清水エスパルス×ブンブンジャーコラボ目当てに国立競技場で人生初のサッカー観戦をしたら、応援の持つ力について確かめてみたいことができたので、アイスタに行って確認してみた雑記。
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#エスパルスブンブンジャー部
ブンブンジャーコラボを主目的に国立で清水エスパルスvs横浜FC戦を見たら、サッカーというスポーツのイメージが自分の中で変わった。それと同時に、というかそれ以上に『サッカー王国・静岡(ここで言う静岡=主にエスパルスさんのホームタウンに指定されている市町村と定義)とそこに生まれ育ったりルーツを持つ人たちと、清水エスパルスというサッカーチームの関係性』っていう概念になぜだか突然無性に興味が湧いた。国立に行って、2日後くらいの話。
言うても借り物である国立をああやって『#国立は静岡』化させる人たちは、だったら本当のホームであるアイスタだともっと遠慮・容赦なくアツいのではないか?っていう仮説が浮かんで、でもそれって国立に行って気づいたことと同様に、単純な観客数とかでは測れない主観の感想だから(そもそも国立とアイスタでは収容人数は当たり前に違うから、単なる声の大きさとかなら国立の方が勝ってもそりゃ当然だろうし)この仮説に答えを出すためには自分自身が現地に行って感じてみないと無理だよな~って思って、そう気づいた瞬間なんかするっと「じゃあ、アイスタ行ってみればええか」ってなった。こんな短期間で再びJリーグチケットにアクセスすることになるとは思わなかったけど、まあこういうのってなんでもノリと勢いというか、せっかくの好奇心をそのまま放置するよりかは絶対に正解やろ、って感じた自分の勘を信じることにした。
この時点で残り試合のうち行ける日程が10/20だけだったから山形戦のチケットを取ったら、エスパルスさんは国立の次の試合がアウェイだったので、図らずもホームゲーム連続観戦とかいう愉快な状況になった。今まで静岡は何回か旅行したことあるけど、サッカーの街っていう視点を持って旅したことはないし、途中どこかでそういうのも感じられたらなお良し!くらいのイメージで弾丸遠征を決めた。
(諸々手配完了した数日後、ノリでチケットを取った試合は前節の結果が反映されて『勝てばJ1昇格決定』という大一番に変貌していたのでとてもビビった。発券のときにちらっと見たけど、ダイナミックプライシング凄まじいことになってた)
静岡に来たのは5年ぶり?くらい。今回ひかり単独で来たけど、静岡って関西から意外と近いな?ってなった。京都/新大阪からならひかり単独でも2時間切る(新神戸からでジャスト2時間くらい)し、あくまでも心理的な近さの話だけど良い意味で裏切られた。あと、今の今まで富士山の位置を盛大に勘違いしていたことにも気づかされた。富士山は浜松と静岡の間にある&静岡駅はもっと静岡県の東側に位置していると思ってたけど、新富士駅は関西方面から見て静岡駅の1駅向こうだった。非常に怒られそうな認識は、今日この機会に正しました。ずっと覚えられなかった静岡県内の新幹線の駅の順番を、こんなタイミングで覚えた。
山の上の方にあるアイスタにはシャトルバスで行けるらしくて、今シーズンからシャトルバスは清水駅からの運行のみに変わったとのことで静岡駅→清水駅に移動。かなり強めの風が吹いていて、さすがに暑いかもな〜と思っていた服装でむしろ寒いくらいだった。駅前ではビーチバレー大会をやっていて、なんとまあこの気温で…………!ってなった。第5回?とかだったので、多分例年のこの時期の静岡市はビーチバレーに適した気温なんだと思う。さすがに今日が例外なんだろうな。レンタサイクルも多分自販機もパルちゃんだったので、さすが駅に『エスパルスのある街』を掲げるだけあるな……って思った。
せっかく清水駅に来たので、ザキさんのゴールドポストを探した。西口にあった。すでにサッカーの街の雰囲気はめちゃくちゃ感じてたんだけど、だからこそこの街で育って自身もエスパルスさんのサポーターでありつつも野球で金メダリストになったザキさんって、それはそれでとんでもなくかっこいいなあって思った。これまたせっかくなので、ザキさんのゴールドポストからブンブン年長組にファンレターを出した。ご本人に届くときに封筒がどうなってるのかは不明だけど、差出人は関西の住所なのに清水郵便局?の消印が押された手紙が爆誕する事態になってちょっと愉快。
