植木蜂様(みつみつ工房)作「HELLO HERO」KPえみりぃ/PLイルハ・ツキナミ・猫/PC臥凪言彦(HO1)・雲霧苔室(HO2)・洋見大地(HO3)、5日目「ハロー、君がいた世界」踏破記念。今回5800字あります。※ネタバレ注意
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【セッション開始前の一幕】
猫「目の前に未開封のハロヒがあります」
KP「家にグッスト(続編)2冊あります」
ツキナミ「布教用と配布用?」
KP「どうしてこうなったんだ……」
ツキナミ「そんな漫画みたいな台詞、初めて聞きました」
【謎の一言】
イルハ「私は小道具を用意してきたからね」
ツキナミ「こ、小道具……?」
【言彦君の全身絵を見た時の猫の反応】
猫「うわあああぁぁ推しの全身絵だあああ!!!?? 泣きそう……」
【NPCの生存状況を確認している時の会話】
ツキナミ「猫さんの推しが短命な件について」
猫「死神かな??」
【本日のベーコンチェックのコーナー】
猫「(NPC+PC計12名中)半分で済んでる」
ツキナミ「半分ベーコンかぁ」
【前回のクトゥルフ神話TRPGはハロヒ第5章前半】
猫「この2ヶ月間、この(卓の)ために仕事頑張りましたからね!?」
【偽影君にNPCの治療を頼むことに】
2d3 (2D3) > 6[3,3] > 6 ※アルノー君の治療
1d3 (1D3) > 1 ※草衣君の治療
KP「アルノー相手には包帯巻いてテキパキ治療するのに、草衣には消毒液かけて絆創膏だけと」
猫「この出目は解釈一致」
【作戦会議開始時の一幕】
言彦『そうだな……司会は洋見、頼んだ』
洋見『俺!? 俺、よく分かってないことも多いんだけど……』
猫「とりあえず、東京の町田で手に入れた資料を広げてみんなに共有します」
【作戦会議中の決意表明】
洋見『俺の友人を生贄にされようとしているのを何とか止めたいと思ってる』
言彦『お嬢ちゃんからは何かあるか?』
雲霧『……私が協力しているのは、リビアンさんのためです。リビアンさんは昔、星の知恵派と関係がありました。でも、そのやり方に堪えられなくて出て行ったのに、今はもっと酷い状況になっていると聞きました』
雲霧『それを知ってから、私だって後には引けなくなっちゃったなぁと思ったんです。だから、私情ばかりかもしれませんが、リビアンさんのためにも……私の大切な友人のためにも、今の状況を何とかしたいと思っています。よろしくお願いします』
猫「7割メモ取りました」
ツキナミ「助けてリビアンさん」
【ついつい忘れてしまう】
猫「『(雲霧さんに)私情っていうなら俺も同じだからさ、気にするなよ』って言います」
イルハ「肉塊が喋ってる」※この時点での洋見君はベーコン判定
猫「そういえばそうでしたリビアンさん翻訳お願いしまーーす!」
【洋見君と言彦君の二人きりで話をする流れに(2ヶ月前から待っていました)】
言彦『とりあえず、保険をかけておきたかったからさ』
洋見『保険?』
言彦『これ、預かっておいてくれ(雲霧苔室・洋見大地・美凪奶邏宛の手紙が洋見に渡される)(イルハさんからKPにDMが送られる)』
洋見『預かっておくことはできるけれど……悪いけれど、こういうものの依頼は受けたくないんだよ』
言彦『依頼、か……要らなかったらどこかにでも捨ててくれ』
洋見『……分かったよ(と言って、手紙を受け取る)』
洋見『全部終わったら、言彦さんはどうするつもりなんだ?』
言彦『知ってるだろ、俺はもう死んでんだよ。……そうだな。成仏でもしておこうか』
洋見『「死ぬ」とか、簡単に口にしてんじゃねえよ。関わった以上、生き死にとかは関係ない。少なくとも、俺はあんたに生きてほしいと思ってる』
