ってか自分用にここにまとめるか。
歴史完全版。やっぱりシナリオライターさんのブログ時代のものだったらしい。
記憶と違うとこあったし、アレクの執念…。
あとアレパちょっと捗る設定あるのねと個人的に思いました。
でも私はルリパ。
2ちゃん情報だから信憑性似若干難ありの気がするけど、大体覚えてたのと一緒だったから信じる!
これをどうするかは皆さん次第??
1000年ぐらい前~
「珠魅狩り」
他種族による核を狙った珠魅狩りがはじまる。
珠魅達は幾つかのグループに分かれて、隠れ住むようになる。
珠魅の座に関係なく、多くの珠魅を集って、煌めきの都市を作った若き指導者ディアナは、その後まもなく珠魅族長と認められる。
これは座の上下関係に縛られた珠魅達の古い常識を覆すもので、高位の座に着く珠魅達には嫌われたが、低位の珠魅、捨石の座として一族中最も迫害されていた、位の低い珠魅達の多くを救うことになる。
結果、ディアナの統治した煌めきの都市が最も大きな都市となった。
ディアナの片腕、珠魅の騎士の統括者、騎士長(きしおさ)であるルーベンスが他種族との関係を徹底排除。
外界とのつながりを持つ珠魅を厳しく取り締まる。
ルーベンスは、他の煌めきの都市との交流さえ罰し、ディアナの治める煌めきの都市を完全に孤立化させた。
そのため、珠魅は他種族に忘れられた幻の種族となるが、ルーベンスの功績は大きく、後の「帝国軍侵攻」時も、ディアナの治める煌めきの都市だけは、その存在を隠すことに、ほぼ成功していた。
なお、この段階では、玉石の座の姫は不在であったため、形のみディアナが兼任していた。
珠魅族で代々の玉石姫の騎士を勤めていたレディパールは、当時の玉石姫に付き添い、別な煌めきの都市に移住している。
以後、数個所の煌めきの都市に別れた珠魅達は、珠魅にとってはつかの間の平和な時を過ごす。
120年ぐらい前~
「帝国軍侵攻」
大陸の皇帝(後の不死皇帝)ひきいる帝国軍が煌めきの都市に侵攻。
複数あった煌めきの都市は壊滅的な打撃を受ける。
レディパールが守っていた玉石姫も殺され、その都市も崩壊する。
レディパールは、生き残った珠魅を連れ、ディアナの統べる煌めきの都市へ逃げ込むが、その後を付けられ、皇帝軍に居場所を知らせてしまうことになる。
ディアナはそれでもレディパール達を受け入れ、共に戦おうと、はげます。
レディパールは戦うことを決意、騎士長ルーベンスと協力し、帝国軍を退ける。
レディパールの活躍と、当時進行中であった帝国の侵略戦争の事もあり、皇帝は軍をいったん引き上げる。
110年ぐらい前~
「玉石姫誕生」
全滅は免れたものの、珠魅達は一族の儚さを思い知らされた。
特に、珠魅一族の精神的支柱、玉石の騎士であるレディパールが負った核への傷が、
珠魅達を不安に陥れていた。
再び皇帝の攻撃を受ければ、一族の全滅は避けられないと誰もが感じ、珠魅達は、レディパールの回復、ひいては一族の存続のために、「涙石」を欲っし、
形だけの玉石姫を兼任していたディアナに、それを訴える。
しかし、ディアナは泣けず、また他の姫達も涙を流すことができなかった。
長い不安の時の中で、彼らは他者のために涙する心を完全に無くしてしまっていたのだ。
ディアナは、姫長(ひめおさ)であったサフォーに命じ、涙を流せる姫を探させるが、見つからない。
そうして、幾日か過ぎ、レディパールがいままさにくだけ散ろうとしているその時、見舞いに訪れていた一人の少女が涙をこぼした。
この少女が、当時、まだ捨石の座という最も下級の座に属していた蛍姫である。
ディアナは即座に、玉石の座を蛍姫に与え、玉石姫とする。
帝国軍の侵略から逃れ、この煌めきの都市にやってきた蛍姫は、少しでも自分が役に立つならと、自ら進んで玉石の姫の勤めを受け入れたという。
玉石姫、蛍姫の誕生である。
涙石の出現という奇跡に、珠魅達は蛍姫を崇めると同時に、自分達の長寿をも願い始めた。