気になっていたので、エスパルスドリームプラザに行ってみた。ドリプラ、名前から勝手にエスパルスさんのなんらかの施設と商業施設が合体した複合エリアの名称だと想像していたら、サッカーグッズのショップとかフットサルコート?はあったけど、別にチームの関連施設ってわけではない完全な商業施設でびっくりした。運営の大元が同じだから、エスパルスの名を冠しているらしい。違うけどそんな逆ネーミングライツ(?)みたいなことあるんだな!?ってめちゃくちゃ面白かった。個人的にはこの段階で目的の1つめを達成して、エスパルス=いちサッカークラブを飛び越えた、地域の共通言語たる象徴なんだなって確信を持った。帰属意識とかエンゲージメントみたいなビジネス的な考えよりも、エベレストよろしく「なぜあなたはエスパルスを応援するのですか?」「そこにエスパルスがあるから」みたいなイメージが近いのかな。広島行くとカープでこういう雰囲気を感じることがあったけど、根ざしてるを通り越して街そのものと融合してる感じがある。パルスってついてるし、この街の人たちはエスパルスさんと心臓が共鳴してるのかもしれないね。オレンジ色の血が流れてるとか、そういうやつ。
どうにか旅行要素を入れようととして、こないだ『マツコの知らない世界』で、静岡の人はめちゃくちゃフライドポテトを食べる~って放送していたときに紹介されてたお店がちょうどドリプラにあったので、チェリビのポテトを買った。個人的にはめちゃくちゃ好きな味のポテトだった。いいな、近所に欲しいこのポテトが買えるところ。
清水駅に戻って、シャトルバスに乗ってアイスタへ。乗車まで30分くらい、乗ってからアイスタ到着まで30分くらい?山の上だって聞いていたからアイスタのすぐ近くまで住宅地だったのが意外だったのと、シャトルバスのルートの途中にエスパルスの旗を掲揚しているお宅や会社があったので祝日みがあった。確かに山の上ではあるけど、シャトルバスがあるから素人でも来られる。でも人生をエスパルスさんと生きているさまざまな年代の人が来ることを考えると、やっぱり最寄駅から徒歩圏内とかだったらありがたいよなあとも感じた。マツダスタジアムくらいの立地が駅近って言える限界だと思うので、あれくらいの立地にあると楽よなあ。
天気予報は曇りのち晴れとかだったはずなんだけど、到着時のアイスタは強風と霧雨。初めて入ったサッカーの専用スタジアムは、花園とか秩父宮のラグビー場を思い出す感じだった。やっぱり陸上競技のトラックがあるとないとでは、体感の近さが段違いだなあ。芝生もすごく綺麗。これきっと晴天だったらもっと気持ち良かっただろうな〜。富士山は見えたような、見えなかったような。晴天のアイスタを見てみたくなった。
アイスタのことを検索したときに新スタジアム建設予定みたいなニュース出てきたけど、今の雰囲気を継承しつつ駅近になったら最高やろうな〜と思う。専用のスタジアムってロマンよなあ。もちろん多目的に使えるような総合運動施設はこの世に必要だけど、ファンからしたら専スタ(って略すらしい)はそりゃロマンの塊だろうしね。屋外かつ総天然芝って考えたら建設だけじゃなくその後の維持管理の手間と費用面の点とか現実には色々課題もあるんだろうけど、専用って言葉の響きはやっぱり格別というか。この辺はそれこそ、地域に根ざしつつ安定自立したスポーツチームの経営における最難関クラスの課題なのかも、みたいに素人は思った。
今日は西バックスタンドを取ったんだけど、前回がメインスタンドだったので単純に反対側にするか〜ってのと、サッカーのベンチってどんな感じなんだろうって思ってバックスタンド側からなら見られるなと思って選んだ。そしたらアイスタはバックスタンド(と記者席?)だけ屋根があったので、レインポンチョ売り切れてたけど必要ないエリアだったからめっちゃラッキーだった。これは前回も思ったけど、サッカーってコートチェンジすることで試合後半になると自分たちの方に向かって選手がボールを運んでくるから、得点したときよりアツいね。「持ってこい!!!」って感じになるというか。
