#天官賜福 天官賜福192章~198章、4巻読了! 謝憐がどこまで落ちていくのかすごい不安だったけど良かった……。つらいんだけどすごく良かった……。
笑みの仮面の黒衣の武者と悲喜面を被った青白い喪服の謝憐……。
どこまで落ちていくんだろう……、絶望の果てに、どんなことまでやらかすんだろう……ってすごい不安しかなかったけど、あくまでも郎英と永安皇室っていう特定の人だけを恨んで、国土に人面疫を発生させる結末にならなかったのは一安心した……。彼に復讐したいというところに留まったのはせめてもの救いだったな……。
でも、花城……!!! 殿下の代わりに殿下が呼び集めた戦場の怨霊の呪いを一身に受けて、魂が消えるってつらい……。とはいえ、これって、最終的にはこの怨霊を吸収して今の絶境鬼王へ近づいたってことはあるのかな……。つら……。
しかも、800年の間に会ったことある? って聞かれて、探したけど見つからなかったって、いまだに「彼には守っていることを知らせない」っていうのを守り続けているんだなあ……。深すぎる愛……。
謝憐、红红儿が花城だって分かったけど、鬼火~黒衣の鬼武者が花城ってことはもしや気付いていない……?
気付いていないなら、早く気付いて! 花城の本意ではないかもだけど、知って!!!
謝憐が最後の一線を守って、正気に返って、白無相に向かっていくのも、一人の笠をくれた人のおかげだ……。でも、これだって花城だよね……? ここがよく分からなかったのは致命的な気もするんだけど、ちょっとすぐには読み返す勇気がない……。(それに、謝憐が誰だか全く見ていないから、読み返しても分からなくて、想像で補うしかないような気もする)
人の優しさ……。
絶望している中でも、常に寄り添う無名(=花城)と話しているときには謝憐も気持ちが浮上していたのも良かったなあ……。何も言わずに一緒にいてしたいことをさせてくれて、殿下は殿下ですって自分を認めてくれる人が絶望した謝憐には必要だったんだよ……。
花城、いてくれてありがとう……。
謝憐が言っていた悔やんでいる2回目の飛翔って、人面疫を起こす怨霊を集めたのが謝憐自身だったからなんだなあ……
人面疫を起こすのを躊躇った末に、一人の人の優しさに、「お前と同じにはならない」って白無相に向かっていって、自分を刺せば人面疫にはならないって大衆に言いきるのが、本当に、もう、神様だ……。大衆が躊躇ってそれがだめならと、自分一人で怨霊の恨みを受ける決意をする姿は確かに天業を超えて飛翔するのも当然。でも、原因が自分にあるだけに、自分で自分の始めたことにケリをつけたようなものだものなあ。悔いしかなくて、誇れるわけがない……。
しかも、代わりに世界に残ったたった一人の信徒が代わりに罰を受けてくれて……。
ある意味、これは信徒の功徳でもあるのか……。
恐ろしや……。
2回目の左遷はこの飛翔は受け入れられないからって左遷してくれって謝憐が言いだしたことだったのか……。
それで君吾と形ばかり戦って刺していたのか……。
しかも、法力を封じたうえに、運を散らしていたって!
謝憐の運が悪いのもこれが原因だったのか……。
疫病神って言われるのが恥ずかしかったけど、自分がそうでないことを知っていればいい(我知道自己不是就行。)、恥をかくならかかせよう(丢脸就丢脸吧。)、って、本当に「仙楽は大きくなった(仙乐长大了)」よ!!
あー、つらい。
でも、このあとに続く「この言葉は謝怜の目上の人が言ったはずだが、残念ながら、彼の両親はその言葉を口にする機会がなかった。(这话应该是谢怜的长辈说的可惜,他的父皇母后却没有机会说出这一句了。)」(198章)ってなんだ? 理解力不足なだけかもだけど、意味深……。謝憐はもともとが良い子過ぎて、成長したって言われたことがなかったってこと? それとも翻訳間違えている? この辺は日本語が欲しいよー。
2回目の左遷で真面目に生きているの見ると本当にほっとした……。
でも、この頃の花城、どうなっていたの……。花城ーーーー! 花城のこと考えるとつらい。
2回目の左遷のこととか知らないから消えていたんだよね? たぶん。つらーい。