「それでこそ、玉石の座におわす方。蛍姫、どうぞ、我らの核も癒して下さい。新たな命をお与え下さい」
それは、珠魅の歪んだ歴史の始りだった。
蛍姫は、その願いを拒むことなく自分の命を削り、皆に「涙石」を分け与えていた。
傷付いた者にも、そうでない者にも、彼女は等しく、涙を、己の命を分け与え続けた。
まもなく、蛍姫は倒れ、その命が枯れ果てようとしていることを、ディアナ達は知ることになった。
100年ぐらい前~
「煌めきの都市崩壊」
蛍姫が倒れたというショッキングな事件に、生き残った珠魅達は、再び不安に襲われる。
「蛍姫が死んだら、誰が我々の核を癒してくれるのか?」
珠魅達は、蛍姫に替わる玉石姫を求めて、涙を流す力を失った姫達を疑いはじめ、憎しみあうようにまでなっていた。
珠魅の長ディアナは事態を重く見、時の姫長サフォーに姫達をかくまうように命じる。
また、騎士長ルーベンスは進んで騎士のひきしめにあたり、混乱をなんとか収めようと努力していた。
また、当時、ディアナは後継者の育成にも力を注いでおり、エメラルド四姉妹を手元に置いている。
後に、四女エメロードのみがディアナの手元に残る。
一方、玉石の騎士レディパールは、蛍姫の命を保険に長寿を願う一族の在り方に疑問を持ち、玉石の座の排除を求めて、ディアナと対立する。
レディパールは、聖域にあるというマナストーンの奇跡を唄い、一族から蛍姫を解放しようと試みる。
「珠魅に新たな時代がおとずれたのだ。これからは、涙石を当てにせぬ、限られた命を力強く生き抜く珠魅の時代だ」
他の輝石の座の珠魅達、ディアナ、ルーベンスによって退けられる。
ディアナ自身は、玉石の座廃止に深い理解を示していたらしい。
それは、ディアナが、煌めきの都市に正式な玉石姫を置いていなかったことからも推察できる。
ディアナの理想と、レディパールの理想は同じものだったのかも知れない。
しかし、一族の不安が募る中で、ディアナは蛍姫を手放すことは出来なかったようだ。
また、第一に蛍姫に涙石を分け与えられた者として、この件に関してのレディパールの立場は弱かった。
レディパールは、蛍姫の騎士、玉石の騎士を降り、マナストーンを探す旅に出る決意する。
「レディパール様には長いこと助けていただきました。もうそろそろ、解放して差し上げなくてはなりませぬ」
だが、ディアナのこの意見に、周囲の珠魅達は猛反発する。
ディアナは仕方なく、表向き、反逆罪(玉石姫の私物化の罪)で追放という形をとりレディパールを解放する。
この心配りは、ディアナを陥れる格好の材料となった。
パールを慕う多くの姫達や、珠魅の習わし、座による上下関係を尊ぶ古参の珠魅達は、これを理由にいっせいにディアナを叩き始めたのである。
騎士長ルーベンスと、姫長サフォーのささえがあって、
ディアナはかろうじて族長の座を守ることが出来たようだ。
蛍姫の騎士、玉石の騎士には、レディパールと想いを同じくする、アレクサンドルという金緑石の騎士が選ばれる。
彼は、新たに煌めきの都市に避難してきた珠魅ではあったが、すぐさまレディパールの弟子になったため、珠魅達からの信頼は厚かった。
剣の腕に優れ、変装も巧みで他種族との交渉もなんなくこなす、優秀な珠魅であった。
そして、なにより、彼は深く蛍姫を愛していた。
不思議なほどに。
玉石の騎士の世代交代は一見うまくいくように見えた。
しかし、レディパール旅立ちの朝、蛍姫は何処かへと姿を消した。
アレクサンドルが一族を裏切り、蛍姫を連れ去ったのだ。
ディアナ達は知らなかったのだ。
帝国軍侵攻の前から、アレクサンドルが蛍姫と共にいたことを。
アレクサンドルと蛍姫がパートナーとなることを、互いに誓いあっていたことを。
戦争の傷跡は二人を引き裂き、蛍姫はアレクサンドルの手の届かない、玉石姫とされてしまった。
蛍姫達は別な煌めきの都市の珠魅であった。