国立がオレンジ色の面積による圧倒なら、アイスタは体積で圧迫された感じがあった。膨張した熱気がスタンドからピッチに向かって流れ込んでいく、とでもいうのかな。昇格がかかる試合だったのもあってか、素人の主観で言うと物々しい熱意に塗り込められる感じがした。国立の雷神もすごかったけど、アイスタの雷神もすごかったな。何様だって感じなんだけど、ザキさんが雷神を入場曲にしたいと思った理由がアイスタに来て聞いたことで分かった気がした。私でさえ鼓動が早くなってスイッチが入って目が覚めるような感覚に陥らされるこの曲が、エスパルスサポーターなザキさんの活力にならないわけないよなって。雷神、もちろん本家が頂点なのは当然として、ザキさんの選手紹介(リード時の登板で流れる特殊ビジョン演出)にも妙にしっくりくるからすごい。見たことないよっていうエスパルスサポーターさんがいたらYouTubeで開幕戦京セラのやつ見てもらいたいくらい。演出自体は前々から使われてるやつなのに、なんかすごくはまってるんよなあ。あれはあれでひとつの完成形なんじゃないかなって、勝手にそう思ってる。
試合開始。開始1分で背番号3の高橋選手(多分国立だと不在?だった)が、この距離で見てもお顔が凛々しすぎる……ってなった。プレースタイルも知らんくせにいきなり見た目の話するなよって自分でも思うけど、スラっとしてて遠くからでも目を引く華やかな雰囲気だった。あと背番号28の吉田選手のプレーがなんか全体的にすごく面白く?て、サッカーに詳しくないから全然言語化できないんだけどとりあえず存在感がすごかった(この人も多分国立ではいらっしゃらなかったと思う)。あと背番号13の宮本選手と36の宇野選手が、とにかく縦横無尽に走り回ってた印象。背番号66のジェラニレショーン選手はラグビーのFBみたいな雰囲気で、守られてる感じしてホッとするな〜って思ってた。にしても前半30分過ぎたくらいのときの相手キーパーのセーブ、めっちゃくちゃかっこよかった。私も周りの人も完全に決まったと思って半分立ち上がってたけど、あれはすごかったな……。前半終わり、多分私はポジションならDFが好きなんだな、と思った。攻守にわたってずっと走り回ってる献身性みたいなものが刺さる。
後半は怒涛だった。先制したときの盛り上がりったら、もう凄まじかった。それまでエスパルスさんの攻撃って枠の外だったり相手キーパーの正面だったり〜みたいなのが続いていてようやく!!!って感じだったから、めちゃくちゃ盛り上がってた。得点決まった瞬間のあのサッカーといえば、のあの曲の熱唱いいよね。耳に覚えがあると人ってそれっぽく歌えるんだなって実感した。にしてもサッカーって、その試合最初の1点が入ったらその後ゲームが一気に動き出す、みたいなところあるのかな。結構早めに追いつかれてしまってまた膠着状態か……?からのビハインドになっちゃったけど、後ろのマダムの「まだ時間あるじゃないの!走るのよ!」って声がものすごく頼もしかった。あと前の席にいたパパさんに抱っこされてた2歳くらいの女の子がチャント聞いた瞬間「おーれ、おーれ、おれれれ?」って歌い始めたの、英才教育の賜物だ!ってなった。こうやって次世代が育っていくんだな……。
今日のアイスタは今季最多入場者数だったらしい。行くからには多少なりともその場に馴染まないと失礼だよな……と思って国立のチャント集の動画をここ数日見て聞いてしてたけど、付け焼き刃なのでさすがに擬態するのは無理だった。でも応援リーダーっぽい人の動き見てるとそれなりにできるんだなって気づいたので、途中からそれをずっと真似てた。繰り返しの手拍子は一度ノれればできるから、素人でもギリギリなんとかなるなと思った。周りの人には気づかれてたかもしれないけど。国立の配布ユニシャツで浮かないかちょっと心配だったけど、結構着用してる人多くて安心した。同時に、やっぱりあの日の国立には静岡から参加してた人多かったんだろうな〜って実感した。
