#レコードユアレポート
ズズニガガさんでやりました。メデプラの概要情報のみに留めましたが、ノイズが気になる方は読まない方が良いです。
システム:CoC6 版
シナリオ:MAYDAY FROM ♇ANETA
HO2:宇宙人
名前:ズーギィ・ズズニガガ
再掲。メデプラの概要情報のみに留めましたが、ノイズが気になる方は読まない方が良いです。
■タイプライターからの挨拶
ではあらためて。
ワタシは記録とお喋りが好きなしがないタイプライターだが、しばしよろしくお願いするよ。あなたのことを記録させて欲しい。
【ズズニガガ】「ワッ!動き出したぞ!これは意志を持つ機械なのか!?..................何なに、挨拶をされている?ワタシとお話ししたいのかい?」
【ズズニガガ】「目的は記録か、素晴らしい。タイプライターと会話している!喜んで答えよう。ワタシと何が話したいんだ?なんでも聞いておくれ。」
■あなたの『名前』
最初の質問だ。
まずはあなたの『名前』を教えてもらえるだろうか?
【ズズニガガ】「ワタシの名前かい?ズーギィ・ズズニガガと言うんだ!良い名前だろう! 『ズーギィ』は私の家族のジャスパーからもらった名前だ。しっかり記録しておくれ。」
【ズズニガガ】「ズズニガガは生まれた時に聴こえた音なんだ。ワタシは冥王星にひとりぼっちだから、自分で自分の名前をつけたんだよ。」
■あなたの『世界』について
ここには様々な世界からやってくるようでね。これを記録しておかないと。 あなたの言葉で『あなたの住む世界』がどんな場所なのか説明してくれるかい?
PL 発言:
システム:CoC6 版
シナリオ:MAYDAY FROM ♇ANETA
HO2:宇宙人
【ズズニガガ】「ワタシの住む世界かい? メタンと窒素の氷で覆われている、氷と岩の世界だ。ジャスパーに教えてもらったんだが、人間たちは『冥王星』と呼んでいるらしい。」
【ズズニガガ】「マイナス 200 度はあると思う。人間は特別な服を着ないとここにはいられないらしいね。」
■簡単な自己紹介
次は、あなたの基本的なことについて教えて欲しい。
つまり『簡単な自己紹介』をというやつだ。
年齢や立場や種族や姿形......。
あなたが思う、自分を構成する当たり前のことについて、好きなよう に記録して欲しい。
後々それについて詳しく尋ねることもあるかもしれないけれども。
【ズズニガガ】「自己紹介か!任せてくれ、 それなら何度も練習した。ごほん、ゴホン」
【ズズニガガ】「ワタシの名前はズーギィ・ ズズニガガ!ようこそ!冥王星へ。どうか足元に気をつけて。深い氷の世界だ。ここには岩しかないが、どうかゆっくりしていってほしい。」
【ズズニガガ】「ワタシは人間の言語なら全て習得している。你好!shubh prabhaat!ハロー!それもこれもこの星に落ちた探査機のおかげだ。人間の言葉を受け取り、学んだ!たくさんの贈り物をしてくれた人間に、ワタシは会いたい!」
【ズズニガガ】「この姿も見てくれないか?元々足は、地球でいう蛇行運動で動くんだが、 こうやって尻尾を纏めたら二足歩行もできるんだ。 人間の洋服が着てみたくて、必死に習得した!」
【ズズニガガ】「ああ、ちなみに、横ばい運動とアコーディオン運動もできるぞ。1 から4番の手は岩盤を突き破るほど鋭いから、気をつけて触ってくれ。頭の飾りはセンサーで、氷と岩の硬度を計測してる。」
【ズズニガガ】「このくらいで、良いかな?」
■説明
ではここからは、質問をランダムにしていこう。
ワタシのキーから、好きなアルファベットを選んで欲しい。
それに基づく質問をしよう。
とはいえ急に言われても困るだろうから......おすすめの方法としては、先ほど教えてもらったあな たの名前を、アルファベットを順に押していくのはどうだろう。 もちろんそこにあるサイコロを振るのも良いね。 いくつか質問を終えたら、記録を完了させよう。
【ズズニガガ】「ほうほう、なるほど、アルファベット順か。では、『Zoogie』と入力して...」
■Z ゼロ。はじまり。開始地点。
あなたの生き方を物語と見立てたとき、はじまりはどの時点になるだろうか?