帝国軍侵攻で都市を焼け出された、蛍姫達はディアナ達の煌めきの都市に逃げてくる際、帝国軍の待伏せにあう。
若き騎士達は他の珠魅を逃がすため、その場に残って帝国軍と闘ったという。
その中に、蛍姫と将来を誓い合ったアレクサンドルの姿もあった。
無事、ディアナの治める煌めきの都市へ逃げ延びた蛍姫達だったが、彼女達を逃がすため、闘った若き、勇気ある騎士達は一人も戻ってこなかった。
蛍姫は、嘆き悲しみ、アレクサンドルの死を悼んだという。
蛍姫が玉石姫になるきっかけとなった、あの時、瀕死のパールのために涙を流した、あの時‥‥彼女の胸にはどんな想いがあったのだろうか。
珠魅一族のため剣を振るい続けたパールの姿に、自分を逃がすために傷つき倒れてしまったであろう最愛の騎士、アレクサンドルの姿を重ね合わせていたのではないだろうか。
蛍姫が玉石姫としての責務に熱心であったのも、自分の騎士となるはずだったアレクサンドルが、帝国軍に殺されてしまったと思っていたからである。
「一人でも多くの珠魅を救いたい」という蛍姫の気持ちの奥には、大切な人を奪われた深い悲しみがあったのだった。
そうして、たった一人で一族を支え、涙を流してきた蛍姫の身は、砕け散ろうとしていた。
蛍姫は、これでやっとアレクサンドルの元へ逝ける‥‥と思っていたのかもしれない。
だが、アレクサンドルは生きていた。
突如としてその姿を現したアレクサンドル。
彼は、パールの後を継ぎ、玉石の騎士となっていた。
蛍姫は、かつての想い人アレクサンドルの姿に心ときめかしたに違いない。
しかし、アレクサンドルの方は違った。
彼は、蛍姫を取り戻すために、レディパールに接近し、玉石の騎士の称号を得たのだった。
この周到に練られた計画の裏には、愛する姫を奪われ、その命を消費し続けた珠魅という一族への、激しい憎しみがあった。
アレクサンドルは、名実ともに己の姫となった蛍姫を連れ、煌めきの都市を後にする。
こうして、癒しの力、蛍姫の存在を失った珠魅の都市は崩壊する。
ある者は珠魅であることを隠し、他種族と立ち交じって暮らし、またある者は、珠魅であることを捨て、ただの石として生きることを決意したという。
聖域にあるマナストーンを求め、旅だったレディパールも、蛍姫をめぐる、アレクサンドルとの諍いの中、傷つき倒れて行方不明となる。
真珠姫はこの時誕生し、瑠璃に引取られることとなる。
(真珠姫の性格は蛍姫を模しているのだと、レディパールは考えていました。
「戦えぬならせめて、玉石姫になり、煌めきの都市を支えねば」という、自分の思いが真珠姫の姿を取って切り離されたのだと、そう思っていました。
しかし、現実には、真珠姫は玉石の座を拒み、涙も流すこともできません。
レディパールは苛立ちを感じ、レイリスの塔で、幾度か真珠姫を力ずくで従えようとしますが、真珠姫は瑠璃や主人公に守られ、手出しできませんでした。
そしてその、互いに助けあう光景は、レディパールの心に珠魅の本当の姿を思い起こさせることになります。
物事を性急に解決しようとしていた自分達が忘れていたこと、そのことに気付いたのです。
「お互いのことを好きになろう」
「幸せの四つ葉」で真珠姫が宝石泥棒サンドラにむけた言葉です。
この小さなメッセージこそが、珠魅がなくしていた心なのです。
そしてレディパールは「ティアストーン」で、自分の全て、レディパールも、真珠姫も、その全てを瑠璃に託します)
80年ぐらい前~
「宝石泥棒の活躍」
気付くと、煌めきの都市から連れ出されていた蛍姫は、かつて自分が姫となることを誓ったアレクサンドルの姿を見て驚く。
アレクサンドルはやせ衰えた蛍姫の手を取り、こう言った。
「レディパール様の申し出が受け入れられ、玉石の座が廃止されたのです。
私はディアナ様から、貴女を一刻も早く癒すように命じられています」
「新しい時代が来たのですね‥‥」