以下、アイスタに確認しに来たこと=応援の持つ力について、9/28と10/20で感じたことを自分なりにまとめておく。
そもそも応援行動ってまあぶっちゃけ自己満足で、応援対象にとって別に必須なものではない。サッカーだったら規定の数の選手とボールと土地とジャッジがいれば最低限競技としては成立するだろうし、それこそ数年前にはスポーツ界でも無観客試合だって多々あった。だけど同時に応援って祈りだとも思っていて「私が心惹かれているあなたが、あなたの望む未来を得られますように」みたいな気持ちが発露したものだと感じてる。スポーツだと勝利や目標とする結果、芸能なら当たり役とか新曲が広くヒットする、とかが望む未来の代表格かなあ。心のうちに抱いた好きを、何かしらの方法で表現することを応援だとなんとなく定義づけてる。
好きな選手やチームに勝ってほしいから応援するし、応援されていることを感じて応援対象が勇気づけられるなら具体的な何かをしなくても好きな気持ちを丁寧に伝えることだってもちろん応援。表現のやり方は色々あっても、核になる概念は共通だと思う。個人的には誰かに言われてやるものじゃないし、尊重されるべきものだけど振りかざして別の誰かを傷つけたり公共の福祉に反したりするのは絶対に駄目、みたいな解釈でもある。そして何より“あなたが望む”未来、であるのが健全かどうかの基準で、これが“私があなたに望む”未来だったら途端に歪だよねっていう。自分主体の理想の押しつけになったら、それはいつかボタンのかけ違えが起きて自分か相手の破滅にさえゆるやかに繋がる可能性もあると思ってる。
で、応援って高エネルギー体だなって、時おり強烈な実感を伴って納得させられる。まっすぐひたむきで悪意が介在しない応援行動の集合体はそれそのものがひとつのエンタメとして成立するし、時にその熱意はまったくの第三者にさえも己の愛を伝播させて揺さぶる力があるな、と思ってる。国立で見たエスパルスサポーターさんのチャントが、私にとってはまさにこれだった。
この感覚になんとなく近いかもな~って思うのは高校野球で、母校とか地元の代表とか、もちろんこのチームや選手のプレーが好きだからっていう理由で肩入れして見るチームが大会中にできることがある中で、アルプスの応援団の様子を見ているうちになんとなく気持ちが引っ張られてるときがある。今年の夏だと滋賀学園のキレキレダンスとか、大社の爆音サウスポーとか、ああいう印象的なやつ。単純に気合い入ってるな~って思っていたらいつのまにか応援が気に入って、なんとなくそのチーム自体を贔屓して試合を見守っていることがあったりする。あれってアルプスの応援団が選手たちに向ける愛に感化された結果でもあるんじゃないかなって思ってて、応援行動に込められた祈りの感情はしばしば他人を第三者から当事者の側に巻き込むよね。何も知らなくても、なんとなく贔屓してるやつ。応援対象にかける熱量はもちろん違うとしても、熱心な応援は結果として『私が心惹かれるあなた』にとっての味方を増やすことになるんじゃないかと思う。
これって逆もまた然りで、興味持ったものを好きだって言ってる人の治安が悪いと興味が削がれることも普通にある。だからこそ、好きなものを公にしてるときって気をつけなきゃなっていうのは自戒。自分1人で何か影響を与える可能性はまずもって低いけど、どこで誰にどんな印象与えるか分からない以上は気をつけるに越したことはないと思ってる。自分の好きなものは、他の人からも素敵なものだって評価されてほしいし。
もしかしたら他にサポーターがもっと熱い応援をしているよ!っていうチームはあるのかもしれないけど、私はそのチームとは出会うきっかけがないから知らない。一方、コラボで縁を作ってもらったエスパルスさんの試合を見るに至った。この差、めちゃくちゃ大きいなあと思う。特に最近は、自分が今関心のあるもの以外に偶然触れるっていう機会ってめちゃくちゃ減ってる。スマホでなんでも調べられる時代だけど、実際はAIによる分析だったりで元々興味がありそうな情報だけが厳選されて勝手に集まってくるような環境だから、受動的に新しい出会いをすることが本当にない。どこのコンテンツも供給量で既存のファンを囲い込め!