言彦『死人に生きろ、とはな。こういうのは生きてる奴に言ってやれ』
洋見『勿論言うさ。天の奴にもな』
言彦『あんたの目的はそれだけでいいんだ』
洋見『第一目標を変えるつもりはないけれど、分かったよ』
言彦『目的を、違えるなよ。……時間だ』
洋見『……行くか』
【NPCの立ち絵変更の際】
イルハ「(リビアンさんの)画像、神父じゃなくて大丈夫?」
ツキナミ「私の心の中にはリビアンさんがいるので」
イルハ「さすがだったわ」
【いつものくだり】
KP「(神話生物には)装甲があるから大丈夫でしょう」
イルハ「装甲アルノー(あるの)?」
猫「最終章でもそれやるんですか!?」
イルハ「鉄板ネタでしょう?」
【札を取り出して構える言彦さん】
言彦『早速だが、協力してもらうぜ』※作戦会議時に全員から「札を取り出したらMPを譲渡することに同意する」という言質は取っている
イルハ「全員からMP3点もらいます」
ccb (1D100) > 82
KP「こいつ(神話生物)は退散されました」
全員「よしよしよし!!」
【雁来槻さんのダメージ値が反則級】
3d8+1d4 (3D8+1D4) > 12[2,7,3]+2[2] > 14
KP「踏み込みが違う」
ツキナミ「モ○スターハンター始まってる」
【HP4の状態の草衣君を待機枠に入れることに】
草衣『……分かった。こっちは任せてくれ』
洋見『ああ、任された。ちゃんと天連れて戻ってくるからさ。行ってくるよ』
【最終戦に参加するために《DEX×5》を4回中2回成功しなければならない中での洋見君の出目】
CCB<=(13*5) (1D100<=65) > 100 > 致命的失敗 ※2回目(1回目の成功キャンセル)
CCB<=(13*5) (1D100<=65) > 96 > 致命的失敗 ※3回目
猫「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!??」
KP「HO3が最終戦行けないことなんてあるぅ?」
KP「(しばらく悩んで)うーーーん、これクリチケ1枚もらって振り直しかな」
猫「クリチケありませんぅ……」
KP「そこにあるやろ??(言彦君のクリチケを1枚消費することに)」
猫「イルハさん、クリチケすみません……」
イルハ「あと1枚は最終決戦に残しておきたい」
猫「それはそうですよ……も、もう一回振り直していいんですよね……?」
KP「いいよー」
猫「(ヘッドフォンを外して深呼吸する)」
CCB<=(13*5) (1D100<=65) > 10 > スペシャル ※振り直し3回目
CCB<=(13*5) (1D100<=65) > 32 > 成功 ※4回目
猫「やったよおおおっ!!! みんなああぁ!! やりましたああぁ!!!」
イルハ「最終戦に参加するだけで何でこんなドラマ起きてるの」
猫「今まで振ったダイスの中で一番緊張しました……(放心状態)」
【実は3回目まで失敗が続き、参戦が絶望的だったリビアンさん】
CCB<=(11*5) (1D100<=55) > 1 > 決定的成功/スペシャル
KP「これぞドラマチックダイスシステムです」
【この流れで天君の一枚絵が出てきました】
洋見『人の友人に何してくれてるんだこの野郎!』
猫「あ、これ洋見君の台詞です。今私の心の中の洋見君がキレているので」
【最終決戦、DEXが最も速い雲霧さんから開始】
雲霧『ごめんね。大事にするって言ったけれど……予想以上に大変なことになってるから、使うね(髪飾りを割る音)』
雲霧『(手を差し伸べて)凌花ちゃん、一緒に戦って』
【1d50でSAN値23持って行かれて殺人(神)癖を引いた言彦君】
イルハ「私の殺人癖(の対象)アザ(トース)にしているから(呪文は)アザ以外に打てないよ」
