RRRのネタバレがあるから伏せるけれど、映画の感想ではなく自創作語りです。RRR観たよ九十九読んだよ、という非常に限られた人だけリンク先へどうぞ!
RRRのビームとラーマはわかりあうことができたけれど、70年前にジェンガ爺さんを
裏切った〈親友〉は、最期まで真実をジェンガに言うことは無かったな、ってしみじみ噛みしめている。
他国との戦(しかもチェルナ王国は侵略されるほう)において、個人ができることなんて本当に限られているし、どうしようもないことも山盛りあるわけだけれど、それでもジェンガはそうやって割り切ることができないだろう、苦しむだろう、と〈親友〉は考え、自分が単なる悪人としてジェンガの記憶に残ることを選んだのだ。最期に「お前を友人と思ったことはない」と言い放って。
まぁ、ラーマみたいなどこから見ても立派な大義に比べたら、〈親友〉が背負っていたのはかなり小さなスケールの、どっちかっつーと「それはお前の都合ですよね」みたいなレベルの話なんですが(苦笑
――って、こんなところで思わせぶりに語ってばかりせずに、そのうち番外編書きます。