みたいな雰囲気もあるし、大量供給・大量消費を繰り返してる(ゆえに、他の何かを構う余裕がなくなりがち)印象がある。そういう状況だからこそ垣根を広げるって案外難しくて、どうにかならないかって新規開拓を考えたときに他ジャンルとのコラボはひとつの可能性なんだなあって改めて思う。もちろんそんなに簡単な話ではない(コラボで来る客の振る舞いを危惧して既存ファンに喜ばれないって話はどこでもあるあるだし、実際野球の試合でそういう場に出くわしたこともある)し、ビジネスとしてプラスになるように成立させなきゃいけないから色々大変だとは思うけども。
ただ、これに関しては確信とか別にないけど、まったく何も趣味がない人よりは何か好きなものがある人の方が多少なりとも興味を持ってくれる確率は高いんじゃないかなって感じる。何かのファンである人は、他者がその人の好きなものに向ける気持ちにも共感できやすいんじゃないか、と。友達の推しのこと、自分は別にそこまでの熱量を向けていなかったとしても報われてほしいとは思ったりする感覚とかもあるし。で、あの肩入れする感覚って究極、友達や家族みたいな身近な人以外にも適用されるんじゃないか?って思わされたのが国立での体験だった。
あの日国立で見たオレンジの祈りの熱波は、サッカーファンですらない私にさえも本当のホームに行って本当の本物を見てみるかって思わせたくらいには、エスパルスさんに肩入れさせる力があったんだよなあ。今後何かの機会に清水エスパルスvs◯◯っていう対戦カードを見かけたら、エスパルスさん頑張れ~って感じる程度の肩入れだけど、0だったものが1くらいにはなってる。
まあでもさ、自分が好きなものを大切にしてくれる相手には、そりゃあ懐いちゃうよねって思う。国立でのブンブンジャーコラボ、めちゃくちゃ丁寧でありがたすぎたもん。現行戦隊でキャスト出演ありのヒーローショーがGロッソ以外で実現したとか、夢すぎる。しかも単にビジネス面だけで決まったコラボじゃなくて、夢と希望が詰まった特等席を実現させたものすごく綺麗な愛あるものだったから。言うてもいちファンが感じる恩義なんて何にもなりやしないけれど、でも懐くよ。
もし、あの国立のコラボをきっかけにブンブンジャー見始めたエスパルスサポーターさんがいるなら、私は是非とも話を聞いてみたい。見てみて一番の推しキャラは誰かとか、好みのロボの装備とか、お気に入りのエピソードとか、なんなら有能なサポーターが特等席に座ることになったっていう7話の未来予知みたいなやりとりめちゃくちゃエモくないですか?って語り合いたい。国立のコラボをきっかけにブンブンジャーのFLT(ファイナルライブツアー/最終回の後、3~5月にかけて全国7~8ヶ所で行われるキャスト出演ありのヒーローショー&トークイベント。例年、静岡(浜松市or静岡市)と愛知(名古屋市)でも開催されてる)に来る人とかいたら、最高にバクアゲだよ。大人1人でもまったく問題なしなイベントなので、興味あるって思った人には是非参加してほしい。ヒーローを文字どおり応援できるのめっちゃくちゃ楽しいし、メタ的にはキャストの卒業式のような位置づけでもあるかけがえのない瞬間なので。
好奇心がくすぐられたから今日来たけど、来て良かったなあ。サッカー王国の雰囲気も、エスパルスサポーターさんの応援が持つ無形の力も、気になったことは確かめられた。強風で霧雨でも、負け試合でも、楽しかったし。確認した結果を総括するなら『自分の好きなものに対して真摯に愛を届ける人たちと、その人たちが応援する対象に幸あれ』って感じになるかな。今日は惜しくもJ1復帰決定とはならなかったけど、残りの試合で決まりますように。何者でもないただのオタクの祈りだけど、1ミリくらいは効果があることを願って。世の中、1ミリで決まることも稀にあるしね。
今回の心残りは、次に静岡に来たときこそ食べたいと思っていたさわやかのハンバーグとは当たり前にご縁がなかったこと。いつもこんな旅程なせいで、いつまでも食べられない。この次に静岡に来るのはそれこそ本当にブンブンジャーFLTなので、そのときもまず無理だと思う。いい加減食べたいな、あのハンバーグ。