妖トリちゃん。
バーヴァン・シーちゃんのことを、ベリルはずっとレディ・スピネルと呼んでいて。
スピネルってルビーの偽物と考えられがちなところがあったからそういう意味で皮肉を匂わせてるのかベリル?と前編のときは思ってたんだけど、後編でがらっと変わってきたなぁ。
スピネルはイギリス王室の王冠に使われている宝石で(ルビーと当初勘違いされてた)、その呼び名を持ったバーヴァン・シーちゃんが24節ラストであの大穴に飛び込んだわけで……。そこにいるケルヌンノスに、吸血妖精のバーヴァン・シーちゃんが噛みついて絶対に何かしら起こるんだろうなぁ。
これが予言の「取るに足りない、小さな虫のひとかみで崩れるのです」に該当する感じ? 比喩じゃなく、虫けら扱いされて虐げられてきたバーヴァン・シーちゃんがケルヌンノスを実際に噛むことで、妖精國の何もかもが崩れる……? キツイ妖精のありさまを隈なく見せられてるので、そういう展開だったら「最高」としか言えないな……。崩れていいよ妖精國(過激派)
「血染めの冠おひとつどうぞ」は、手足も腐って血まみれのバーヴァン・シーちゃん自身が血染めの冠ってこと??
モルガンさまとバーヴァン・シーちゃんを(よこしまな気持ちも多分に含んで)すきになりすぎてつらい。はやくトンチキイベントで救いを与えて。