「はい。レディパール様とディアナ様が望んでおられた時代です。しかし、それを良く思わない珠魅達もいます。貴女を襲い涙石を奪おうとする動きもあるのです」
「私は構いませぬ。傷ついている者を癒せるのでしたら、涙石などいくらでも‥‥」
「それでは、パール様、ディアナ様の理想が遠のくでしょう。
ここは珠魅が一丸となって超えねばならない、試練なのです。
限られた命を受け入れるということに、我々は慣れねばいけない」
「わかりましたアレクサンドル。貴方のお好きなようになさって下さい」
アレクサンドルは、蛍姫を騙すことに成功する。
蛍姫は重症で、起きていることすら稀であり、さらに外界からの情報量も少なかったため、アレクサンドルを疑うことはなかった。
もともと、人を疑うことを知らない心の美しい蛍姫が、かつて姫になろうとしていた騎士を疑うなど、考えられないことではあった。
(蛍姫の不安はティアストーンに入って初めて現実に現れています。
レディパールの回想シーンを見るまで、彼女はアレクサンドルのしていることがなんであるのか、不安に思ってはいても、はっきり分かることが出来ませんでしたし、その手段もありませんでした)
アレクサンドルは、蛍姫を癒す方法を探して各地を転々とするが、かつて珠魅狩りをしていたジオにある宝石店の存在を知り、そこに拠点とするようになる。
しばらくのち、呑み込んだものを融合させる力を持つ、醜い姿を持つ宝石王と出あい、親交を深める。
宝石王はその姿のため、人に疎まれていたのだが、アレクサンドルと蛍姫は彼を友人として認め、温かく接していた。
蛍姫の命をむさぼり、きれい事ばかりを並べる偽りの美に満ちた珠魅の世界を知るアレクサンドルにとってみれば、宝石王の容姿への謙虚さや、他人を思いやる姿勢は、たいへん好ましく思えたのである。
宝石王は異形な姿ゆえ、美しいものを愛する男だった。
彼は、蛍姫とアレクサンドルの心の美しさに打たれ、二人を救いたいと協力を申し出る。
アレクサンドルは輝きを持つ宝石を集め、宝石王に呑ませ、涙させることで涙石を生もうと考える。
宝石泥棒サンドラとして、珠魅の核にも匹敵する、輝きのある宝石を探して盗みだしていくアレクサンドル。
また一方では、宝石商アレックスとして町を巡り、価値ある宝石収集に力を注いだ。
アレクサンドル、紫と緑、二つの顔を使い分けた巧みな変装に、周囲の眼は完全に誤魔化すことが出来た。
男のアレックスと、女のサンドラを同一人物と見破るものもいなかったし、煌めきの都市では、女性化していなかったアレクサンドルを、宝石泥棒サンドラと結び付けるものもいなかった。
(なお、アレクサンドルの姿はゲーム中は現れません。
アレックスの姿は紫の顔で男ですが、アレクサンドルが変装したものです。
サンドラの姿は緑の顔で女で、こちらは素顔に近い状態です)
宝石泥棒サンドラは、その血を流さない鮮やかな犯行手口から、怪盗淑女サンドラとして、巷では有名になる。
当時、まだ子供であったボイド警部は、この時のサンドラの姿を見て憧れた。
だが、千の宝石を盗みだし、宝石王に呑ませたものの、涙石は生まれなかった。
アレクサンドルは失意の中、珠魅狩りを決意する。
この少し前(今から100年ほど前)、皇帝は、帝国の占領下にあった小国の美しい女騎士、シエラに暗殺される。
皇帝亡き今、他種族との共存の道もあった珠魅達だが、その希望もあえなく絶たれようとしていた。
…アレク、パール様に弟子入りしてたん…?とか、もう都市に来てからずっと憎しみを抱き続けてながら、皆にいい顔して取り入ってたん?とか、マジでアレクの執念ヤバいやん。
蛍への愛が重すぎるやん…ヤンデレ一歩手前になってない?大丈夫??
しかしパール様に弟子入りとか、パール様本気でアレクの事信頼してたんじゃないかとかちょっとだけアレパに流れかけたわ。
げふんげふん。
あー考察という名の妄想はかどるぅwww