【ズズニガガ】「始まりか。ワタシの始まりは名をつけた時ではない。他者を感知した時に全てが始まった。」
【ズズニガガ】「つまり、この世界に探査機が落ちてきた時だな。ワタシはその時初めて個を知り、人間の存在を感知し、他者を認知し、孤独を知った。」
■Z ズィー。おわり。終幕想定。
あなたの物語のおしまいについて考えてみよう。
それがどんなものか想像は出来る?
【ズズニガガ】「ワタシの物語のおしまいか。ジャスパーに出会って、他者を知ったワタシは何を持って終幕とするのだろう。」
【ズズニガガ】「......あまり考えたくないが、ジャスパー・ジェンキンスと別れる時はズーギィの終わりであると予測はしている。」
【ズズニガガ】「彼を失って、ズズニガガがどうするかは未知数だ。ワタシのことなのに、いつかの喪失に触れただけで論理的な思考力が奪われてしまうな。この答えで許してくれないだろうか」
:ところでこの質問は最後だったりするのだろうか。
26 個を順に押していったとか?
ワタシにはわからないが、次があるなら次へ行こう。
【ズズニガガ】「ワタシの名前が特殊すぎただろうか?次の質問に行かせてもらうよ。」
■O オフェンス。攻撃。戦う力について。
あなたは攻撃行動を行うとき、どのような手段をとる?
【ズズニガガ】「岩盤を掘り進むだけの膂力がある。こう見えて、身体は筋肉で出来てると言っても良い。攻撃行動としては、この偽足を使ったものになるかな。」
:戦う力を振るうことは、あなたにとって好ましいことだろうか、
好ましくないことだろうか。
それとも縁遠いものだろうか
【ズズニガガ】「縁遠いものだ。ワタシには触れることのできる他者がいないもので。」
【ズズニガガ】「今すぐ戦えと言われたら、難しいかもしれない。尻尾がこんがらがりそうだ。」
:こればかりはあなたのいる世界や環境次第なのかもしれないけどね。では、次に行こうか
■G ゴールド。金。価値ある財産。
あなたの住む世界に、貨幣経済は存在しているだろうか。
あなたの所有する高価なものには、どんなものがある?
【ズズニガガ】「......人間たちの言う、冥王星には貨幣はないな。」
【ズズニガガ】「ここに高価なものがあるとすれば、ワタシと、この探査機になる。それ以外はないな。」
【ズズニガガ】「だが、貨幣制度は知っているぞ。複数の異なった貨幣と紙幣を用いた、それぞれの国家が設けた制度だろう。「物々交換」か ら「物品交換」を経てこのような形になったと教わった。」
:例えば『10 日分の生活費相当の金を今日中に自由に使え』と渡されたら、あなたはどう動く?
【ズズニガガ】「ううん。お金を使ったことがないし、お金があってもなくてもワタシには特に何も起こらない。そもそも、10 日というのは、 ここではどのくらいになるんだ?」
:PL 発言:
冥王星の 1 日を地球 1 日 24 時間で換算すると
6.4 地球日(約6日9時間)
64 日分の生活費...?計算がわからなくなる...。
:気兼ねのない散財は楽しそうだと思って聞いて みたんだ。実際どうなのだろうね。では、次に行こうか。
■I アイ。あなたを示す言葉。一人称。
あなたは自分のことを示す時、どんな表現をする?
【ズズニガガ】「ワタシ、ズーギィ、ズズニガガ、これを使う」
:どうしてそれを選んだか、覚えているだろうか?
【ズズニガガ】「ああ、名前はそのように呼称してほしいから使っているが、『ワタシ』については、探査機の記録の人間に倣っている。やや発音が難しいので、今のカタチになったんだ。」
:ワタシがワタシとしたのは、カタカナだとよりマシーンっぽいとおもってね、そういうキャラ付けなのさ。
では、次に行こうか
【ズズニガガ】「キャラ付け、そういうものもあるのか。ワタシもマシーンっぽくなれるだろか。ギャワ...」
:■E エモート。感情表現。
あなたの喜怒哀楽には、どのような強弱があるだろうか?
例えば、一番強い感情の種類はどれだと思う?
