投稿した動画の全体のテーマは過去との決別なので全体的に殺すことを目標に作りました
ここからは動画の流れに沿った制作時のメモ
・最初のカンタロウは好青年というか誠実なよくいる警官イメージ
・それを壊したのは辻斬り
・前提としてルーツ元の吸血鬼の本能に振り回されたのが全盛期ナギリだと思ってるので顔分からなくなっている(斬ったのはナギリか親元の吸血鬼か)
・死に場所を探すのは警官時代のカンタロウなのでシルエット
・警官という存在のカンタロウは死んでしまったので、ここからは吸対カンタロウターンになります
・最果ての街というか修行で各地回っても恐らく辻斬りの情報が無かったのではないか…ということで週バンとかでまだ新横で辻斬りが特集されているココなら!!と意気込んで帰ってきたんだろうなという想像
・漫画用紙は入院した時に一度PDSDの治療として挑戦して失敗したんだろうなという想像
・モンタージュ写真作るときに犯人の特徴を言っても「?」って反応されるから自分でビラのイラスト描いたんだろうなと思うと哀しくなる…信じてくれないなら自分で証明するしかないもんな…
・『今日最終の列車』ここはカンタロウが警官の自分を否定している時点で辻斬りを捕まえた後、生きるつもりがなさそうだなという個人的な感想
・『奴が乗り込む』ここで辻田さんがそのレールに巻き込まれました
・Aサビはそのまま正直なカンタロウの心情のつもりでした…自分を襲った理由とかではなく、極悪人という事実を確認して納得して死にたいだけの人間ケイ・カンタロウ
・安らぎと切なさは勿論辻田さんへの感情なのですが、普通に考えて同僚にも存在を疑われているような辻斬りを唯一信じてくれた人間に対して執着しない訳ないんですよねーという個人的な感想
・後ろのナギリさんは見えないように血刃を出していますが、カンタロウは見えていません
・ナギリさんとカンタロウは向きが違うだけでまっすぐ向いてると思うんですよね…+と-で真逆
・本心は胸にしまう男ケイ・カンタロウ…死ぬことが(自分の中で)確定しているのに他の人と関わりを持つわけにはいかないという矛盾が滲む場面かなと
・Bパートはナギリさんターンです
・ナギリさんは親元の吸血鬼を殺すのが人生のゴールだと思って作ってます
・吸血鬼化については想像でしかないんですが、性格や知識が継承されるのであれば逆らうのも難しいのではないのかと…でも人間の自分の人生をぐちゃぐちゃにしたのが自分の本質ではなく、強制的に変化させられた事をナギリさんが知ったら恐らく反抗するんだろうなと思っています
・吸血鬼についての生態の知識を与えてくれ、丸と同じくらい人との触れあいを感じさせてくれたカンタロウに対してナギリさんは本人が思っているより重めに感謝しているといいな
・改札は出口での道…ということで親元吸血鬼の情報を手に入れて覚悟決めてます
・Bサビはナギリさんの決めシーン?カンタロウにしてやれるのは自分が親元の吸血鬼を倒して、今までの罪を背負って死んでいく事だと決めています
・警官の時のカンタロウは昼の子ですが自分が壊して夜に彷徨う人間にしてしまったので、カンタロウは星と例えてます(月は建物で遮れるけど星は空のどこを見てもキラキラうるさく見えるので)
・『あの夜と同じ星空』警官カンタロウを襲った時は自分が襲う側でしたが、最終決戦に向かう今の状況は逆だなという皮肉
・CメロまでABパート早送りですがナギリさんが最後に思い出すのは直近の記憶かなという事で怒涛のカンタロウ率に苦笑
・Cはナギリさんが吸血鬼としての立場と人間としての気持ちを混ぜてます…自分をこんな化け物に変えた吸血鬼に対しての問いかけと新横の人間との騒がしく優しい日常は自分が吸血鬼になったからもたらされたという悲しい矛盾
・ナギリさんは個人的にドラルクに出会う前のロナルドにちょっと似てるなと思ってます…自分に敷かれたレールをそのまま進んでいるけど『日常』という形容しがたい暖かいものは知らなかった
・ナギリさんが死ぬ前に恐れているのは自分の存在によりショックを受けるカンタロウの存在だと思います…自覚がないだけで『辻田』という架空の人間としての体験をさせてくれたカンタロウを大事に思っててほしい
・血だまりの中倒れるナギリさんを見つけたカンタロウですが、ここで夜が明けます
・血も吸っていない上に吸血鬼との激闘を繰り広げたナギリさんは灰となってこの世界から退場します
・全てを知ったカンタロウは、ナギリさんにお礼と謝罪をしながらお守りとして持ち歩いていた辻斬りを撃った拳銃で頭を打ちぬいて終幕です
・後で駆け付けた吸対の皆さんは2体分の灰の上で血だまりに倒れるカンタロウを見つけるんでしょうね
という長くなりましたが制作時のメモ+個人的作品考察でした
こんなことを書いていますがみんな明るく笑って生きていてほしいです