fgo長尾景虎ちゃんイベ後開放プロフ読むと神の化身という生まれの何かはなく、強くて共感能力の欠如したあくまでも「人」として生まれていて、畏れる周りに無辜の怪物的に神へと祭り上げられたってのがしんどすぎて
その上で他人(弱い者)を理解できないことを何とも思っていないようなキャラではなくて、むしろそこが分からないことに苦しんでる描写だったし
「何かが致命的に欠けている」「そしてそれを理解していて苦しんでいる」と言う部分だとどちらかというと言峰に近いものがあるのかなと
好き嫌いもあるし感情もあるけど感情ソフトウェアが上手く読み込めなくて笑顔しかインストールできてないような
下手すると人類の敵側に転化するタイプだけどひたすら人間側へ善性なのはやっぱり家族の存在なのではないのかな…
(史実だとトーチャンのがやばい人ですけど)
エミ村を眺めてる感じとか、姉のこと、兄のこと、大事な時にそのことが出てくるのは
アルトリアのように普通の少女が無欠の王となるためウーサーとマーリンに作られて…というのもしんどいけど、それとは別のしんどさ 上手く言語化できないけれど
アルトリアと違って明らかに欠落しているから普通の少女ではないのだけど、全てを良しとして生きられたわけではないだろうから
強さに価値のある戦国時代だからこそ加速したかんじでもあるような
現代の中でも希有な弱者のぐだくんらに出会ったからこそようやく「わからなかったこと」に区切りが付けられた感じなのだろな
今までその弱い人々に直接「何故」って聞けなかっただけかもだけれど…
下手に幼少期に仏門入れられた為と人々に軍神の化身ではと言われたために「自分は人ではなく」、「人間は自分が守護するに値する存在なのか?」という「人では無い視点」を手に入れてしまった部分もあるような気も
個人的にアルトリアのように普通の少女としての幸せも(士郎と)手に入れて欲しい…と思うキャラではなくて、
景虎ちゃんの場合は彼女が迷わずに槍が振るえるのならそれが良い、と思う感じ
でも少し、彼女のことを軍神ではなくそれでも人間と言ってくれるひとは欲しいかもしれない… 晴信(武田信玄)でも昭和~のマスターの予定の弓塚さつきでも良いので 軍神を人へと貶める存在