【ズズニガガ】「ワタシの喜怒哀楽か。強い感情の種類と言われると、むむむ」
【ズズニガガ】「人は感情に基づき行動する!というのを知っている。つまりワタシの普段の行動が強き感情になりうるだろう。」
【ズズニガガ】「普段していることは、生き物を探すこと。」
「つまり、一番強い感情は、孤独だ。」
:あなたの感情は、どのように発露されることが多い?
【ズズニガガ】「孤独はもう話してしまったな。生き物を探すんだ。この広い氷と岩の世界で。整った岩陰に、氷点下200°Cを下回る冷たい風に、生命の影を追う。」
【ズズニガガ】「だが、それだけじゃないぞ。ジャスパーと会ってからは色々な顔をするようになったからな。喜びは四つの腕で、興奮は⻑い尾っぽで、驚嘆は頭部の五つの突起で表現をする。」
【ズズニガガ】「いろんな方向に伸ばしたり、広げたりするから、身体が大きくなっているかも...。ジャスパーは怖がっていないだろうか...。」
:あなたの様々な表情が見れたらいいのだけど、 ワタシには笑わせたり怒らせたりする機能がなくてね。
ディスプレイという別の方法があると聞いたからそちらで頼むとするよ。では、次に行こう
:■U ユニオン。あなたの仲間。
仲間はいる? いるならあなたの視点で紹介してもらえないだろうか?
【ズズニガガ】「ワタシという個体の仲間はいない。だが、ジャスパー・ジェンキンスという家族はいる。」
【ズズニガガ】「よくぞ聞いてくれた。ジャスパー・ジェンキンスについても紹介させてくれ。彼はアメリカの航空宇宙局に所属する宇宙飛行士だ。非常に優秀な人間で、どうやら地球から ワタシのいるこの惑星に一人でやってきたんだ。 その姿はまるで一番星のようで、初めて会った時の姿はそれはもう言葉では言い表すことができない。宇宙服を着ていたが、光を当てると輝くブロンドの髪に、深い緑の瞳に・・」
【ズズニガガ】「おっと、これでは彼の良さをあなたに伝えきれない」
【ズズニガガ】「ワタシの孤独を無くしてくれる、素晴らしい人間だということを知っておいてほしい。」
:あなたは周りの仲間から、どのように思われていると思う?
【ズズニガガ】「これはジャスパーから、 ということになるか。そうだな......。陽気でイカした宇宙人だと思っていてくれたら嬉しいな。」
:あなたの生きている時間は、きっと一人ではないのだろうね。次に行こうか
ズズニガガ:「ああ。人間と、彼のおかげで、時間があるということも認識できたよ。」
■A エイジ、年齢。あなたの年月について。
あなたの『年齢』を教えて欲しい。発生してから今までの経過年数はわかるかい?
【ズズニガガ】「この質問は...すまない。 わからない。ワタシは気がつけば一人だったんだ。」
:あなたの過ごした今までの年数を二つに分けるとしたら、どこが区切りになるだろうか?
その理由は?
【ズズニガガ】「この質問なら、わかると思う。先ほど紹介したジャスパーと出会った時と、そうでない時で区切ることができる。」
【ズズニガガ】「ズーギィの名を得た時に、 ワタシは歳をとった。老いも時間も理解できなかったワタシが、意味を見出した瞬間だ。」
【ズズニガガ】「老いという表現はしっくりこないな。人間で言うところの成⻑、かな。」
:時や記憶を重ねていくというのは、得がたく奇跡的なことだとワタシは思うよ。
今このときもね。 では、次の時間へ進もうか。
ズズニガガ:「そうだね、貴方と出会ったこともワタシにとっては奇跡だ。」
■最後の質問
ここまで質問に答えてくれてありがとう。
最後の質問だ。 質問に答えて記録を残したこと、こうやって過ごした時間を、今のあなたはどう思う?
【ズズニガガ】「とても有意義な時間だっ た。貴方はワタシの先生のようだね。何かを残す、 というのは大事なことだ。」
【ズズニガガ】「どうもありがとう。貴方との会話は楽しかったよ。」
■記録の終わり
最後に、ワタシにできないことをあなたに頼みたい。
写真を撮ってくれないだろうか?
【ズズニガガ】「任せてほしい。では、撮るよ。」
ここまで本当にありがとう。あなたの記録が残せて、ワタシはとても嬉しい それでは、記録はここまでだ。お疲れ様。
「レコード ユア レポート」 fin
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ありがとうございました。
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