フラトリサイド/HO1 現行未通過✖自陣✖
闇堕ち寮長になりかけたけどほよんに助けられたって話
◆現状
ジェームズ落下→監督生室→図書館→作戦会議→23地下図書館
◆思考まとめ
前回時点までだと、寮長も何もかも放り出してしまおうかと思ってた。HO2に傲慢に弟らしく全部丸投げして、自分勝手にジェームズのいるかもわからない仇を探して寮内をうろつく感じの。
HO2とタイマンで話せたら、「自分(HO1)を否定していてほしい。これからやる事が間違いだって自分でもわかっているけど、全部が許せないから、正しく在ることを辞める」と。セオドアの自称友達も、レオのマスターもヴィンセントである必要はなかったから。ただ、正しく在り続けようとしたヴィンセントの行動の結果、寮長の役目を負わされただけだから、正しく在る事を止めたのなら、その役割も要らない。セオドアに対しても、結局はジェームズの関連だからだろって気持ちもあるし、今まで抱えてこなかった嫉妬みたいなものも燻ってるのかもしれない。
でも、レオが、マスターだと慕ってくれたファッグが自分を見てくれているって気付けたから踏みとどまった。
レオの前で誇れる自分でいなければ、レオを悲しませてしまうとも思った自制心だったのかも。
あの時、「レオが自分の代わりに周りを見に行ってくれた事」「対照的にHO2からは寮長の役目から逃げるなと言われた事」ここが決定的だったんだと思う。
レオに憐れまれたら、きっと折れてた。セオドアはヴィンセントが復讐したいといったら止められない。ベイリーだけが自分の間違いを否定してくれると思ったけど、レオがそこを払拭してくれたの本当に好きだった。
作戦会議~地下図書館組23を見送って、その時にもセオドア頑張ってる~~~ってにこにこした。あまりに不器用ポンコツ。何度でもいうし揶揄う予定。だってそんな傲慢が許されるのが弟で、普段の優秀な面を知っているからこその信頼。
14で話す機会が生まれたので、きちんと向き合う決意を。
ヴィンセントはレオをファッグに選んだのは「キングスカラーの弟だから」「自分の兄が誇れる人だったら」という憧れに似た感情から無意識に選んでたなって、気付けたんですよね。これは3との対話を経て。
でもそれを自分の立場に置き換えたら、すごくもやもやしたものしか残らなかった。嫌いになるには足りなくて、でもなかったことにするのは無理なくらいの嫌な感情。だからこそ、選んだ理由と謝罪をした。
その上で、それでもレオに隣にいてほしくてもう一度ファッグとして呼んでいいかも聞けた。
ぶすっとしていた理由も、発狂した時にマスターと呼ばないでいてくれたところも、レオだからこそだったしな、と。
少し前まではベイリーがマスターになっても変わらないだろうと思っていたけど、この時にはもう譲りたくなくなってた。
セオドアに威嚇されるかもしれないけど、弟同士で仲良くしますっておちょくってやりたい。それくらいの意趣返しは許してくれる甘い兄なのは知ってるし、ベイリーもフォローしてくれると思いたい。
ジェームズに関して怒ってるけど、自分が死んでもいいから復讐したいとは思っていない。
大切な片割れを理不尽に奪われていたとしたら、その相手にはきちんと罰を。
正しく、傲慢に生きると決めたので。
全部解決出来たらレオとトーマス兄弟のお墓参りにいきたい。ジェームズに聞けない分はセオドアに頑張らせる。
次回!楽しみ!!!!
追記
もにょっとしたのがあったから考えていたんだけど、ヴィンセント自身が「ジェームズの代わり」として頑張って正しく在らなければならなかったから、自分は代替の効くものだろうって考えが根底にあると思った。
同じ顔、そこそこできる勉強に、苦手じゃない努力。
それで出来ないことってほとんど無い。
寮長だって、ベイリーがやったってきっと変わらない
レオのマスターだって、テイラーがやっても変わらない
レオとセオドアをくっつける役も、ベイリーができる
ほら、それならヴィンセントなんて居なくなっても大丈夫。だから、自分のやりたいことをやる。
ずっと我慢して来たんだから、それくらい許せよって吐いたこともない荒い口調で、くずおれそうになる自分自身を、優秀で頼れる補佐って役割を押し付けたベイリーに否定する事で残そうとして。
レオには言ったけど、人の心を汲み取るのが苦手だって。法律家を目指すのも、法という模範があれば分からないからって違える事も無い。不確かな心なんてものに振り回されて、要らないって言われるかもしれない恐怖を覚えなくて済む。その為に努力を重ねてきたんだから。
傲慢と我儘と自己犠牲を抱えた大変に面倒な男だなって思うけど、私はヴィンセントが好きだ……。
なんだこの男、めんどくさい。
PCの中で一番面倒な我儘男かもしれない。