KP「アザグッバイしました」
言彦『ふざけるな馬鹿野郎!!(発狂中)』
神父『面倒なことをしてくれましたね。でもまたあなたたちを使って呼び戻せばいいだけの話』
洋見『ふざけたこと言ってんじゃねえよこの野郎!』
【この出目は間違いなく猫のせい】
猫「こいつの腐った顔面に蹴り飛ばしていいんです?」
CCB<=65 キック (1D100<=65) > 5 > 決定的成功/スペシャル
CCB<=62 マーシャルアーツ (1D100<=62) > 99 > 致命的失敗
猫「これで最低値が出たら面白いなぁーーー!?(フラグ)」
1d6+1d4 (1D6+1D4) > 1[1]+1[1] > 2
ツキナミ「やる気が空回りしてる」
イルハ「スクショチャンス(そしてTwitterに投稿)」
猫「止めて止めて」
猫「自分の出目が悔しい……」
【不定で動かない右腕を犠牲にすることで致死級のタメージ値を軽減する言彦さん】
神父『思い切りがいいですね、人間』
KP「さらに煽ってきますね」
ツキナミ「返す余裕はなさそう」
イルハ「睨みつけるくらいしかできねえ」
【凌花さん雁来槻さんの手番を後回しにした末の洋見君の手番】
CCB<=65 キック (1D100<=65) > 25 > 成功
CCB<=62 マーシャルアーツ (1D100<=62) > 73 > 失敗
1d6+1d4 (1D6+1D4) > 1[1]+2[2] > 3
猫「当たっただけで満足です」
KP「しまらねえーーー!!(神父のHP残り1)」
猫「洋見君は人間なので人殺しはしません……(負け惜しみ)」
【NPC最強格が勢揃い】
KP「最強3人集を連れてきたよ」
猫「最強3人集!?」
【洋見君、不定の狂気で《制御不能のチック、震え》を引く】
猫雑談チャット「(うわああああああしゃべれねええええ)」
【HO1の個別エンディング】
栞『事件を解決するのを口実にして、お兄さんを利用したの。嘘を吐いていたんだ。ごめんね。自分の願いを叶えるために』
栞『できたら、私の代わりに水子になって、お兄さんにこの町を守って欲しいの』
栞『わがままだよね……でも私のお願い、聞いてくれるかな……?』
言彦『……お前の望みはそれだけか。それだけでいいのか』
栞『うん』
言彦『分かった』
栞『いいの? 本当にいいの? 大切な人に会えないかも知れない。それでも、私なんかの願いを叶えてくれるの?』
言彦『ああ。俺はもう死んでいたから。最後に誰かの願いを叶えられるなら、俺のいた証明になるだろう』
言彦『……ありがとう』
***
言彦『決まってんだろ。あいつの跡を継いでやるよ。準備はもうできている』
言彦『ああ……水子になるんだ、少しだけ時間をもらえるか』
イルハ「KP、最後の電話をしていこうか」
KP「OK、誰にする?」
イルハ「美凪奶邏で」
***
言彦『ああ、俺だ。久しぶりだな、先輩。名前は言わないでくれよ』
奶邏『えっと、何かあったの?』
言彦『いや、あー……何だ。時間ができたから、電話でもしてみるかと思ったけれど……大した話題なんてなかったな。先輩は元気でやってるか』
奶邏『まあ、誰かさんがいないおかげで何とかね』
言彦『なら上々だ。……いや止めておこう。言いたいこといろいろあったけれど、そんな時間はないわけだし』
言彦『あんたは元気でやってくれ。無茶だけはしないでくれ。そんなもんか』
奶邏『……どこかに行くの?』
言彦『ちょっとやることができたから、しばらく会うことはできない。ありがとう、今まで』
奶邏『帰ってくるまで……、いえ、また声聞かせてもらえるのを待ってるわ』
言彦『……努力しよう』
【HO2の個別エンディング】
リビアン『どうですか、雲霧さん。世界は正常に見えていますか。僕の姿はもう天使には見えませんか』
