思う?!
と観終わったあと兄ちゃんに聞いたら「陽之介が悪い人やったらもっと嫌や~😫」と嘆かれ…いや私もね、陽之介の清廉で誠実なところ好きだし、裏も表もなく善良なほうが良いんだけども、双子が出るならやっぱ入れ替わりネタはやりたくなるかなって…(というだけの、何の根拠もないただの想像なので、どうかご安心ください😌)
あとコメント箱でも聞かれましたが、最後に生き残り笑った男がどっちなのか、については、家族は「名無しが勝ったんかなあ😣」という印象だったようですが、
私は上記のように考えていたので「陽之介として生きようとするも笑い方はわからないままだった旭太郎が、名無し(陽之介)を倒してやっと笑えるようになった」んかなあと思いました。
…という風に、陽之介に申し訳なくなるような裏側を私は想像してしまったわけですが(ごめん陽之介)
もっと不穏な謎が残ってますからね!!
日陰党に討伐隊のことをリークしたのは誰なのか、という特大にヤバイ謎がね!!!!!
これ、やらかしたのが討伐隊側のメインキャラだったりしたら…色々なことがひっくり返りますよ!!
とはいえ、裏切りとかではなく、旭太郎のことを陽之介だと勘違いした誰かが、陽之介に話してるつもりで討伐隊のことをもらしてしまった感じなんかなあとは思うのですが…
日陰党による討伐隊襲撃が、この因果のすべての始まりみたいなものなので、
そのあたりの真相を含め過去に何があったのか、とても楽しみです!(特濃な殺陣も!)