シンエヴァを見てきた所感(追記もあるよ)
あれは画面の中で楽園を築くことで、エヴァを信じていた私たち視聴者と「エヴァ」というコンテンツの葬式をしているんだと思った。ありがとうございます、今観れて本当によかった。
「エヴァ」の盛大なお葬式のように感じた。心象風景である電車の中は、問答とかシンジくんの心を表すものだと思ってたけど、送辞と答辞だったのか!!と思うなど。
画面の中で楽園を築かれることによって、視聴者である私たちは外から観ているんだなって再認識してしまったし、そこから葬式というイメージにも繋がってくる。ラストの描写技術も相まって余計に。
アニメーションと現実が融解してしまったあの様。
私たちから彼らには何も贈れない、贈ることを許されないからなぁ…。
人生の節目でないと観返せないかもしれないし、自分の教示にまでなったなら何度も観返すのかもしれない。それくらい、美しくて恐ろしい青春の終わりだと思った。
私は庵野監督がとても好き。
他の作品(形式問わず)も観るし、そのコンテンツを好きになるだろう。
でもきっと「エヴァ」はここで終わりだと思うし、一個人として、それでいいと思ってる。
さようなら、全てのエヴァンゲリオン。
画面の中で、紙の中で、また会いましょう。
※ここからは邪念
01)「さようなら」
→さようなら!?また会えちゃうじゃん
→画面の中でなら何度でも…???コンテンツは不滅……????
02)渚カヲル
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
推しという言葉を知る前から好きだったメンズが…特大ダメージを受けちまった……。
だから
カヲルくんのみならず、シンを観たあとの目線ですべて(旧アニメ、映画、コミカライズ)を振り返って頭を抱えた人、他にもいると思う。私がそう。
あとラストシーン、あれはずるいんだよ。
03)式波シリーズ
なるほど!??!
○波か〜、似てるな〜と思ったけどそこまで同じに…。惣流の時はオリジナルだったのかな。
旧劇のラストと同じ構図、同じ背景に成長した身体だから、そうなのかもしれないな〜と思うなど。
「ひとり」の意味や、新劇の態度を再度考えさせられる。
(随時更新してます)