雲霧『……いえ、すみません。よく見えなくなっているかもしれません』
リビアン『そうですか。僕はまだ、鳳倖治のままなのかもしれませんね』
リビアン『僕達が初めて会った時のこと、覚えていますか。あなたは驚いた顔で「天使だ」と言ってくれたんです。だから、こんな僕を天使だと言ってくれたあなたを守ろうと決めたんです』
リビアン『でも、あなたの世界は確実に変わっている。……ですが、僕のことをまだ天使と言ってくれるなら、改めてお友達になってくれませんか。ただの中学生、リビアン・グラシェードとして』
雲霧『もちろん。改めてよろしくお願いします』
ツキナミ「そう言って、手を差し出します」
KP「リビアンがその手を取り、二人は一歩を踏み出します」
【HO3個別エンディング】
天『……あれ、ここは?』
大地『ここは安全な場所だよ。身体は、大丈夫か?』
天『うん、大丈夫だと思う。ぼんやりとだけど覚えてるよ。大地達が、僕を助けに来てくれたこと。あの怖い何かを遠ざけてくれたこと』
天『……ありがとう。頼んだ調査がこんなことになるなんて思わなかったけれど、でもこうして君と話ができることが、今何よりも嬉しいんだ。ずっと僕は生きていることに怯えていたから』
天『生きて、こうして友達と話せることが一秒ごとの奇跡なんだね』
【セッション後、言彦さんからの手紙をKPから受け取る】
猫「JPGファイル!? マジで手書きで描いてやがるコイツ!!(大変失礼)」
イルハ「これが仕込みってやつよ」
ツキナミ「芸が細かい……」
【雲霧さんとの同卓はできないが、会うことはできると聞いて】
猫「連絡先は知っています! それなら……『ピンポーン』」
イルハ「おい行ったぞ」
洋見『手紙を預かってたんだよ。波能えびす神社から水族館に行く前に渡されててな』
雲霧『手紙?(洋見から、雲霧宛の手紙を渡される)』
洋見『郵便屋じゃないんだけどな、俺……』
雲霧『最後の最後まで、あの人らしいですね』
洋見『こうなることが分かってたんだろうからな、あの人は。……実は、頼まれた手紙がもう一通あるんだ』
雲霧『あと一通? 宛先は誰なんですか?』
洋見『それが分からねえんだよな。教えてくれなかったから。名前を手がかりに地道に探すさ』
雲霧『そうですか。頑張ってくださいね。私達のヒーローの手紙なんですから』
洋見『……そうだな。あの人からの課題ということで一つ、頑張ることにするよ。時間取って悪かったな』
雲霧『手紙、大事にします』
洋見『その方がきっとあの人も喜ぶ。それじゃ』
***
雲霧『……きっと、あなたもヒーローだったんだろうな』
【後日談の妄想が捗る】
ツキナミ「名前を呼んではいけないあの人」
KP「ヴォルデモー○郷かな?」
イルハ「会った時に名前を呼ばなければいいだけだから」
猫「会いに行っていいんだ!?」
【念願の瞬間】
猫「ついにハロヒを開けられるーーーー!!」
ツキナミ「何かビリビリ音が聞こえる(ビニールを剥がす音)」
猫「とりあえず最初に天君とアルノー君と草衣君のページを読みます!!」
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これにて「HELLO HERO」自陣は終幕です。
約一年間に及ぶキャンペーンシナリオ、本当にお疲れ様でした。どの章でも密度の濃い物語を体験させていただき、非常に楽しかったです。ここでは語り尽くせないくらいの感情を抱えているためロスが辛いですが、ひとまず区切りとさせてください。
この場をお借りして、シナリオ制作者の植木蜂様、同卓してくださったイルハさん・ツキナミさん、そして回してくださったえみりぃさんに改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!