名探偵コナン最新号で読み解いた衝撃の真相
最新号で登場したジンの正体はジンではない
コナン読者も予測不可能な衝撃的事実に辿り着いた
このレベルの謎解きについてこれるか?
耳を綺麗にして目を見開いて読んでほしい
準備はいいか?
1つ1つ描写を丁寧に見ていけばそれが見えてくる
「予測不可能」と作中で謳われていた通り
現時点でコナン読者誰もがまるで予測不可能な展開だった
その中でも僕だけが見通した衝撃の内容。結論から言えば
『最新号のジンの正体はジンとすり替わった公安の黒田』だ!!!
描写を1つ1つ読み解いていけばそれが見えてくる
箇条書きにして見ていこう
1.キャメルの車を襲撃する際トラックの荷台から襲撃している
ジンはこれまでの組織編において「常に高所を取り狙撃班に狙撃させていた」
毛利小五郎襲撃事件もビルの上に陣を構えていた
『標的を確実に仕留めようとするなら高所を取るのが鉄則』である
トラックの荷台から狙撃しようとしたジンにはいささか違和感がある
2.ジンがキャメルの車を狙撃する時左手に構えず右手に構えている
覚えているだろうか、先週のFBI捜査官を狙うジンは銃を左手に持ち銃を撃った
だが「今回のジンは右手で銃を構え撃っている」
いつもの組織編のジンはこれまで常に左手を使っていた
毛利小五郎を狙撃しようとしたシーンで赤井に邪魔されスコープを覗く際も
「左手に構えてスコープを覗いている」
ジンが左手ではなく右手で銃を撃っている、これは違和感と言えるだろう
『追記』:今回ジンが狙撃に使った銃は
「これまでの組織編でキャンティ・コルンが使った銃の形状でもない
全く初めて見る様な銃の形状をしていること」
このジンが使っていた銃自体が『組織が所持している銃ではないのではないか』
という疑問が生まれるところである、やはりここでもおかしな点はある
3.ジンがキャメルの車を襲撃する際足元を狙っている
引き続きジンのキャメルが運転する車を狙撃するシーンから取り上げるが
ジンは「どうしても狙いたい標的には頭部を狙う癖がある」
緋色シリーズではジンはキールに赤井殺害を命じた時
「頭を狙え」と指示、コナンサイドもこれを読んでいた為計画通り上手くいった
ジンは銃で標的を狙う時、頭部を狙う
先週のFBI捜査官を撃った時も足元ではなく確実に倒せる頭、その中でも
口に銃を突っ込んで撃った
黒の組織との再会では灰原には腕や肩を狙っていたがそれは灰原だからか
しかし、最新号のジンはFBI捜査官の足元を狙っていた
言ってみれば「確実に獲物を仕留めるジンらしくない狙撃と立ち振る舞い」である
ここからも最新号のジンには違和感が残る
4.「大事の前」というセリフ
「大事の前」、これはRUM候補である公安黒田が安室と電話で話していた時に
話題に上がったワードである
それをまさか敵対する黒の組織の幹部ジンが言った
一見見れば黒田の「大事の前」とジンの「大事の前」
それぞれ別人で同じこと、或いは違う「大事」について話している様にも見えるが
なぜここで「大事の前」というワードが出てきたのか
感覚を研ぎ澄ませ読み解く必要があるだろう
この「大事の前」というワードを知っている人物は描写としても「黒田と安室」くらいである
アブダクションという論理的推論を知っているだろうか
三段論法と言われ、やや飛躍させた「論理的推論」である
黒田「大事の前」→ジン「大事の前」→『黒田=ジン』
これが三段論法のアプローチである、『超飛躍させた推論』でもこれが見える
「もしかして黒田とジンは何か関係があるのか!?」
黒田とジンの何かしらの関係を想起させるジンのセリフだったのだ
5.黒田とジンが持つ目の隈
「黒田とジンは2人とも目の下に全く同じ形の隈がある」
そう、全く同じ形の隈を持っているのである
つまりジンと黒田、この2人同士のみ「すり替わっても違和感が生まれない」とも言えるのだ
黒田は顔の右側が火傷で右目が見えない様なので左目しか見えないが
その「左目の下まぶたの辺りにしっかりと隈がある」
そしてジンも「両目の下に隈がある」
『黒田とジン、共通して持っている顔の特徴』である
この内容は名探偵推理ブログ「シュワシュワセオリー」にも既に書いた内容でもある
こうして「1つ1つ証拠・事実・裏付けを積み足し、積み重ねて今回の結論に至っている」
訳だ、『1朝1夕では名探偵コナンの謎は解けない』
ちょこちょこコツコツ日々の積み重ねで大きな真相に辿り着くのだ
『まとめ・結論』
1・2・3と書いてきたここまでの『いつものジンらしくない違和感』と
4.公安黒田が発していた「大事の前」
5.共通して持つ「目の下の隈」、この2つを合わせて見れば
『今週号のジンは本当はジンではなくすり替わった黒田、黒田ジンである』
という結論が導き出される
「ジンがジンらしくなく別人の描写・可能性が見えたところに黒田が言っていたセリフ」
この結論はそうぶっ飛んだものでもないだろう
前章の「キッドベル」と『推論の立て方』は同じである
「キッドらしくトリックも解けず、女性のヘアクリップには反応した、女性の可能性」
前章の『謎解き』を踏まえて『今週の黒田ジン』の結論へと辿り着いたのである
これはつまり僕がこれまで推理してきた推理と同じ『確定推理』である
今週の『ジンらしくないジンはすり替わった黒田だった』のだ
「黒田とジンはどういう関係なのか」その後の謎は1人1人努力して解いてほしい
この大きなヒントがあれそれを十分掴めるはずだ
今回の新章の序章である前の章
『優作のピンチに駆けつけた怪盗キッドと思われた人物が実はベルモットだった』
あれを解けてこそ今回の『黒田ジン』を解けるのである
僕はツイートでも「前回のキッドベルは今回の新章の為の練習ドリルだからね!」
と呟いていた、これがまさに、その通りの結果となったのだ
今のところTwitterでも『誰も1人すらそこまで辿り着けていない』
前回僕は最初は怪盗キッドと言っていたが描写を見直し「ベルモットに辿り着いた」
『描写の分析、仮説を立て裏付けを取る、整合性の検証』
ここまでやってこそ前回の「キッドベル」も今回の「黒田ジン」も解ける
このレベルに辿り着かないとこの先『RUMの全貌』を推理して解けることはない
RUM編を何とか読み解こうと思ったらこのレベルが常に問われるのである
[[今回の「キッドベル」に「黒田ジン」で分かるだろう
『論理の洗練なしにRUM編は絶対に解けない』と
論理力・推理力を高めずしてミステリーの謎、名探偵コナンの謎を解ける事はない]]
「キッドベル」や「黒田ジン」、このレベルにまでコナン読者が達せることを
願っている。その先にはRUMの正体が見えてくるだろう
今回1度きりの超爆撃ヒントはこれでまとめるとしよう
読者が予測不可能の衝撃の事実『このジンは黒田である』の証明完了
Q.E.D.