SS3939、アルストロメリアちゃんの補足キャラ語り。
「ふぁぼされた数だけうちの子イメージソングの歌詞載せる」のやつの大型補足。
文字数が足りないだけでふせったにした。
帝夢さん家のソニアちゃんの名前借りてます。
前提ツイート
https://twitter.com/blue_dolphin311/status/1343975502516637696?s=20
そのツイートのためにうっかりお絵描きしたイラスト
https://poipiku.com/1372141/3429186.html
なんでお絵かきまでしちゃったの、っていう話からここまでに至ってしまっている
贔屓ではないんだけどあの歌詞あの子にとって重いんだ。
で、該当の歌詞
「失くした情景を 取り戻したくて
今もまだ 意味を追い求めているの
僕のこの感傷を 解いて欲しくて
ただ、願った。
消せない色 今は何処に
重ねた手を 覚えているから」
この時姉をうしなってると思ってた、ってだけ書いたんだけど、実際にこの情景の時って
・彼女はアンドロイドである
・生みの親の博士がいなくなり、その時に初めて感情を知った。
・博士の遺言のような手紙の中に、
「そして願わくば、連れ去られてしまったSS1177と邂逅できたのなら、
互いに手を取って笑い合える未来が来ますよう。」の一文があった
・姉こと、SS1177が連れ去られた先はFHである。
・彼女が最初に得た感情は「哀しみ」である
ここが前提になるんですよね。(すでにしんどい)
上記の歌詞は、主に博士に対して向けられたもの、なんです。
この時は姉こと、ソニアちゃんにはまだ出会えていないので。
感情を得たばかりの彼女は、こんなもの、苦しくて苦しくていやだと思っていて。
哀しみですからね。
そう言う意味での彼女のイメージソングは、鏡音リンの「ココロ」なんですよ。
実際に、ココロ聴きながらキャラ構成していたので。
でも、動かしてみて、『朝焼け色に染まったこの部屋で』がやべえってなったので、
”あの時”のメリアちゃんのイメージソングはその2曲です。
で、感情を得たので、『このような、感情というものを持ったまま、博士との日々を取り戻せたら』
というのがありました。
ただ、機械として、そんな考えは無意味だとわかっている。
でも、得た『感情』の部分がそれを否定する。
状況から、博士はもうこの世にいないのでは、と彼女は感じています。
実際には生きていると思うのですが!!
その上で、ソニアちゃんのことになるんですけど、
彼女が連れ去られたことで、『FH』という存在について博士からも聞かされていたし、
彼女も自分で検索したり、いろいろしていた結果、
『姉が現存していることはもうないだろう』と、どこかで感じていたんです。
よくて、記憶を消されて兵器になっている。
悪くて、実験を重ねられて廃棄。
>>実際に両方経験しているソニアちゃん<<
泣いてしまう
どちらにしろ、邂逅したって『互いに手を取って笑う』などできない。
下手すれば、戦闘能力のない自分は壊されるだけだろう。
手を取り合える未来などない。このまま、一人。
そう考えていたところ、自分もFHに連れていかれて、ますますその思いを強めていたところに
やってきたアンドロイドの首の位置に、書かれていた『SS1177』の文字。
しかも、自分への敵意はそれほど感じられない。
「……その、首の、文字。アナタが、『SS1177』?」
この台詞、淡々と、何も感じていないように言ったつもりですし、感じさせないようにしました。
けれど、この一つの言葉の裏には、
縋りたいほどの、『希望』が実はこめられていました。
本当に存在していたの?
戦わなくていいの?
ボクは、ひとりじゃないの?
というのが、さりげに。
最後は一緒に帰る、という感じになりましたが、
もちろん、研究所に放置される可能性だってありました。
けれども、メリアちゃんにとっては、「自分と同じような存在がもう一体いる」というだけで
表現できないほどの大きな希望だったんです。
彼女の瞳には、シナリオエンドに、初めて大きなハイライトが入りました。
『喜び』の感情を得たことの表現としています。
この感情を得たメリアちゃんには
『朝焼け色に染まったこの部屋で』の歌詞はもう不要なんです。
不要ってことはないか。でも、少し癒せた過去。
博士には会いたい、取り戻せるなら取り戻したい。
でも、それなら今度は、お姉ちゃんと一緒に。
今、一緒に居てくれる先生と一緒に。
共に自分を支えてくれる仲間と一緒に。
『希望』を抱えて、向かっていきたいのです。
今のメリアちゃんのイメージソングはなんだろな。
すぐにはパッと思い浮かばないな…
「あなたがいることで」とか似合いそうとも思わなくはないが、違うんだよな。
もっと希望にあふれている。
考えとこ。
…とまあ、ここまでいろいろ考えて載せての歌詞だったので、
通常の立ち絵をぽん、と紹介で載せるのではなく、当時の気持ちを描いた
お絵描きしたくなったんですよ!ってお話!だったのでした!!!!
来年の目標の一つに、メリアちゃんをどっかのシナリオに連れて行く、というのがあるので、
運よく相性良さそうなシナリオに出会えたらいいな、などと思っております。