反抗期の娘・ジェーンは幼い頃に父親を亡くし、母のグレイスと二人暮らし。彼女は過干渉な母親を疎ましく感じていました。そんなある日、グレイスが恋人のケヴィンと共にコロンビア旅行に出かけることに。口煩い母がいなくなり、ジューンは思う存分羽根を伸ばしていました。母とその恋人が旅行から帰るその日、空港に迎えにいくジューンですがいくら待っても2人の姿は現れませんでした。
2人のSNSアカウントやメールアドレスなどインターネット上のあらゆる情報ツールを駆使してグレイスとケヴィンの居場所を探すジューンは次々と衝撃の事実を目の当たりにすることになり…！後半は「やめて！ダメ！！警察呼んで！」と悲鳴をあげたりしつつ拙い主人公の言動にハラハラ。(自宅で見ててよかった…)どう見ても冷静ではいられない状況でしたし、彼女が思わず言いなりになってしまうのも致し方ないんですけれど、あそこで抗う術があったらなあと思ってしまいます。
結末としてはハッピーエンドだと思います。しかしながら人間の怖さをじわじわと感じるストーリーでしたね…お化けなんかよりずっと怖い。直接的なホラーシーンはないのですがある意味でサイコスリラーともいえる作品ではないでしょうか。

追記(ちょいバレ)
仕事はできるけどのんびり屋な便利屋のおじさんがどんどん愛おしくなります。8ドルであんな働きしてくれるなら有能ですね。時給はもっと上げてもらっていいと思う…